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『笑っている』のではない。『へらへらしている』のだ。

なんのことかというと、私がやたら多用するこいつ……『(笑)』の事だ。

まるで、このイラストに難癖をつけているように見えてしまうので、弁解をさせていだくと、このイラストはちゃんとキレイに笑ってると思うし、素敵な笑顔の女性のイラストだと思う。

『へらへらしている』のは、この私なのだ。

最近はあまりないけれど、私は学生の頃、ほとんどの後輩からタメ口で話しかけられていた。流石に3つも4つも下の、入ってすぐの新入生にタメ口を使われた時は、我ながら驚いた。でも、最早それは才能の様なものなのかもしれない。

そんな私が後輩から言われた言葉が、

「たけのこって基本的にへらへらしてるよね」

というものだ。文字にするとちょっと凹むな(笑
でも、これは結構的確な言説だと思う。私がやたらと『(笑)』を多用しがちなのは「へらへらしているから」に他ならない。

ツイッターか何かで、『「w」の使い方が下手なヤツがムカつく』みたいな話を見たことがあって、私はすぐ思ったものです。

「あーわかるわかる。それ、笑ってるんじゃないよ。へらへらしてるんだよ」

へらへらする:だらしなくあいまいに笑うさま(出典:コトバンク)

実際に、この定義に当てはまるか?と言われると多少の語弊がある気がする。

『(笑)』と書いた時に実際に笑っていないわけではない(もちろん「そういう文章表現である」ということですが)。
でも、同時にそれは賑やかしであり、敵意と他意のないことの表現であり、長年染み込んできた「愛想を振りまくこと」の表現であったりもするのだ。

一言で言うと「へらへらしている」のだ(笑

「字面だけで伝わるのは7%に過ぎない」なんてゆう話もあるわけじゃないですか。
あれ?怒ってるのかな?なんて思われても嫌じゃん。私はなんなら、ビジネスメールでさえも顔文字を使いたいと常々思っているんですよ。というか、気を抜くと『(笑)』とか仕事でも普通に使いそうになって正直危ない(笑

みなさん何でそんなに、おしとやかで落ち着いた大人な雰囲気醸し出しちゃってるのか。そりゃ、実際におしとやかで落ち着いているからか……そうよね、うん。みんな立派な大人だもんね。。

突きつけられる現実ほど、刺さるものはありませんね(笑

そもそも、エッセイ等の文章でもほとんと『(笑)』を使うものは見受けられない。それが業界のスタンダートなのだろうし、出来ればそれに近づけていきたい思いはある。

いや……正確には、その気はあったんだけどさ。耐えられなくて(笑

でも、ちょっと前のmilieuのコラムで『(笑)』を見つけたときは、すごく救われた気がしました。

いいんじゃん!『(笑)』使っても!って。

そこからあまり意識しなくなったのは確かです。
それでも、このそう長くもない文章の中で、最後出す前には『(笑)』3つくらい取ったりしてます。毎回どんだけへらへらしてんだこいつ……って思わされる苦行(笑

そんなわけで、今後もバンバン使っていきます!というほど、『(笑)』に自信はありませんが、なるべく「大人」で「おしとやか」な『たけのこ』を目指して行こうかと私は思っているのですよ、おほほ

……って「おほほ」もダメじゃん。結局それ『(笑)』と一緒じゃん。

やたらと『(笑)』使って気持ち悪いな、と思ったらそっとフォロー外してやってくださいね。一人で枕濡らしますから(泣


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「欲しいものリスト」に眠っている本を買いたいです!(*´ω`*)