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子どもから見た大人の世界。麻生太郎さんの発言を聞いて。

麻生太郎さんの先日の「産んだら大変とばかり言うから」発言。
一次情報を確認するのが鉄則の我が家。
委員会全ては拝見できませんでしたが、下の動画で見ると非常に興味深いものでした。(この前後も見たい)

https://twitter.com/fuemiad/status/1329056177771094023

「少子化対策としてフランスのパックス制度を例に出して日本でも新婚向けの保障してはどうか?」という質問に対し、
なぜか福岡の人口移動の話をして、その後、
「そもそも結婚して子どもを産んだら大変という話ばかり出てくる。もっと子育ては楽しい!というのが出てこないと産む気にならないんじゃない?」
とお答えされておりました。

要約すると
Q少子化対策として国庫を財源としてこういうサポートはどう?
A福岡の人口が変わっていない2つの都市を分析してみてもいいかもね。
 あと結婚と子育ては楽しいという情報が(どこからか?)出てくると変わる。

これは・・質問と答えあってる?

ここはみなさんスルーですか?と思っていたら、同じことをいった人がおりました。小学生の長女。

もちろん、「子育てが大変だというから」発言に対しても想うところはあります(主に母)
一億総活躍の時代と前首相がおっしゃって。
共働きと核家族化と保育所問題、低賃金化、年金問題、コロナ禍での経済の見通しの悪さ、教育格差etc、これを抱えている現場としてはですね、

今回のお話は、それら課題を踏まえて少子化対策をしたい。
その財源の話をする「財務金融委員会」であり、課題解決のための話をしてたんじゃないのかな?
委員会の趣旨が違うなら申し訳ないですが。

母「大人ってこういう人ばかりと思わないでね」
長女「あーでもトランプさんとかもこういう感じじゃない?」
母「そうね・・・・。」

母「こういう人が国のトップにいる環境ってどうしてだろうね。」
長女「確かに」

ということで麻生太郎さんの家系図を長女と調べてみました。

夫「今の国会議員の中枢のご高齢の面々は、結構元首相とか皇族とつながってるで」

母長女「安倍さんもいる!」

長女「この前台湾の新型コロナ対策のことを調べててんけど、なんか日本と全然違うね」

母「そうやねん。陳時中さんも医学的な専門家で閣僚やし、オードリー・タンさんもデジタルの専門性の高くて民間から大臣に起用されてたよね。」

長女「マスクを配るシステムとか、在庫管理とか、色んなのがすごいと思った」。

20年位前から言われている選択的夫婦別姓ですら、ストップしていた日本。グローバル化が進み、変化のスピードがどんどん速くなっている時代に、このカメの歩みの根源はまともに議論もできない日本のTOPが原因なんじゃない?

今回の回答としては、
現時点では財源的に厳しいのか、そもそもそういう政策自体は別で検討してある程度試算した上で委員会で検討すべきものなのかを答える場ですよね。その後そうじゃなくてって話されたのかな?
ただ、そもそも論としてこんなずれた話をしてたら、結論出るものも出ないよね。

母としては、
「長女が選挙権を持つくらいまで日本が変わらないなら、
  別の国で生きていくことも視野に入れた方がいいかもしれないね。
 自分の住んでる国や他国の良い点、悪い点を踏まえて
 自分がどういった環境で生きていきたいのか少しずつ見分を広げていくのはいいと思うよ」

と子供に伝えてこの日は終わりました。
ルールを作る側には、能力とは別につながりという側面もあり権力を握るということも重要だし、その意味では麻生さんやトランプさんは使えるものを的確に使って今に至るのだろうねという話にもなりました。

政治家が子供たちの世代が大人になった時の未来を保障できない時代。

私が子供の頃は首相の名前を覚える、みたいな項目でしか
日本の政治家の顔や名前を目にすることはなかったので、今の時代って子供たちは色んな面で子どものままでいられないのかもしれないなと思いました。
本当は子どもが子供らしくポジティブなイメージで社会や、人権、を学んでいってほしいのにな。

カラマ・ハリス米副大統領が「民主主義は保証されたものではない。行動なんだ。」という趣旨のことをおっしゃっていて本当にそうだと思ったのですが、子供たちは私たちの世代以上に自分のことは自分で守らないといけない。
教育改革も待っていられそうにないし、親の負担は確実に増えております。

やっぱり、子育ては大変です。楽しいけど。

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