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『嫌なこと大全』を集めている

すこし前から「嫌なこと」を集めて、noteの下書きに書きとめている。
タイトルは「嫌なこと大全」。とはいえ別に集めてそのままどこかに発表するようなつもりはない。創作の足掛かりにしようと思って書きとめているのだ。

たぶん昔から、性格的なものなのだと思うけれど、ほかの人に比べると「嫌なこと」とか「嫌いなもの」とかが少ないほうなのではないかと思う。納得いかない状況も、なんだかんだと受け入れてしまう。得な性格なのだと思う。だから「嫌だなぁ」と思うことは少ないと言えば少ない。

しかしだからこそ、そういうものに出会ったときにはなにかしら心が動く。そういう自分を自覚している。そして、そうわかっているのでれば、そういった「嫌なもの」を見事に描ききれば、読者の心を動かすことができるものが作れるではないか。そうわたしの中のクリエイターの心がささやきだしたわけだ。

もちろん実際に自分の身におこったことだと直視できないこともある。だから主にマンガとか映画で見て「これはいやだなぁ……」と思ったことが多い。なかなか出会わないという物理的な問題もある。
とはいえ最近ショートショートなんてちっとも書いていないのだから、そのうち役に立つだろうという思いでゆるゆると書きとめている次第なのだ。

ちなみに最近「いやだなぁ……」と思ったのは、『キル・ビル2』で、生きたまま棺桶に入れられて埋められるところ。他には『ビバリウム』で見た目は一見人間だけれど、どう考えても人外のなにかとしか思えない状態で、その子を育てなければいけないと知った瞬間だ。

どこかで形にできることを祈って、今日も嫌なことを書きとめている。


#エッセイ #映画 #いやなこと

「欲しいものリスト」に眠っている本を買いたいです!(*´ω`*)