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茶道を習いはじめて感じたこと5選

2月末に体験に行き、
3月から茶道教室へ通い始めた!

2週に1度なので、まだ3回しか教室へ足を運んでいないのですが。はじめたばかりの何も知らない頃の自分がどんなことを感じていたのか、記録しておこうかと思いまして♪

実際に茶道教室に通いはじめて、
感じていることをいくつか紹介します!

ちなみにわたしの通っている教室の流派は、
「表千家」です🍵

①なにもできない、なにもわからない感覚が新鮮

「こんなに右も左もわからないってことあるの〜?」と笑えちゃうほど、なにもわからない。いつお辞儀すれば良いか、どうやってお菓子の入っている蓋を開ければいいのか、お茶碗を持つのは左手から?右手から?などなど、一挙手一投足に戸惑う。

大人になると、そこまで「何もかもわからない状況」って訪れないけど、お茶は正しいお作法があるから、わからないと固まるしかなくって。普段はわからなくても、まずは、なんだかんだ勢いまかせにやってみることが多いので、この感覚がとても新鮮。

何もかも聞かないと動けないという状況が、子どもに戻った気分。見通しが持てないと、固まってしまうクラスの子どもの気持ちを疑似体験できている気がする。

②とにかく作法がたくさんあって全然覚えられない

まだお点前のお稽古までは入っていなくて、
「割り稽古」という段階。

畳の歩き方、帛紗さばき、茶筅通し、と順を追って教えてもらっているのだけど、手順や決まりがたくさんあって、毎回「これいつか覚えられるのかな〜?」と思いながら言われた通りの動きをしている。

流れるようなお点前ができるようになるまで何年かかるのでしょうか。(ちなみに、周りのお姉様方は10年、20年と続けている方が多い。)継続は力なり、というところでしょうか。

③お菓子もお茶も本当に美味しい、染みわたる

わたしがお茶を習っているのは平日の夜。
仕事終わりに、お稽古へ。

茶道では、お茶菓子をはじめに食べきってしまってから、お茶をいただくので、まずは桜餅や鶯餅、梅の花を形どった練り切りなど、その時々のお茶菓子をいただく。上品な甘さが口の中に広がった後にいただくお茶は格別のおいしさ。もちろん、作法がなかなか覚えられずおどおどしながら飲んでいるのだけど(笑)

疲れた体にお茶菓子の甘さと、薄茶のほろ苦さが染み渡る。背筋をしゃんと伸ばしてお菓子とお茶をいただく時間は、仕事の疲れを忘れられるひと時となる。

④飲み終わった後に、「結構なお点前で」とは言わないんだ!という驚き

お茶を習い始めたというと、「え〜いいねえ!飲み終わったら結構なお手前でって言うの〜?☺️」とよく聞かれる。あれ?たしか言ってないと思う。

よく思い返すと、飲み終わりは、音を立ててスッ吸いきり、そのあとはお茶碗を拝見するという流れ。はじめは「お点前頂戴いたします」と言うけど、「結構なお手前で」とは言ったことありません!

習いはじめて、知った驚きでした。イメージと実際のギャップを発見。

ちなみに、音を立てて飲み切ることに最初は恥ずかしさがあったけど、すぐに慣れた(笑)

⑤五感で季節感を感じられる

3つ目に書いたお茶菓子、掛け軸、生けられているお花、使われているお茶碗や教室の飾りなどなど、教室に足を運ぶと、いたるところから季節を感じられる。花の名前はわからないことが多いので、「これは何の花ですか〜?」と聞くと先生は丁寧に教えてくださる。福寿草、マンサク、小豆柳、少しずつだけど、花の名前も覚えることができて楽しい。

3月は雛人形のお茶碗だったので、4月からはどんなお茶碗が出てくるのかとても楽しみ!

もともと季節感を感じるイベント事が好きなので、もっともっと日本の四季や文化を深く楽しめるアンテナが高くなるんじゃないかなと期待!

以上、まだまだはじめたばかりの新参者ですが、お茶の魅力を書いてみました。職場でも家族でも友達でもない、全然違うコミュニティの人たちと2週に一度、お茶のお稽古を共にするのは、とても新鮮でなんとも言えないリフレッシュ。平日は、仕事仕事仕事人間のわたしにとって、気持ちがシャンとする貴重な時間となりそうです。

ひとまず、すぐに足が痺れちゃうので「正座に慣れること」と、早く「お点前ができるようになって、お茶を振る舞えるようになること」が直近の目標です!

またいつかお茶のことを書けるように、学びを深めていきたいと思います。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

おしまい。

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