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ノラネコさいばん(小学校中学年男子に読みきかせた本を紹介)No.13

ノラネコさいばん
大原興三郎(著)
偕成社

鳩をとったノラネコの絵を描いた絵が
コンクールで賞を取ったことから始まる、
猫と女の子(と男の子)のお話。

ノラネコが鳩をとったことで
ノラネコ退治にベクトルが向かうのが
夢の無い現代と重なって
なんともいたたまれない気持ちになります。

保護猫、地域猫、私たちの周りにも
猫に対する保護活動は行われていますが、
それでも保健所に連れていかれるネコもいるんだろうなと
子供と話しています。

このお話自体は、最終的には
アンハッピーにはなりませんが
動物の保護活動について子供と話す
良い機会になる一冊です。

残念ながら絶版?のようで
図書館で借りることをお薦めします。

我が子はネコが好きなので
食い入るように読んでいました。






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