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障がいの壁を薄くしたい

こんにちは、愛音です

中学時代から流行ったmixiというブログ
不登校中の気持ちや楽しいことを好きに書いてました
また、小学校を卒業してから交流のなかった同級生とも繋がれました
中学受験をしたA君を見つけてフォローをしたのは自然なことでした


ある日精神障がいがあることについての記事を書きました
内容は覚えていませんが、おそらく自暴自棄のようなものだったんじゃないかと思います
するとA君がそれを読み【なんか変わったな】とコメント
それに対し【今の私に正論は届かないよ、正常な思考回路ショートしてるから】
A君はそれに対してもコメントをしました
そのコメントが…

病気理由にして好き勝手言っていいわけー?
障害者は何しても全部許されるんですかー?
そーゆーの、ズルくないんですかー?

一瞬でA君を嫌いました
酷い!なんでそんなこと言うの!?私の苦しさ知らないでしょ!

自分が書いた記事内容はまったく覚えてないけれど、A君のコメントは今でも覚えています
あの頃、自暴自棄が目立つときもありました

自分は悪くないのに、なんでこうなの、
それなら好き勝手やる、
だって周りだって学校で好き勝手してたじゃん、
私だけいい子にしても意味ないじゃん!

また当時は悲劇のヒロインでもありました
私は可哀想、被害者だと
だからmixiには苦しいことも悔しいことも書いていた
そして行き場のない感情を書きなぐる日もありました

その私の言葉を見て【なんか変わったな】と言われた
【正常な思考回路ショートしてるから】
これは誰も私のことなんて分かるはずない
というより理解者なんていらないと思う気持ちを存分に込めた言葉です
そうしたら言われてしまいました
【そーゆーの、ズルくないんですかー?】と

そうだねズルかったよ
悲劇のヒロインだったことも認める
障がい者が何を言っても許されるとは思ってない
障がい者にも守るべきルールやマナーはある
生きる上での約束事は健常者となにも変わらないんだから

ただA君は小学生のとき障がい者へ差別的発言をしていた
その言葉は今も耳にも記憶にも残っている
当時は自分が障がい者になると思ってなかったけど
聞いてて耳が痛かったし、なんでそんなこと笑いながら言うの?と思ってたよ

A君はもう結婚している、子供がいるのかは分からないけど
もし子供がいたとして、障がい者や障がいについて、
なにをどのように伝えるのだろうかとこの年齢になり思う

差別的発言は小学生だから許されるものだったのか
それとも友人と笑うためのネタの1つだったのか
だからって許していいものではないと思うよ
【ねえ、ズルくないですか?】

障がいへの差別的発言はおそらくなくならない
キモいとか、キショいとか、
こっち見るなとか、障がいが感染るとか、
その言葉の数だけ心を痛める人がいるんだよ
だから正しく障がいについて話せる人が必要なんだ
障がいの壁を薄くする人が増えていくようになればいい
私も私なりにやっていこう

*愛音*

2023/01/05
木々の色と空の色が美しいです





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