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Jの先生の戦略モデル1『音鉄』にヒントを得ました。

こんにちは。Jの先生/藍澤 誠です。

以下、定額マガジン用の記事です。

新しい仕事をスタートさせておよそ半月経ちました。経理がしやすいように金銭の授受の発生は2021年1月からになるようにして、今はその事前準備という位置づけで活動しています。

まず、新しい仕事は、これまで塾の仕事でやってきた「全学年・全教科」という形を拡張し、「全人間・全事象」にして、私が「戦略家Jの先生」として、依頼者のあらゆる上達の手助けをするというビジネスです。

塾での20年間の経験はあるとはいえ、完全にスタートアップの状態ですから、新米1年目として、自分自身もプロジェクトの対象(依頼者)にいれて、ビジネスのケースを積み上げていくことにしています。

現在請け負っている依頼をまとめると以下のとおり・・・という感じで一覧にしたいのですが、依頼内容は現時点でも多岐にわたり、さらに一件の依頼でも、そこから派生して次々とプロジェクトが生まれてしまうので、簡単には記述できないのです・・・

ひとまず以下、寄せられた「依頼」と私が提案および実行している「戦略」をまとめてみました。1件につき1noteずつ、これまでのまとめ&今後の見通しを書いていきます。

(依頼1)14歳男子。中学2年生。普通の中学ではなく、ネットの中学に進学したい。将来の目標は音楽関連の仕事(裏方の仕事)。そのためにさまざまな経験を積んでおきたい。

(戦略1)以下の4つのステップを経て、「さまざまな経験」の1つを積むことにしました。

(1)デジタルで音楽を作る経験をする。
(2)プログラムを組んで、ボタンを押すと音が鳴るおもちゃを作る。
(3)おもちゃをパッケージングし、他者にプレゼントする。
(4)商品と自分が学んだことをカタログ化して次の販路開拓をする。

(1)で一歩目を踏み出し、(2)で世界を広げ、(3)で理想と現実をすり合わせ、(4)1つの仕事が別の仕事やお金を生みだす仕組みを作る、という手順です。

現在(1)の半ばくらいで、JR中央線の駅メロをデジタルで作る作業を終えたところです。(2)のプログラムについて依頼者はほぼ知識がないので、Raspberry Piを一緒に学んでいくことにしました。

気づきはいろいろあったのですが、今のところ以下の6つ挙げられます。

(A)アクションによっては、週1のように間隔を空けてしまうと、技術習得および作業効率が落ちる場合があるので、2日連続してできるようなスケジュールが必要である。

これまでの塾のスケジュールだと「毎週○曜日の何時から何時間。1時間いくら」という感じで、週1や週2といった曜日縛りの時間計算が多かったのですが、作業工程ごとに見通しを立てて、次のスケジュールを決める、ということになりそうです。仕事の受け方としては、1カ月単位というよりも、回数単位(5回でいくらとか)そういう形になりそうです。

日数ではなく、0だったプロジェクトを1にしてゴールすることを念頭において、

(B)夢に近づくためには、趣味から入っていくのがよさそう。

依頼者は鉄道好きだったので、まず私は『音鉄』という書籍を購入して、「駅のメロディが面白い」という情報を得て、そこから「JRの駅メロづくり」にいたりました。

ネット上で、あるいは書籍を通して、同好の士に出会えることはとても貴重で、リアルの人との出会いだけでなく、一方的にこっちが知っている、あるいはネット上で知っているという関係性も、リアルのおつきあいと同じように大切にするべきということを学びました。

これまでは友情というと、同じ学年(同じ学校)の友達になってしまいがちでしたが、積極的に人と人とをつなぐというところを目指していきます。たとえば、本の著者やアプリの制作者の存在を、

自分とは縁のない遠くの誰か

にしてしまうのではなく、作者や著者もこの社会に生きている人(本の場合は生きていないかもしれないけれど、スピリッツは生きている)であり、こうしている今も、どこかで何かをしていて、つながろうと思えばつながることができる社会であるということを、私自身が自覚して、関係線を発見し、ネットワーク化していくことも、Jの先生の仕事なのかなと思っています。

このネットワークは、仕事を積み重ねていけばいくほど、綿密になっていくので、どんなつながり方をしていくのか楽しみでもあります。

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