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【アイデミー社員紹介】敷居を下げて技術を身近なものに。専門家の言葉をわかりやすく伝えるコンテンツづくり ―Aidemy事業部コンテンツグループ 小田―

アイデミー社員紹介をお届けします。今回は、Aidemy事業部コンテンツグループの小田です!

――所属部署と業務内容を教えてください。

Aidemy事業部のコンテンツグループでリーダーをしています。コンテンツの制作に加えて、リーダーとしてはグループのスキーム作りやマネジメントが主な業務です。

アイデミーでは、「Python入門」「組織を変えるDX講座」といった一つひとつの教材をコンテンツと呼んでいて、動画はもちろんクイズ形式やテキスト形式など、いくつかの種類があります。

――前職は書籍の編集者だったそうですね。

前職では実用書の編集に携わっていました。書籍の世界でもデータサイエンス関連の分野が隆盛を極めつつある時で、ビジネスパーソン向けの入門書を何冊か作りました。

所属していたチームの編集長が、プログラミングにも詳しいし、パソコン書も作れるし、ビジネスパーソン向けの本も作れるという、この分野に精通しているスーパーな方でした。その方のもとで編集をやってみると、このジャンルはイメージしていたよりも身近だなと思ったんです。

例えば「データ」と一口に言っても、研究者がスーパーコンピューターで扱うようなものに限りません。普段私たちがビジネスで扱っている顧客情報も「データ」なんですよね。研究者レベルの話は難しいにしても、実際はそれほど身構えるような内容でもないな、もうちょっと敷居を下げて世の中に広めてたいな、という気持ちが出てきました。そんな時にアイデミーの存在を知ったんです。

――そこから入社までには、どのようないきさつがあったのですか?

アイデミーなら、「敷居を下げて広める」という部分でよりダイレクトに関われるのではないかと思いました。本はどうしても、自分から読みたいと思う方任せになってしまいますので。また、この先まだ仕事に時間をかけていくなら何に貢献したいのか、自分の原点に戻って考えたんです。それが「環境問題の解決」でした。

私は動物が好きで、子どもの頃は獣医になりたかったんですよね。大学では生物を専攻し、環境に興味があったので、生態系を卒論のテーマにしました。そんな中、海でクジラやイルカがペットボトルを食べて死ぬ、という写真を見て結構な衝撃を受けたんです。たとえ便利なモノでも、見て見ぬふりをしている間に世界では悲惨な状況になっているのだと。

そんな中、オランダの高校生が機械学習を利用して海洋ゴミを回収するシステムを考案したというニュースを見ました。それを知った時に、プログラミングやAIについて「遠く離れた想像もつかない場所で使われている難しい技術」というよりも、「人間社会の実生活の中に組み込めるじゃない! 身近な環境問題も解決できる」と思ったんですよね。

企業が実際に使って利益を出しながら、持続可能な社会を実現する――アイデミーでは、この二本柱を両立させるための取り組みができると感じたことも大きかったと思います。

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――アイデミーはどんな会社だと思いますか? メンバーの印象を聞かせてください。

真面目だと思いますね。
ベンチャー企業なのでスピード感があるし、誰もが忙しくて大変なんですが、どの部署の方も、若手もベテランも関係なく、みんなちゃんと地に足がついているようなイメージがあります。

ルーティーンをただこなしているのではなく、各々が「こうしたい、こうした方がいい」という自分の考えを持って、ひと呼吸置いてからコミュニケーションを取る――そんな方が多い印象です。

――アイデミーに向いている人、一緒に働きたいのはどんな人ですか?

「自分はこうしたい」という、意思のある方です。何のためにこの仕事をやっているのか、日々の細々したタスクの先に思い描けるような方がいいと思いますね。

先ほどもお話ししたように、社会的な問題意識を持って経済とSDGsの関係を考えると、こういった技術はこれから不可欠なものだと思います。携われる部分は微々たるものだとしても、それを世の中に広めていく事業に共感できる、大きな視点で物事を見られる方はウェルカムです。

現在のコンテンツグループは、企画の相談だけでなくツールの使い方などもお互いに教え合うような環境です。今はだいぶ組織が落ち着いたので、一人ひとりの担当業務はありながらも「グループで頑張ろうね」という雰囲気になりました。20代の若い方から経験豊富な落ち着いた方まで、今後はさらにメンバーのバランスが安定してくるんじゃないかなと思っています。

――働く上でのモットーと、今後の目標を教えてください。

仕事全般のモットーは、「最終的にはいいところに落ち着く」です。

これは前職の編集長が体現していたことから教わりました。人や物事には良い面もあれば悪い面もあるけれど、良い方にフォーカスする。日々些末なことが起こるけれど、何でも良いことにフォーカスする。すぐにこうやって考え方を変えられたわけではないんですが、これをするようになってからストレスは減りましたね。

今後の目標は、コンテンツをより充実させることが一番です。数だけでなくクオリティの面でまだまだ足りないところはあります。動画なら、より聴きやすくメリハリをつけることや、どこに出しても恥ずかしくないような音質を目指すといった意味で、さらにクオリティを上げていきたいなと思います。

――応募を検討されている方へメッセージをお願いします!

応募者の中には、AIやDXは経験ジャンルではないから不安だ、という方も多いのですが、経験ジャンルは関係ありません。編集スキルがあれば心配ないと思っています。私たちが作っているのは、AIやDXについて専門家が専門家に向けてではなく、専門家の言葉をわかりやすくしてお伝えするコンテンツです。それこそが編集者の腕の見せ所であり存在意義だと思うので、経験ジャンルは関係ないんですよね。

これまでは紙媒体を編集していた方にもチャレンジしてほしいですね。紙媒体のすごいところは、厳密なファクトチェック、校正・校閲を経て世に出していること。きっちりと紙媒体を作ってきた経験やスキルをアイデミーで活かしていただくことで、コンテンツ層はより強くなり、クオリティが上がると確信しています。eラーニングが初めての方でも、興味がある方はぜひどんどん応募してほしいと思います。

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