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「安心して推せるってそれだけで幸せなことなんだよな」2024/02/25

コンビニで売ってるクッキーに唐突に激ハマりしてしまい、週3くらいで買いに行っている。ヤバい。不健康まっしぐら。

Switchで『MOTHER』シリーズが全部遊べるようになったぞ!!

2月21日に久々に配信された「Nintendo Direct」(任天堂が今後の発売予定ゲームについての紹介などをネット配信でするやつ。通称“ニンダイ”)。
ここでの新情報、個人的にアツかったのが、Nintendo Switch OnlineのGBAソフト配信ラインナップに『MOTHER3』が追加されるというもの。
『MOTHER』と『MOTHER2』は既に配信済なので、これでシリーズ全てがSwitchで遊ぶことができるようになった。

『MOTHER3』は、実は自分が初めて予約して購入したゲームなので、個人的に結構思い入れが強い作品。これを機にいろんな人にプレイしてほしいなぁ、と。
当時学生だった自分は、日曜に家に引きこもって一日中夢中になってプレイしていた。懐かしいな。
初見プレイの人は、是非ノーヒントで赤いアイツを体感してほしい!!(笑)

ただ、『MOTHER3』はそれ以前の2作と比べると闇深い要素がわかりやすく出ているので、他2作と同じ感覚で挑むとビビるかもしれない。
開発中に発表されていた副題が「キマイラの森」「奇怪生物の森」だったのが納得できるくらいに改造動物が多く出てくるので、動物好きの人は特に嫌悪感がすごいかも。
そこだけは注意かな、と(自分も未だに赤いアイツ並みに“ぶんちょうぼう”がトラウマだったりする)。

デレステの次のコラボに対する反響がいろいろと考えさせられるものだった

※アイドル育成型リズムゲーム「アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ」(通称“デレステ”)の話題です。

※エンジョイ勢(課金は定期的にしてる人)の所感なので、ガチ勢の方にとっては何も新しい話はないし、ツッコミどころもあるかもしれませんがご容赦ください。

3月11日からデレステで、星街すいせいとのコラボキャンペーンが開催されるとのこと。
期間中ログインでRアイドルの星街すいせいが自動加入。3Dモデルが実装され、MVで踊る姿が見られる。デレマスのアイドルによるカバー曲も追加。
さらに、イベント報酬ではなく「ガシャを引かないと手に入らない」SSRアイドルも実装予定とのこと。

そもそもコラボでSSR実装されること自体がデレステでは初(同じアイマスブランドのミリマスとコラボしたときですら、3DモデルはあってもSRしかなかった)。異例すぎる好待遇である。
2月20日にこの一報が流れた直後から、P(この作品ではプレイヤーを指す)たちの間でまさに賛否両論と言うべき様々な意見表明が盛んに繰り広げられ、一時Xのトレンドはこの話題に関するワードが多数乗ることになったりもした。

同じアイマスブランド相手ならまだしも、何で無関係のキャラに3Dモデルや衣装の開発とかリソース割いてるんだ!?出番少ないアイドルたくさんいるんだからそっちに回せ!!という意見が多い印象。

ただでさえVTuberというと、配信で語る姿を見せることが多い活動上、人によって印象に差が出やすい。そんな界隈との突然の交わり。
名の通ったVほど良くも悪くも既に印象が出来上がってしまっているだろうから、どうあがいても個人の感情として無理というPがいても仕方がないことは、Vファンの方々にもご容赦いただきたいところ。

かくいう自分も、発表直後はかなり動揺していた。他ならまだしも、コラボ先がよりによって星街すいせいだったから。冷静になるまで時間かかったよ。
(これには明確な原因があるのだが、自分だってこうはなりとうなかったので、ここでは割愛するしファンの方々にはすいませんとしか言えない)

まぁそんな個人的な事情はさておき。
今のデレステの場合は、これが賛否両論になった大きな原因は、コラボ先の問題ではなく他にあると思っている。

デレステは現在、過渡期にある。
最近これまでのサービスを一部縮小しており、今後の新機能を開発中という告知も出たのだが時期は未定。
その新機能がどうなるかはさておき、今の時点ではただ単にゲームの要素を減らされただけという感覚がどうしても強い。いつまで待てばいいのかもわからないし。

それでなくてもデレステは、190人もいるアイドルを平等に扱い切れておらず、長くやっているPほど年々その格差を強く感じてきている。
担当アイドルが不遇な側だと一度感じたら、もう不満は募る一方。
(自分の場合は、メインの担当アイドルは楽曲数・SSR数ともにかなり優遇されている側だと思うのだが、もっと出番が増えてほしいアイドルのことを思うと素直に喜べなくなってしまっている。)

そんな中でサービス縮小が発表されたときも、結構な騒ぎになっていた。不遇なアイドルの出番がさらに削られる、と考えるのは自然な流れ。

デレステは、「アイドルが歌う楽曲のリズムゲームなのに登場アイドルの半数近く(91人)にまだ声がついていない」という、なかなかに奇妙な状況なので、歌唱できなくて出番がかなり限られているアイドルの担当Pからは特に、このときかなりの嘆きの声が聞こえてきた。エンジョイ勢の自分にすら届くほどに。

(↑「知らん人から見たらなかなかに奇妙」、と書こうとしたが、よく考えたら「知ってても奇妙」だった。どうしてこうなった。)

簡潔に言うと、今現在デレステのPたちは「ものすごく敏感な状態」ということ。
そこにやってきた今回のコラボ情報。これに反応する声が大きくなってしまうのも仕方ないと思っている。Vファンの方々には申し訳ないが、ご容赦いただきたいところ。

これは自分が追っている他作品で何度か経験しているのだが、何か大きな悪い騒動が起こるときは、それ自体が単発で原因になるというより、「いろいろ積み重なってファンの不満の声が高まっている状態」というのが温床になっている場合が多い。

作品自体が順風満帆な時期は、多少の変な話や未知の要素が降ってきてもファン全体の声にはあまり影響しなかったりする。
作品の未来に安心感があれば、広い心でいろんなことを受け入れられるのかもしれない。作品が無事で、安泰であればオールOK。むしろ新しいことは今後の発展に繋がると思える精神。

それが、作品の内容や運営自体に不穏なものを感じるような状態になると、事態は変わってくる。
もし現状がまだ大丈夫だと思っても、それは「今がギリギリ調和を保っている状態」だから、という感覚になってきて、ちょっとしたことが崩壊への引き金になるんじゃないかと思えてくる。
なので、少しでも不確定要素があると何でもかんでも不穏分子に見えてくるし、そうなるのも仕方ないと思う。
閉鎖的な考え方になってしまうのも、作品を守りたいという深い愛故である。

自分のようにいろいろな作品と並行して追っている人はまだしも、一途に作品を深く推している人にとっては、これは人生に影響するレベルで大事件になる可能性すらあるので馬鹿にできない。
せめて作品がよくなるよう願いながら金を払っても、その成果が見えてこないどころか、よくわからんところにその金を使われたと思えてしまったらもう「おしまい」である。
成果が見えないと、推してた人も諦めて去ってしまう。それで資金繰りが難しくなって、それでまた方向性がおかしくなったりしたら悪循環だ。
「俺たちの課金が○○になった」って、プラスの意味で言いたいのだよね。どんな作品のファンでも。

(↑自分の最推しである別作品も同じく今まさにこんな状況なので、めちゃくちゃ早口で語ってる感じの長文になってしまった。申し訳ない。)

このコラボが双方にとって幸せなものになるのかどうか。
初めての試みがある以上、何とも想像しがたいところがある。結局のところは双方のファンの受け取り方次第だし。

ただ、とりあえず、こうも賛否両論な反応が飛び交ったということ自体を、運営側はしっかり受け止めてほしいなぁとは思っている。
作品自体が安泰だと思える状況なら、コラボ一つでここまで荒れることはないのだよ、とだけ自分は言いたいかな。ごちゃごちゃ書いてしまったけど。

自分が今みたいなラフな作品の楽しみ方になってしまったのも、見てた作品がよくわからん方向に向かい始め、作品を信じて追ってた時間が後々からむなしさとなって返ってくるという経験を何度かしたせいでもあるんだよな。
本気で全身で楽しむのが怖くなってしまったよ。

【読書過程】『インサート・コイン(ズ)』

前回、読んでた本が一冊終わったので、今回からは新しく読書過程の記録を始めようと思う。
今回は電子書籍(kindle版)なので、ページ数ではなく全体の何%まで進んだのかで表記。

『インサート・コイン(ズ)』(詠坂雄二)
0%→6%まで。

購入自体は昨年なのだが、ずっと積読状態だったのをようやく読書開始。

これを購入した経緯ははっきりと覚えている。
昨年放送された「アメトーーク!」の読書芸人回で、書店従業員でもあるカモシダせぶん氏が『5A73』(詠坂雄二)を紹介していた。
そのとき、「この作家をとにかくTVで紹介したかった」という旨の発言をされており、オタク気質の自分はそういう気持ちが痛いほどわかるので、「何か購入したい」という気分になったのだった。
当時Twitterで検索して、この作家の本を既に読んでいる人の声を何件か見たのだが、その中でこの『インサート・コイン(ズ)』を挙げている人が多いと感じたのでこれを購入。そういう流れだったはず。
(後に、カモシダせぶん氏が一番好きなのもこの作品だと知った)

まだ出だしの部分しか読んでいないが、ゲームネタを扱ったミステリ作品の短編シリーズということで、おそらく自分にとっても入りやすいジャンルだと思う。
全5編収録のうち、1つ目の「穴へはキノコをおいかけて」は、マリオのネタが冒頭から出てきている。
主人公が過去を思い出しているときの、「その時々に遊んでいたゲームが想い出のタグになっている」という記述にものすごく共感してしまった。そういうのあるよね。自分の場合は音楽とかも当てはまりそうかな。

おわり

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