Aitie

“じわぁ”な縁結びで、世界のワタシ色を生み続ける

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  • 滲む ワタシたちの”じわぁ”な想いを綴るブログ

    沁みて、重なって、滲んでできたワタシ色

  • 沁みる たまらん人の“じわぁ”を伝える取材

    あなたに贈る“じわぁ”な縁結び

最近の記事

勘違い子孫

人は何も知らない 私のこともあなたのことも 22年間、この地球と言われる場で人間という生き物として生きてきた。 幼稚園ではさつま芋を大量に育てた。沢山育てたのに1個しか持って帰れなくて悲しかった。 小学生では持久走大会に命かけた。少しだけ妥協した時の悲しみが酷かった。 中学生では人が人をいじめる世界線が流行してた。すごく残酷な世界だと感じた。 高校では初めてオーストラリアに行った。初めて見る人物と環境にカルチャーショックを受けた。 大学では死ぬほど嫌いだった海外に

    • すいかのお裾分け

      7月後半に入って、とても暑い。 1日の中で1番暑い14時ごろ、 地元でお世話になっているフリースクールに顔を出しに行った。 階段で3階まで登って、靴を脱いでドアを開けて。 「こんにちわ〜」とちょっと間延びした挨拶をして入った。 お互いの団体の子供の話や活動の話をして、用事も済ませて、次の予定もあるしさぁ帰ろうとバックを肩にかける。 「あ、これもしよかったら!」 ずしっと重いビニール袋を渡された。 中にはまるまるひと玉のすいか。 夏だ。 贅沢なお裾分けをもらった。

      • 僕だって花嫁を選んだ

        カジノに行くのが夢だった。 オラクルベリーのカジノ。 子どもながら、 5センチ四方の小さな画面の中に非日常を見ていた。 10年が経って、似たような形におさまった。 メトロノームみたいな日々を越え、夏が来る。 小さな歯車ながらに、人類の偉大さを感じる時がある。 天候を予測し、地球の裏までひとっ飛び、深海を訪れ、大気圏を超えた。 しかし、今日もアルコールで手を濡らなくちゃならない。 疫病に怯えているわけじゃない。 疫病に怯えている奴らのせいで身についた習慣だ。 人類は脆く

        • 決意のふくらはぎ

          じんじんする。 すごくじんじんする。 ふくらはぎがすごくじんじんする。 今日はたくさん歩いてたくさん動いた。 身体中の血液が足りなくなるほど活発的に 4歳くらいの子供たちとたくさんコミュニケーションとった。 とにかく発想が豊かな子供たち。 目標を考えて逆算をするのではなくどうにかして自分の答えを見つけに行く。 そんな姿を見て心がすごくスッキリした。 可能性に満ち溢れている。 それに比べて自分はまだまだ動き足りない。 全然血液が巡ってない。まだまだ活発じゃ

        勘違い子孫

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        記事

          喉が渇いてお腹もすいた。今私は、飢えを感じてる。

          『さ、ひっくり返そう。』 あ、やられた。 と思った。 ももとアドミュージアムに行ってきた。 日本で唯一の広告ミュージアム。 そこでこの広告に出会った。 私の仲間である夢追い人はこの文章を上から、そして下から読んでほしい。 さて、この感情を言語化するのか難しいな。 上から読んだ時、心臓がドキっと嫌な音を立てた。 そんなことを今の私に言わないでくれ。 そんな姿は目にしたくない。 もしかしたら少しのボタンの掛け違いで私もこんなことを言う人間になっていたかもしれない

          喉が渇いてお腹もすいた。今私は、飢えを感じてる。

          天の川に映る自分は

          本当の自分を見つけると、 少しだけ嬉しくなる。 でもその後で、その感情が、自分の半分以上は嘘だと白状していることに気がつく。 小さい頃は、 七夕の晴れを願うほど、人に優しく生きてきた。 少し時間が経って、 明るい母も泣くことを知った。 乱暴な父にも、大切に仕舞っているものがあることを知った。 お姉ちゃんにある弱さを知り、妹が持つこだわりを知った。 当たり前の尊さを知った。 器用なヤツが有利なことを知った。 人知れず咲く花があることを知った。 支える人と支えられ

          天の川に映る自分は

          ちょっと背伸びした素敵な挨拶がしてみたいだけなんだけどさ

          やらかしてしまいました。 6月20日月曜日 起きたら痛い。 そう、胃が。 梅雨が明けて、夏日が続いていて、 ノースリーブのワンピース1枚で過ごせる夏が大好きな私は、ちょっと先の日常にワクワクしてた。 そんなときになりました。 胃潰瘍。 確かに言われてみれば、認めたくはないけれど、 そんな性格だと思う。 ここ1〜2年で、 言い方や魅せ方は変えども、 私の根本で大事にしている考え方がある。 自愛と慈愛 「愛の可能性」で、愛可(あいか)。 どうやらお母さんがつ

          ちょっと背伸びした素敵な挨拶がしてみたいだけなんだけどさ

          おもろい触媒

          こんにちは。今日は7月10日(日)。 街では参議院選挙が行われている日。 いつもより道路にいる人間の数が多いと感じる朝。 恥ずかしながら、18歳以上になって22歳で初めて投票というものをしてきた。 投票してきて一番最初に思ったことは、何で今までやらんかったんだろう。だ。 わたしには関係ない? なんとも思わない? 政治家ってどんな人がいるかわかんない? 中学生の時習った公民の授業は全然見に入らなかったことだけを覚えている。 どんだけ他人事にしていたのだろう。 反省し

          おもろい触媒

          アジアの極東から

          翠ジンソーダを呑みすぎた。 明日も仕事だというのに、まだベットの中で胃の中から這い上がってくる奴と戦ってなくちゃならない。0時27分。 最近はこんな時間でも少し汗ばむ。 だがこんな夜も悪くない。 既に体内で生ぬるくなったアルコールよりもこんな文章を吐き出してみようと思う。 「平和」がテーマで、あとは自由。 数年前にニューヨークでそんな絵画のコンクールがあったらしい。 画家でもある僕の知人は、頭を悩ませていたそうだが、結局一枚の絵を描き上げた。 あなたなら何を描くだろう

          アジアの極東から

          太陽って何色?

          君が毎日見てる自分の手は薄橙色。 道端に咲いてるタンポポは黄色。 お葬式で着るものは黒色。 いちごは赤色。 それって本当にそうなのかな。 私は小さい頃から疑問に思ってた。わたしが見えてる景色と君が見えてる景色は同じなのかなって。 そんなことを考えた時に眼科で見つけた障害。 そう、色盲。 この世の中には、「色盲」と呼ばれる障害をかかえている人がいる。 世間一般の人がこの色は青と思っていても、色盲の人にとってはオレンジだったりする。 この事実を知った時、 正常と思われ

          太陽って何色?

          さすがに紫陽花には暑すぎるけどね

          自転車に跨りながらサクッと撮った紫陽花 梅雨入りして紫陽花がイキイキしてるここ最近だったのだけれど、今日は太陽がカンカンでかなり暑い。 空気の匂いが少し夏っぽくて。 とはいえまだ梅雨だから少し水っぽい匂いもある。 太陽と雨が混じったようなそんな匂いの日。 特になにかあったわけじゃないけど、 なんか心が振動して 文章を書いてみたくなるような日。 紫陽花には暑すぎる そんな日。 そんな日はこれからやってくる夏が 待ち遠しくなって、 心がむず痒くなってくる。 “そわそわ

          さすがに紫陽花には暑すぎるけどね

          窓を閉めたらポップコーンを作ろう

          上澄だけをすくって含んで吐き出して、 そんな人生を生きてきました。 1年を越え、また 関東は梅雨を迎えたみたいです。 紫陽花が咲かなきゃ6月なんて、 そう言いかけた後で目の前にいる女性の誕生日が6月だと思い出して後悔し、 夏になったら花火でもしようかと言ってみる。 僕も、その子も、 ティム・ロビンスの『ショーシャンクの空に』が好きだった。 どこかの批評家が絶望のリアリティについて称賛していた映画だ。 しかし僕は、その言葉を理解するのに少し時間を要した。 否、あの映画は

          窓を閉めたらポップコーンを作ろう

          梅水晶って知ってる?

          わたしが大っっ好きなもの。 Takiに行くと3かいは頼む。 頼みすぎて、マスターが誕生日プレゼントにくれるらしい、嬉しい。 そんな好きな梅水晶だけど、 なぜ好きって? 好きなものは好きなんだよ!あは! って、母乳をとにかく頬張る赤ちゃんみたいに22歳のわたしは言う。 口の中でプチプチ広がる感覚、歯で砕くごとにコリコリいう音、舌がクセになるような甘酸っぱい梅。 理屈なんてなんもない。ただすっごく好き。 感覚で動くことが心地よいわたしは、そんなふうに22年間生きてきた

          梅水晶って知ってる?

          わたしはひとり。

          わたししか見えない空 わたししか見えない雨 わたししか見えない色 隣の人が見てるものはわたしがみてるものと違う。 その違いが好きだ。 その違いが面白くて仕方なくて、その面白さを人にとても伝えたかった。 だけど、気づいたら 周りより" "だからわたしはこれ。って考える。 わたしはこうしたい、が薄まる。 わたしにしかみえない色が見えなくなる。 夏に梅雨が当たり前に来るように 当たり前のようにわたしが消えていく。 なぜなんだろう もっとその違いを面白がれたらいいのに。

          わたしはひとり。

          リンゴを食べるペガサスによろしく

          「人のいいところを見つけるのが上手いよね」 最近、言われて1番嬉しかったこと。 自負もあるけどそれだけじゃない。 自分のいいところを羅列していくのだって朝飯前だと思う。 ナルシストかと問われたら首を縦に振るかもしれない。実際に問われたことはないからわからない。 問われる前にそう揶揄されることの方が多かったから。 僕のいいところ。 こんな風に文章を書くのが好きだ 得意だ。とは言えない。 少しだけその理由を話してもいいかな _______ 類は友を呼ぶようで、 僕が

          リンゴを食べるペガサスによろしく

          ワタシの片隅の水溜まり

          この頃ワタシは、遠くにあるナニカを見ようとしている。 何か私を変えてくれるような未知の体感を得ようとばかりしている。 昨日は雨が降った。 だから自転車を置いて、バスで帰った。 そのおかげで今日は、いつもなら自転車でささっと行く道を歩くことにした。 一日中くもってて、なんかパッとしない。 じめじめしたのも、暗いのも、私の心にナニカが触れるような環境条件ではない。 でもなんだか今日は、色んなものがフィルムを通しているように私の目に写った。 昨日の雨で、小さな水溜まりにち

          ワタシの片隅の水溜まり