ファッション誌『CLASSY』雪山ミステリー着回しコーデが思いのほかガチだった:創作のための戦訓講義50


事例概要

発端

※毎度すごい状況下で着回しコーデをするファッション誌の企画、今回はミステリがらみということで界隈がざわつく。

意外と実用的?

※クローズドサークルというと予想外の突発的事態を想定しがちだが、それこそ『十角館の殺人』のように、閉じ込められはしたが当初から数日いる予定だった、という場合にはファッションは考えて然るべきだろう。

個人見解

 一見ネタに見えて、意外と作品の完成度を高める細部のひとつかもしれないのがファッション。小説の場合視覚情報がないのである程度誤魔化しは聞くが、特に漫画ではそうもいかないようだ。

 クローズドサークルという突発的緊急事態にファッションなど考える余裕などないが、そもそも現場には数日留まることを前提に向かっているはずなので、ファッション性のある服装を持っていること自体は当然なのだ。トンチキ企画に見えて、今回、クローズドサークルにおけるキャラクター性をファッションから紐解く稀有な機会となった。


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