見出し画像

≪運命の人に出会ってしまいました!~シャドウについて》

「運命の人」・・・。

皆さんはそれをどんな人だと思いますか?

「目と目が合った時に、分かってしまったのです。」と、ビビッと感じるその運命・・・。

それこそが運命の人であると、誰もが思っていると思います。

しかし、そのビビっとくる感覚が、本当の運命なのか?それとも「学びのための気持ち」なのか本当のところ、分かりません。

何故なら、簡単に学びの人だと分かってしまえば、きっと皆さんそれを避けようとするはずです。

だから、運命なのか、学びの人なのか、分からないように同じような気持ちが働くのです。

(しかし本当のところは、運命の人と、学びの人は微妙に感覚が違います。)

こちらのカウンセリングでもこのような相談は大変多いです。

さて、この「運命の人と出逢ってしまった」と言う気持ち。

その人は本当に運命の人なのでしょうか?

先ほど、運命の人と、学びの人は微妙に感覚が違うとお話しましたが、まさにそこをよく感じていただくと、分かる事があります。

「運命の人と出逢ってしまった」と思う方に共通する学びがそこには潜んでいます。

もし、独身同士であれば「運命の人と出逢ってしまった!!」と思う事は大変素晴らしいものでしょう。

どうぞご自由に、勝手にしてん!って感じです。(笑)

しかし、気がかりなのは既婚である時です。

どちらかが既婚である時、その気持ちは罪の気持ちへと変わります。

そして罪であれば、その気持ちは燃える炎のようになり、自分では手に負えなくなってしまうのです。

そのコントロール不能な気持ちは、自分の心の中で暴れだし、その出口を模索し始めます。

そして

「運命の人である」

「出会ってしまった」

という「自分ではコントロール不能なものである」と思いたがります。

さて、ではこの「運命の人」の本当の正体とは一体何なのでしょうか?

このコントロール不能な燃える気持ちが運命と呼ばずして、一体何が運命なのでしょうか…!

【コントロール不能が運命・・・?】

さて、その気持ちは「コントロール不能」なのです。

とすると自分の気持ちの中にコントロール不能の「正体不明な感情」「宿している事」がとても大事になってきます。

もし、酸いも甘いも知り尽くし、辛酸を舐め、幸福を知り、それを享受している方は自分の心をコントロールする事の大切さをとても痛感しています。

しかし、コントロール不能の気持ちを宿している方は、酸いも甘いもや、辛酸などの経験を「やだ。感じたくない!」と逃れ、そして自分にとっての本当の幸福を知るチャンス逃してきています。

実は「幸福」とは、その痛い、辛い経験をきちんと感じた後に得られる「智慧」だからです。

ですので、辛い経験を忌み嫌い、やってこなかった人には「生まれてきた本当の理由」をやらされる事となるのです。

例えば、結婚相手の人を

「適齢期に付き合っていた人がたまたま今の人だった」

「本当に好きかどうかは分からなかったけど結婚してしまった」

…など、「本当の愛」をみてこなかった場合「コントロール不能」の燃え上がるような情愛を経験させられます。

そして、そこで「本当の愛」について学ぶ辛い修行が待っております。

何故辛いかといえば、学ぶべき時に学ばないとその学びは累積されますので、それはカルマ(課題)として加算されます。

そして、その「運命の人」とは、自分が見てこなかった心の中の「シャドウ(影)」として、形を持ち、そこに心がビビっと反応するのです。

ある程度の年齢を過ぎ運命の人と出逢ってしまったと思う方の「シャドウ」とは、大抵「セクシャリティ」に反応している場合が多いです。

自分の中にある「女性(男性)として実はセックスを楽しみたい欲望」を長年抑圧してしまったがゆえに、その学びが降るのです。

その自分の心の中の「シャドウ(影)」を認められないと、その方は「運命の人だ!」となり、自分の家族や家庭が相手の人と天秤にかかってしまうのです。

【運命の人は学びの人】

さて、女性(男性)の心の中にも「セックスを楽しみたい」気持ちは必ずあります。

また、女性の方がその欲が強いとも言われていますよね。

日本の特色でもある「慎み」と、その「欲望」が相反するがゆえにそんな自分が認められなくてシャドウを心に宿してしまうのです。

であれば、一番話し合いやすい旦那さん(奥さん)と「自分の欲望」について上手に話してゆかないと、学びが降ってしまいます。

また、結婚相手をデリカシーがない人をいい加減に選んでしまうと、欲望を無視し、抑圧しなくては生活してゆけなくなります。

すると、「出逢ってしまう」のですね。

しかし、この「シャドウ」も悪い事ばかりではありません。

もし、シャドウと出逢ってしまったらそれは「本当の愛」を学ぶチャンスが訪れている時なのです。

そうっかと、気がつけばいいだけです。

また、自分がスピリチュアルな能力やその世界へと進む時、このシャドウと出会うとも言われています。

(ベーシック・シュタイナー アントロポゾフィー(人智学)エッセンスより)

確かに「運命の人」と出会ってしまったと悩んでいる方は、スピリチュアルな能力の開花を予見している場合もお見受けします。

また、『アウト オン ア リム』シャーリー・マクレーン著 を読んでいただくと分かりやすいかもしれません。

運命、前世、精神世界、体外離脱など当時のハリウッド女優の方が書いた赤裸々な本です。

もし、コントロール不能のシャドウと出逢ったら、本当の愛への学びであり、見事本当の愛でシャドウの方を愛せたら(以下の不倫の章参照)

素晴らしい能力が手に入るかもしれませんよ。


本当の愛…。


それだけでこの世界では「万物の力」を手に入れたも同然なのですから。

これからも「スピリチュアル・カウンセラー」の地位向上と、良質なカウンセラー育成のためにまい進していきたい思います!是非、ご賛同していただけると嬉しいです♪