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国際女性デーに寄せて私の思う暮らしと政治の話

くそぅ。今日は私にとっての休みの日で、でも週末から新しい講座が始まるから、事前教材で学んだり用事を済ませたりしておく予定だったんだ。今日のベルリンはすっごく天気がよくて、散歩とか行こうかなって思ってたんだ。でも遅めの朝ごはんを食べながら見たSNSで、共同親権を閣議決定とかいうクソみたいなニュースを知ってしまって、散歩とか勉強とかできないくらいに腹が立った。なんにも手につかないから、ここに怒りを吐き出そうと思う。

私は日本で会社員を7年半やって、知りたくなかったいろんな嫌なことを知った。やっぱり社会は男性が支配して動いている。男性が見る社会と女性が見える社会は違うから、私が女性として受けた最悪な体験を話したところで、「俺にはそんなことなかったけどね」で済まされる。特に前職の上司4人目。あなたのおかげで私は鬱になったよ。

うちの家族は最高ではなかったけど、最悪の最悪という家庭でもなかった。うちの兄弟は全員が高等教育まで受けたし、毎日あたたかくておいしい食事にありつけた。暖かい家もあったし、お金をくれる祖父母もいた。

でも、父との関係は難しかった。女の子の私がまだマシなほうで、弟たちはもっと難しかったと思う。大人になったから、私たちが方法を知ってきたから父とも話ができるようになったけど、子どもの頃のトラウマはある。急に涙が流れて、あの時の体験が癒されたがってるんだなと思うことがある。私たちは無事にそれなりの大人になれたからよかったけど、ギリギリの綱渡りでここまでやってきたんだろうとも思う。

その綱渡りを、全員が全員できるわけじゃない。それに、いまの子どもたちや、これから生まれて大人になっていく子たちは、もっと困難なんじゃないかとも思う。お金だけとっても、大人の収入が目減りしているのに、私たちの頃と比較して、子どもが裕福になっているとは思えない。貧しい世界では、もっと多くの子どもたちが、大人になれないんじゃないだろうかと思ってしまう。

これを書いている今日は国際女性デー。どんな言葉を書いて残そうかと思っていた。けれど、考える余地もなかった。共同親権や閣議決定という最悪の字列で飛び込んできたニュースに、私は強い怒りを抱いた。

政治というのは、本来は制度によって、国民の暮らしをよくするためにあるものでしょう。違ったの?政治とは男性の権利を強固にするためにあるの?あなたたち政治家を肥えさせるためにあるの?女性と子どもは駒なの?国民は下僕なの?

すごく悲しい。理解のできない人たちによって、私が生まれ育った国がどんどん悪くされていくことが悲しい。この怒りと悲しみを忘れない。またこの感覚を思い出せるように、ここに残しておく。

7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️