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不安を掻き分けて生きるのは、簡単じゃないけどさ、

4/27。

5:30起床。

天気は晴れ。





仕事、行きたくないな。


……うん。「したくない」じゃなくて、「行きたくない」。


仕事は、したいよ。お金のためもあるけど、仕事をすること自体は好きだからさ。(もちろん、内容によるけど。)でも、行きたくない。うちにいたい。会社にいたくない……。会社にいると、頭痛、吐き気、その他諸々をもよおすから……。だから僕は、辞めることにした。


先日、退職日が決まった。5月の中旬。じゃあ、これで何もかも安心だ……そんなわけはない。今後の収入のことを考えると、気が滅入る。……もちろん、パートナーの収入はあるけどさ。パートナーにばっかり負担がかかるのは、嫌だから。僕だって、考えはある。


今は、障がい年金の申請をしたり、クラウドソーシングの仕事に応募したり、色々準備中だ。生活するために必要なら、利用できるものは利用する。(もちろん、法に触れない程度に。)


もう一度いうけど、僕は仕事をしたくないわけじゃない。むしろ、したい。積極的に。ただ、会社に行くことが、僕にとって苦痛だっただけなんだ。


……なんだか、こんな風に書いてしまうと、僕の職場はどれだけブラックだったんだ、と思われてしまいそうだけど。そんなことはない。


障がい者枠で雇用してもらったこともあって、僕が仕事をしやすいように、色々配慮してもらったり、気遣ってもらったりした。だから働き始めたときは、ここでなら長くやっていけそうだと思った。でも、それでも僕はだめだった。どれだけ環境に恵まれていても、会社にいること自体がしんどかった。


バカだな、わがままだな……。僕は、何度も自分を罵った。せっかく、良い職場に出会えたのにな。でも、生きていくためには、決めるしかなかった。もう、会社勤めは止めるんだって。


不安だらけだよ。仕事に行くのも、行かないのも。でも、それを決めたのは自分だから。仕事は外じゃなくて、うちでするんだって。そして、退職日までは、外で仕事するんだって。


仕事を辞めても、不安が消えることはきっとないけど。それでも、生きていかなきゃだから。不安を掻き分けながら、生きていかなきゃだから。


それにしても、良い天気だな。仕事に行きたくない、なんていったら、バチが当たりそうなくらいに。


……今日は行くよ。というか、退職日までは行くよ。ずっと、休みがちだったけどね……。期限は決まったんだから、それまでは、なんとか頑張ろう。





「僕だけが、鳴いている」


これは、
僕と、ドッペルゲンガーのドッペルさんの話。


連載中。


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