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なぜ「和式トイレ」は、そこまで敬遠されるのか!?

和式?洋式?

お食事中の方は読まないでください。皆さんは、外でトイレに入る時、もし洋式と和式の両方が空いていたら、どちらに入りますか?

きょうのテーマは、実は何も取材も勉強も調査もしておらず、私自身結論がわからない。ただ、気になった状態が、もう何十年?も続いているので、いつかちゃんと忘れずに調べたいと思い、備忘録として書いておく次第だ。読んだ方から色々知識や見解が聞けるかな、また、海外のトイレ事情も教えてもらえるかな、などと色々楽しみにしながら書いてみる。

洋式トイレを求め、彷徨う

というのも、今日、会社でトイレに行きたくなったのだ。大の方である。

で、トイレに飛び込む。四つある個室。空いているのは奥の1つのみ。
ちなみに手前の3つは洋式。空いている1つだけが和式だ。

おっと和式かよ。非接触式なので清潔だし、和式のメリットはわかる。しかし、いかんせん身体が硬くて腰が痛く、しゃがみ込む動作が大変なので、私は和式は苦手なのだ。どう考えても洋式が楽で、力を入れずにくつろぐことができ、洗浄もできる。

で、我慢しながら立ち去り、その階の別のトイレに駆け込んでみた。
さて、と。二つある個室。手前の洋式は、人がいる。そして奥は空いている。でも・・・ そう、やっぱり和式だ。

まだ、我慢できそうだ。上の階に行ってみるか。二箇所とも和式だけが空いていたのは偶然かもしれない。

最初のトイレの真上のトイレだ。飛び込んでみる。
さてと。手前の3つの洋式は・・・はい、閉まっている。
奥の和式は・・・はい、空いている。

もう、ここまで来れば諦めればよいのだが、幸いまだ我慢ができるので、なぜだかくだらない意地が出てきて、洋式を絶対に見つけて使おうと決心した。次もまた
同じパターンならば、これは何かの真実を示しているなと、辺な好奇心も湧いてきた。

さあ、二箇所目の真上のトイレへ、駆け込む。
さて。うわっ。手前の洋式、使用中。奥の和式が空いている。
もう、「人は和式を避ける」ということがほぼ証明されているほどのデータ量だ。

私は何箇所トライしたんだろう。4箇所か。

五度目の正直になるか。もう一回、調べてみよう。幸い、まだ我慢はできる。笑
もうくだらない意地が止まらなくなってきた。

もう一箇所のトイレは、少し離れていたが、辿り着き、意を決して飛び込んだ。
さて・・・ うわわわ。ここもだ!3つのうち洋式が使用中、一番奥の和式のみが空いていた!

私はついにあきらめて、和式に入ったのだった。これはスクワットをしているのだ、体力づくりのためだと思うことにして、やや不安定な姿勢を保って、やっと用を足したのであった。ふうっ。

まあ、ランチの後の時間帯とはいえ、会社のトイレはちょっとキャパが足りなすぎるんじゃないか、などという問題はさておき、やはり少なくともここでは、「和式は意図的に避けられている」ということは言えそうだ。

なぜ、そこまで嫌われる?

なぜだろう。私と同じような理由で、特に中年以降の人たちは、しゃがむのがつらいからだろうか。でも、そこまで嫌われるものなんだろうか。かなり昔に人にこのことを聞いた時に、「日本人が和式を使わないなんて、情けない」(!?)という謎のことを言われてきょとんとしたことがあったが、もうひとつ、子供の頃にキョトンとしたエピソードを思い出した。

頑ななまでに洋式を使わなかった親戚のおばあさん

そのエピソードとは、この話とは全く逆。
そう、絶対に洋式を使わなかった人の話だ。
と言っても、私が小学生の頃、親戚のおばあさんの話だ。

そのおばあさんは、皆で外食事に行くことになっても、絶対に一緒に行かなかった。どうしてなのかと聞いたら、「洋式トイレが使えないから」というではないか!驚いた。子供の頃の私にはわからない何か他の「行かない理由」があったのかもしれないが、少なくとも彼女は洋式トイレが使えないというのは本当であった。

子供心にものすごく不思議であった。なぜかと言えば、彼女は腰痛持ちで、歩くのもおぼつかないお年寄りで、しょっちゅうこけそうになったりしていたぐらいだったからだ。「どうして洋式嫌なの?」「だって足が悪いでしょう。しゃがむと危ないし、洋式使ったほうが楽だよ」と何度も言ったが、「いや、洋式は私は使えないから」と頑なに洋式トイレを使うのを拒否していた。

彼女が育った時代によるものなのか、老いによる頑固さなのか、わからない。でも、合理的な理由とは別のところで、新しいものを受け入れられなかったり、受け入れたくない人は存在するんだな、ということを子供ながらに学んだのだった。

さてさて、話がよくわからない方向に転がってしまったようだが、和式トイレ。世の中にどのくらいあり、人気はどうで、今の製造状況はどうなっていて、今後はどうなっていくのだろうか。いつか調べてみたい。

アクロバティックな使用法!?

最後に、トイレと言えば、全然関係のない話を。
下記のような感じの貼り紙を、確か空港などのトイレで何回かみたことがある。

な、なんじゃ、こりゃ。
「洋式便器の上にしゃがんで用を足さないでください」ということか?
そんなアクロバティックな姿勢で用を足す人がいるのだろうか。

・・・と思ってネットを見ていると、海外ではこういう人がいて、便座に靴跡がついていることがある、などという記事も出てくる。

そういえば、汚い話だけれど、昔アフガニスタンにいた時、街中では基本外で用を足している人が多かった。そんな中で、国内最大(だけれどボロボロ)の郵便局のトイレに入った。便器は洋式だけれど、便座はなく、便器のふちに靴跡があったのを思い出した。つまり皆、この図のような状態で使用していたのか。私は結局用を足せなかったような気がする。

それにしても、あの時のアフガンの人たちは、便座がなくて汚くて座れないから、アクロバティックなしゃがみをするのか、それとも、私の親戚のおばあさんのように、「トイレはしゃがんでするもの。そういうもの」だから、そうするのか。

謎は深まるばかりだ。
そして、人間にとって欠くべからざる存在のトイレからは、色々なものが見えてきそうな気がする。

皆さんも、トイレにまつわる話題、海外のトイレ事情など、よければ教えてください。


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きょうも最後までお読みいただき、ありがとうございました。
AJ 😀

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