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3月のお話「良き思い出は、心の宝だね」

みなさん、こんにちは。
今日は子育てのあれこれというよりは
私が最近感じたことを
ちょっとおしゃべりしてみようかと思います。

数年前に「断捨離」という言葉が流行ってから
あれこれお家の中を整理したりしてる人も増えたのではないでしょうかね?

おうちの中って驚くほど
もう必要でなくなったものでいっぱいだったりします。

最近、私の実家の母も
せっせとお家を片付けていて
「こんな写真、欲しかったら持っていきなさい。いらなかったら捨てて」と言ってアルバムをど〜んと渡されました。

その写真たちは
何度か以前も見たことがあって
特に目新しいものでもないものも多いのですが

「じゃあ欲しいものだけ外してパソコンに入れよう」と
作業を始めたのですが

今この年齢になって(50代を半分過ぎて)
あらためて一枚ずつ見ていると
とても不思議な気持ちになっている自分に気がつきました。

その気持ちとは・・・

「私は愛されてたんだなあ。幸せだったんだなあ」
という気持ちでした。

こんなページでこんなことを書くのは
あまりふさわしくないかもしれないですが

私の小さい頃、そして家族それぞれも
必ずしも穏やかで幸せで
愛情あふれる、笑顔あふれる家庭だったとは
思えない記憶があります。

それがいつしか
嫌だったり悲しかったりした記憶って強力なので
そっちが勝ってしまって
楽しかったり幸せだったりした出来事は
ほんのちょっとしかなかったような思い出に
自分の頭の中で
割合が変わって行ってしまっていたのかもしれませんね。


でもね、幼い私を抱っこしてくれる父、母、祖父、祖母・・・

私を喜ばせようとあちこちに出かけたり
いろんなことをしてくれている写真を何枚も見つけるうちに

「あれ?私ってすごく幸せだった。すごく愛されてたんだなあ」って
ただただ純粋にそんなふうに伝わってきたのです。

おかげさまで、今は普通に幸せに暮らしているのですが

実は今だけでなく
ずっとずっと幸せだったんだなあって素直に思えたりしました。

そしてそれが思いがけず
自分を癒す良い時間になりました。

赤ちゃんあい愛の
パパママ教室にきてくださったみなさんに
親子三人で遊んでいる写真を
必ずお一組ごとに何枚か撮らせていただいて
教室終了後に送らせていただいてます。

戸惑いながら、恐る恐る赤ちゃんに触れるパパの姿。
隣で笑ってるママの姿。
二人で一生懸命あやしている姿。

こんな写真が
お子さんが大きくなったときに
はたまた私のようにオバチャンになってから
「あれ?今、全然パパと話しないけど、
私が赤ちゃんの時こんな顔をパパはしてたんだあ」
とか
「親のこと・・・ずっとウザいとか話通じね〜!って思ってたけど
こうして大事って思ってくれてたんだなあ」
って、子供が思ってくれたら嬉しいなあって思うのです。

その感じ方、受け取り方は見る子供の年齢によって
全く違うかもしれません。
また私くらいの年齢ではまた一つ違うものになると思います。

今はスマホで簡単に撮れる分
データーとしてスマホやパソコンの中にはたくさんあるんだけど
それも色褪せない保存でいいのですが

もしできればいい写真、いい一コマがあったら
ぜひプリントアウトして
いつの日か子供が見られるようにしておくのも
素敵かなって思います。

「良き思い出は、心の宝」なんて言葉がありましたが
その心の宝物が
これから先いろいろなことを乗り越える心の力に
なってくれるように思います。

子育てで忙しい今すぐではなくていいから
子供に、そして自分のためにも
心の宝物を大切に伝えてあげて欲しいなあって思いました。

では、またね♪( ´▽`)

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