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【育児日記】「月曜日の朝は、あわただしい」を疑ってみた。

こんにちは、助産師hanaです。
12歳、10歳、5歳、1歳の4人の子どもの子育てをしながら、フリーランスで助産師をしています。

今日は月曜日。
土日に夜更かしをしたり、朝をゆっくりすごしたからか、月曜日の朝は、ペースが掴みにくい。保育園への荷物も、お昼寝布団や紙おむつの補充があるので、いつもの倍ほどの量がある。

「月曜日の朝は、いつもバタバタだなぁ」と思いながら、ガチャガチャと玄関の鍵を閉めて、車に乗り込む。

子ども達を送り届けて、郵便局で用事を済ませ、一旦帰宅する。
冷め切ってしまったコーヒーを片手に、スマホでメールをざっとチェックする。

「せめて、温かいコーヒーが飲みたい」とマグカップをまじまじと見つめた。すぐに、コーヒーの紙フィルターを取りだして、コーヒーを淹れる。

「温かいコーヒーが飲みたいっていう夢は、案外簡単に叶うものだな」
熱々のコーヒーをすすりながら、ふと思った。

「月曜日の朝は、バタバタしている」って思っていたけれど、こんなに慌ただしくしなくても良かったかも。実際に今朝はそんなにバタバタしていなかった気がする。

心理学の用語に「ラベリング」という言葉がある。商品についているラベルと同じで、人や場所や物事を説明するためにラベルをはることだそうだ。
人は、不確定な要素や不確実な状況にあり続けることが苦手です。
だから、ラベリングをすることで、物事に対してある程度分かった気持ちになって納得したいと考えるそうです。

「月曜日の朝」も、バタバタしている日もあれば、落ち着いている日もある。でも「月曜日の朝はバタバタしている」と確定することで、対応を統一できる。私は、「不確定」を「確定」にすることで、安心したくて、無意識にラベリングをしていたのかもしれない。

日常の中に、これと同じように無意識に否定的なラベリングをしていることは、案外多い。

私には、「子育ては、大変だ」「子育ては、自分の時間が奪われる」というイメージがあった。でも実際に子育てをしてみると、確かにそういう一面もあるけれど、それよりも「子育ては、楽しい」「子育ては、自分の人生をもっと豊かにしてくれる」という思いに変わった。

これからは、「自分は、1つの側面だけをみて、否定的なラベリングをしているかもしれない」と気がついて、自分がより心地良くなれるラベルに張り替えてみよう。
「月曜日の朝は、いつもバタバタしている」のではなく、「月曜日の朝は、熱々のコーヒーで自分を癒やすことができる」と。

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助産師hana【子育てを、安心であたためる】

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