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またこのリングを手にするとは思わなかった

大学の頃に出会って、込められた思いに賛同をし、当時の友人たちに贈ったリングがあります。

たくさん種類があってかわいくて、それぞれの色には意味が込められている、ジョイセフのチャリティーリング。

当時のものはすっかりどこかにやってしまったけれど、私にとっては思い出のあるリングです。


私にとって意味のあるもの


どうやってこのリングを知ったのかは覚えてないけど、大学生の頃にジョイセフの活動を知りました。

当時の私にはささやかなバイト代しかなかったから、それ以上のことはできなかったけれど、ピンキーリングくらいならと購入しました。

最初は自分用のみを買いました。でも、込められた意味やかわいさに惹かれ、当時7人いた学部の友人にプレゼントをしました。


いまでこそ私はフェミニストですが、当時は世界の女の子の置かれた環境どころか、日本の社会での女性の生きづらさにも気づいていませんでした。

大学生だった私がどんなことを考えていたのかは思い出せないけれど、確かに私はこのリングを買いました。世界の女の子に、思いを馳せながら。


女性の生きづらさ


その後私は大学を卒業し、会社で働くようになりました。

女性として営業職をすることは、社内でも社外でもなめられないように武装する必要があることだと感じたし、少しずつ女性の難しさを知りました。

女性はすべからく結婚や出産をすべきという、固定観念にもとらわれていました。女性としての自分の将来に、焦っていた頃もありました。

いまでこそ私はこの思いを手放して、自分らしく生きています。その一環で、ドイツにも行きます。

でもなんだか、このリングを見ると、そんな頃を思い出します。そしてまだまだ、この社会は女性にとって生きづらいです。


リングをまた手にするとは思わなかった


私にとっては意味のあるリング。そのリングと、再会しました。

どうやって再会したのかといえば、私の親友がプレゼントをしてくれました。

渡独前にとお互い時間を作って会って、穏やかに近況報告をした日。そんな日に、親友がくれたのでした。

ジョイセフのリングとブートニエール

縁とは不思議なものだなあと思ったのが、親友もこのリングに、大学生の頃に出会ったそうです。

親友は贈られる側として出会い、今回私に贈ってくれました。

大学生の頃、当時の友人たちにこのリングを贈っていた私。10年を経てこんなふうに再会するとは、不思議なものだなあと思います。


とるに足りない話かもしれないけれど、私にとっては意味のある出来事です。

親友と私は、性格も生き方も全然違うし、親友はとっても素敵な子だし、私がこの子と一緒にいていいのだろうか、なんて思うことがあります。

でも、こういう縁があるということは、帰国をしたらまた会って、近況報告をしあってもいいのかな、なんて。

そんなふうにも思えた、リングとの再会。大切な出来事でした。

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7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️