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【妊娠8ヶ月】出産準備をはじめた


写真の絵本は実家から持って帰った私の私物。絵本が好きで海外に行っては絵本を買ってた。

はじめに

ただいま30週で妊娠8ヶ月目の後半。
出産予定日は40週なので、「30」という数字を聞くと「おお・・・っ!いよいよカウントダウン・・!」という厳かな気持ちになった。まあ残り10週間って意外とまだまだあるんだけどね。

我が家では、私が妊娠8ヶ月に入るか入らないかという頃から出産準備をそろそろ始めようかという話が持ち上がった。

夫「もし今愛ちゃんになにか起きて、急に赤ちゃんがこの家にきても全く迎えられる体制が整っていない!」

いつ早産の展開になるかもわからないし、「確かに」と私も納得。

それに雑誌『後期のたまごクラブ』にも各種マタニティアプリにも妊娠8ヶ月頃から出産や産後に向けた必要品の購入を始めましょう的な指南があって、私もそろそろ気になり始めていた時期だった。

そこで私たちは、分娩先病院からの持参品リストと『たまごクラブ』の付録についていた出産準備リストを参考にしつつ、「とりあえず今日赤ちゃんが家にきてもなんとかなるもの」を中心に買うことにした。

今月5日しかなかった(!)夫の貴重な休み1日に、近くの西松屋に行ってまずざっと物品を下見をしてイメージを膨らませた上で、持って帰るのが面倒だからどの店で買うにしろオンライン購入しようとなった。うちは車がないので。私がAmazonプライム会員なこともあり、最終的にほぼAmazonで購入。

というわけで、最初に集め始めたものは以下の通り。

病院から指定された持参品

(1)分娩の際に必要なもの
・前あきパジャマ
・産褥ショーツ
・ペットボトルにつけるストロー(※100円ショップで購入)

(2)入院生活で必要なもの
・かかとのある履物
・モバイルバッテリー(災害時などに使用するらしい)

(3)赤ちゃんのもの
・つめ切り
・退院用の衣類
・退院用のおむつ
・おくるみ
(必要な人は)ベビーローションなどの保湿剤

かかとのある履物とかモバイルバッテリーとか、わざわざ買わなきゃなんないのと思ったけど、仕方ないと思って購入。かかとつき履物は旅行先でも使えるように携帯スリッパにした。モバイルバッテリーはまぁ確かに災害が起きたら必需品だよな・・・と思って自分を納得させた。

前あきパジャマについては、産後家で毎日ワンオペでパジャマで過ごしてもメンタルが沈み込まないようにと思って、お気に入りのデザインのものを探しに探した。しんどい時、着ているものがお気に入りだと自己肯定感が下がるのを食い止めくれる。

高いけどえいっと思い切って2着購入。モカブラウン。入院中はもちろん、その後も春秋2シーズンヘビロテで着倒すことを見込んで投資。

それから「今日急に赤ちゃんが来てもとりあえず乗り切れるはず」グッズとして購入したのは以下の通り。

退院後の赤ちゃんグッズ
(今日急に赤ちゃんが家に来てもとりあえず乗り切れるはずグッズ)


(1)ねんね系
・ベビー布団5点セット
・防水シート

(2)ボディケア系
・ベビーバス
・ベビーソープ
・ベビーローション
・ベビー用綿棒
・ベビー用洗濯用洗剤

(3)ウェア系
・新生児用ウェア17点セット(春夏用)

(4)おむつ系
・新生児用おむつ1パック
・おしり拭き1パック

(5)ミルク系
未購入
(→Amazonのマイベビーリストに買いたい商品を追加しておき、入院時の母乳の出具合により購入品を最終決定する)


ボディケア系補足


「赤ちゃん肌」というくらいだから、赤ちゃんはぷるぷるのモチモチ、何もしなくても自然に水分たっぷりのきめ細かなお肌を持っているので、保湿というのはプラスαのお世話なのだろうと勝手に思っていた私

だから、ジョンソン&ジョンソンとかドラッグストアで簡単に買えるやつでいいんじゃないの?と最初は思っていた。(自分の化粧水は高いやつ買ってるくせにw)

しかし、「【12人産んだ】助産師HISAKO 」さんの動画を観て目から鱗、自分の考えが間違っていることを知った。

(12人産んでるって母としても最強。しかも助産師さん。経験と理論に裏打ちされた最強すぎる情報源。産休に入ったらゆっくり勉強させてもらいます!!)

さて、結論から言って、保湿を中心としたボディケアは赤ちゃんのお世話に必須であり、重視すべきポイントであるとわかった。

なぜか?簡潔にまとめるとこうである。

ポイント1
新生児からの保湿(=肌のバリア機能を整えるケア)はアトピー性皮膚炎の予防につながる。アトピー性皮膚炎の発症リスクを30%軽減するとの研究結果も。

ポイント2
アトピー性皮膚炎の予防は、食物アレルギーの予防にもつながる。乳幼児の皮膚トラブルによる湿疹などは、食物アレルギーの原因になる可能性があるというのが最新の研究結果から言われていること。

なぜそうなのか?その理屈を簡潔にまとめると・・・

①赤ちゃんのお肌は、実際には非常に乾燥しやすく、肌のバリア機能が崩れやすい。

肌のバリア機能が崩れると、細菌やアレルゲン(アレルギー原因物質)が肌から体内に侵入する。逆にいえば、肌のバリア機能を整えれば、これらの体内侵入を防ぐことができる。

③旧常識では食物アレルギーの結果アトピー性皮膚炎を発症すると考えられていたが、新常識では因果関係は逆!!アトピー性皮膚炎の結果、食物アレルギーが発症する可能性大とされる!!ここ重要!

④(③を理解するために)食物アレルギー発症のメカニズムは大きく「経皮感作」と「経口免疫寛容」の概念から説明される。
i. 経皮感作とは、炎症が起きた肌からアレルギーを引き起こす可能性のある食品の分子が体内に入ると、異物を排除しようとする体の免疫機能によって「lgE抗体」という物質が作られる。一度感作が起こった後にその食品を食べたり、その分子が肌を通過するなどして再びアレルゲンが体内に侵入してlgE抗体と結合すると、アレルギー症状が引き起こされ、食物アレルギーを発症する。

ii. 一方経口免疫寛容とは、人間が異物である食べ物を異物と認識することなく体内に取り込み体を作る成分に変えていく力のことを指す。つまり、健康な腸を経て食品が体内に入った場合には普通アレルゲンにはならない。ただしこの経口免疫寛容は時間をかけて体に備わっていく。赤ちゃんに少しずつ離乳食を上げていくのは、この免疫寛容の仕組みを赤ちゃんに少しずつつけさせるためである。
したがって、経口免疫寛容が備わる前に食物アレルギーの原因となる物質を荒れた肌から体内に侵入させないということが鍵となる。
国立成育医療研究センター アレルギーセンターの大矢幸弘センター長
https://www.shiseido.co.jp/sen-shinjitsu/baby/interview04-vol1.htmlより筆者まとめ

さて以上の理屈を理解したため、私は保湿を育児における重点ポイントの1つに位置づけ、夫にも共有した上で、両品質のボディウォッシュ、ボディローション、ボディミルクを揃えることにした。

ちなみに。料理人の夫は、職場で使うやっすい業務用洗剤を使いまくるため手が赤黒く荒れた上にひび割れ(るろ剣の剣心みたいな十字傷を指に作ってきた)、さらに数日に一回は伊勢海老攻撃で常に手のどこかしらに生傷を作って帰ってきて、ここ1ヶ月ほど特に肌トラブルに悩まされていた。また、職業柄食物アレルギーには敏感である。そのため、他のことだったら「愛ちゃん気にしすぎ」と言われそうなところ、私が勉強した内容に理解を示し、高いケア用品を選んだことに納得してくれた

(なお、夫の手荒れは皮膚科に即いった方がいいレベルだったけど皮膚科に行く時間さえ取れないので、私がさまざまなケアグッズを組み合わせて毎日甲斐甲斐しくおててケアをし続けた効果が出て、最近ようやく人間的な肌の色・キメに戻ってきた)

なお、ローションだけでなく沐浴時の石鹸もいいものにしたのには、肌の油分を落としすぎないためである。助産師HISAKO先生が「みんなローションには気を使うのに、石鹸には無頓着」的なことを指摘していたので、「確かに〜〜!」と納得。

話が長くなったけど、こういうわけで選んだのが、「ママベビー」シリーズ
パッケージもエリック・カールの絵本を思わせる激かわデザインでテンションが上がる上に、医療機関向けの製薬会社が展開しているブランドということで信頼度もアップ(こういうクレジットがあると夫も納得してくれる)。

そもそもの肌の防御力を上げておけば、服とかおむつとか肌に触れるもののコスト増を抑制できるかもしれない・・・・

ウェア系補足

お布団やウェアについては考えるのが面倒なので、セットになっているものを購入。ベルメゾンの新生児肌着セットにはおくるみも入っていて、産院からの指定品を1つクリアできたし一石二鳥となった。

とはいえ、肌着類についてはすぐにサイズアウトするのに、吐いたりうんち漏れなどで結構な枚数が必要になってくるとの情報もあったので何枚買うべきかは悩んだ。

ただ今回は「今日赤ちゃんが我が家にやってきても大丈夫」をコンセプトにした買い物なので、とりあえずのスタート分だけあればよしと割り切り、余分な量は買いすぎないようにし、新生児ウェアセットの分で一旦様子を見ることに。早産の可能性はあるものの(※特に早産の兆候があるわけではありません)、春生まれで一気に温かくなっていく時期であることを踏まえて春夏シーズン用にした。

おむつ系補足


生後4ヶ月の赤ちゃんがいる友達から「おむつは1日10回くらい変えてる・・・おむつ代だけで月1万いくよ」と教えてもらったので、絶対使うなら割引率の高いおむつ3パックセットなどを買った方がお得じゃんと思ってポチっとしかけた。

でもよく考えたら、まだ妊娠8ヶ月の今想定している「今日赤ちゃんが我が家にやってくる状況」というのは、要するに早産も念頭に置いているわけで、もし早産の場合には新生児用オムツが大きすぎるということになる。また、口コミに目を通しているうちに、仮に順調に予定日前後に生まれた場合でも、赤ちゃんの体格によっては新生児用のオムツではすぐに小さくなってしまい、大量買いした分が大量に余ったということもあるらしいことがわかってきた。

それで色々迷った末、おむつもおしり拭きもとりあえずは1パックずつあれば十分で、うまくいけばお得パックを買い足そうとの結論になった。Amazonだと1パック売りが逆に見つけられなかったので、近所のマツキヨで買った。おむつって重いのね・・・。

おわりに

右も左も分からない出産・育児の世界。
スタートグッズを買い揃えるだけでも何を判断基準とすればいいのか自分の中に軸ができおらず、選択・判断・決断が多くなかなか面倒だった。

全てを夫と相談しながらやったら楽しく幸せな反面時間がかかってしんどかったかもしれないけれど、最終的に全部私のクレジットカードで私が代理購入することになったので自己決定権を持つことができたのはよかった。
なお、購入代金の2/3くらいを夫が負担してくれた。

まだ抱っこ紐とベビーカー、バウンサーとかプレイマット的な日中赤ちゃんどこに置いておくの?グッズなど大型のものがまだ残っているので、ちょっと気が重たい。

はよ10万円クーポンくれ。

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