珈琲のための、二泊三日親娘旅。
夜更かしをしている。
会津へ帰ってくると、いつもこうだ。
夜が静かに過ぎていって、特にすることもなく、ただ、ゴロゴロしたり、外のカエルの大合唱に耳をすましたりする。星はとても綺麗で、あらゆるものが自然な状態にある。
『わぁ、星が綺麗だねぇ!』
なんて、会話は、やはり東京ではしない。
『月が大きいねぇ!』って話はするけれど、そのくらい明るくて大きいものじゃないと、大都会では見えないんだろう。
会津に来た理由は。
今回は、娘と2人旅で、最近よくある。
妻が長野へ、ジャニーズのコンサート遠征のため、週末は娘と一緒に過ごす時間だ。
タイミングよく、会津の若手珈琲家の集まり、AIZU COFFEE TIMEのイベントがあったので、5月は2度目の帰省である。
明日は、未来の仲間に会いに、猪苗代の、はじまりの美術館へ行ってくる。ぼくも来年からはここの仲間に加えてもらうつもりだ。
副業については、少し考えた。
さて、珈琲屋の支度中の身としては、いつ頃から本格的に準備をしていくかは考えどころだ。
そんなタイミングで、朝一番にこんなツイートを見て、珈琲屋を副業として始めようと思ったりなどした。とは言え、一瞬だけど。。
先日、金融庁の『これから先どれくらいのお金があったら足りますか?』的な資料が出たり、トヨタの『もはや終身雇用なんて、おしまいですよ。』宣言だったり、わりとぼくらの仕事を取り巻く状況は、一層厳しさを増している。
今後は、入社したりする時の履歴書などに、『副業』を書く欄などがあって、そこでの収入とか、スキルとかもわかるようになるんだろう。今は、そこの端境期でもあって、解禁できない会社がどんどん肩身が狭くなっていく。数年前はそれがマジョリティだったのに、残酷なものだ。
ただ、ぼくはぼくで、珈琲屋を『稼業』としてやっていくつもりだから、もしかすると気持ちの中ではすでに『副業』している立場なのかも知れないなぁ。
などという、薄ぼんやりとした、夜更かししながら思ったことなど。とりとめもなし。
寝よ。
ぼくも誰かの応援をしようと思います!