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エコー写真は見るのが難しい

※このnoteは2022年10月に書いたものです。
2023年5月に無事出産いたしました!

強くて優しいお母さんになりたい。

どんなに強い台風がきても、まったく倒れない大きな木みたいに。

どんと構えていて、いつでも頼りになって、我が子を誰より安心させられるお母さんになりたい。

そんな意思表明をnoteに書き綴っていた妊娠7週目。
ものすごく気が早いけど、どんな母親になりたいかをあれこれ考えながら毎日を過ごしていた。

この時期はまだ妊娠が不安定なので、1〜2週間に一度、病院でエコー検査がある。

無事に赤ちゃんが育っているかの結果発表を聞くようで、通院の度に期待と不安で胸がいっぱいになる。

妊娠6週目から7週目の1週間で、エコー写真に写る我が子は、驚くほど成長していた。

6週目には「光の粒」だったのに、
7週目には頭・身体の2つの膨らみが見てわかるようになり、なんと手のようにみえる部分もできていたのだ。
そう、すっかり赤ちゃんになっていた。

これがなんとも愛おしくて、夫も絶対感動するだろうと思ってわくわくしながらエコー写真を見せたのに、
「ん…?どっち向きで?どこが?どれ?」
と全く理解してくれていなかった。

「ほら、これが頭と身体と!」
と私が熱心に説明していると、
夫はシャーペンでエコー写真の上に線を引き始め(しかも間違った形に)、
「ここがこうじゃないのぉ~?」
と言いながら、貴重なエコー写真にシャーペンの跡をがっつりつけられてしまった。あいつ。

とはいえ写真だけ見せられてもうまく理解できないのがエコー写真というもので、
ピンとこないのはよくわかる。

きっと少しずつ、「どう見ても赤ちゃんだとわかる」姿になっていき、私達をたくさん幸せな気持ちにさせてくれるのだろう。

さらに妊娠9週目(妊娠3ヵ月)の検査でみたエコー写真では、まるい頭にまるい身体、そこにまるい手足がついたうんと可愛い姿になっていた。

こんな感じ。超かわいい。

この日の検査を最後に不妊治療専門のクリニックを卒業し、出産に向けたクリニックに移ることになった。

出産先のクリニックでは「4Dエコー」という赤ちゃんを立体的に見せてくれるエコー写真をもらえるようになるのだが、この4Dエコーで我が子を見るときの感動はものすごいので、ぜひ見たことのない方は「4Dエコー」で画像検索してみてほしい。こっちは私のゆるい絵で表現できるレベル感のものではない。笑





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