書きおえて最後の最後にウンウン捻り出して題名をつけることもあるし

朧気なイメージを言語化した題名が
フッと湧いて
それをアイデアというのだろうけど
慌てて消えぬうちにと
間に合え!と
タイムレース書き留めることもあるし

他力本願

自分じゃなくて誰かの一言に
それな、と閃いて
アキラくんみたいに
未分裂のくせに肥大化しようとする自分に
カタチが与えれて
皮１枚纏って安心することもある

人生の五月病のタイトルも

友人に散々愚痴っていて苦笑

ああ更年期かもしれない
コタツの遠赤外線で温められたみたいに
身体の内側が沸々茹っているのがわかるんだよー
今までできていたようにできないことばかりだ
家事が回らない
洗濯物は畳んでないし
皿はシンクに溜まってるし
夕飯はコンビニ弁当だし
これってセルフネグレクトっていうんじゃね
仕事も行きたくねー
金が飛ぶように出ていくよー
また病気して今度はホントに自転車操業回らなくなっちゃうよー

自分の中の弱音という弱音を吐きだしていたら

まるでアンジャッシュのコントみたいに
お互い違うことを話題にしているのに
なぜか勘違いしたまま話がかみ合って
ふたりの間では会話が進行してしまって

友人はその調子の悪さを何故か入学した次女の
受験からの燃え尽き大学一年生の物語として
聞いていたらしく

まあちょっと長めの五月病なんじゃない？
そのくらい勉強頑張ってきたってことじゃね
高校受験終えて入学してホッとしたら
今度は大学受験だまた勉強しろって言われて
学校行くの嫌になったからなあ

へ？五月病？
大学受験？
いや、次女の話じゃないよ
アタシ、アタシの話よ！！！
不調は私！
ちょっとお～ちゃんと人の話聞いてんのお

と怒り亀頭に達したんだけど

あ、これも一回言ってみたかったヤツ笑
心頭ね心頭
分かってやってるんだから怒らないでよー

カーッてなって血が集まったら
勃っちゃうじゃん
でも怒りで勃つことあんのかな?

まあいい
赤毛には永遠にわかることはない
ただの言葉遊び

ふと、まてよ、五月病？
私のこの不調も人生スパンで考えたとき
子育てがひと段落した安堵からの燃え尽き
五月病みたいなもんだとも言えるかも

ああその線で書いてみようと
シコシコ書き始めた笑

何もこれは題名を付けるときだけじゃなくて
自分で何とかしようと思って突破口が開けることもあるし
そういうやり方は1が1に対応するから
わかりやすく達成感があるけど

ただ
自力でできることには限りがあるし
他人を頼って
けどその人に直接助けてもらおうなんてのは
随分とまあ虫の良い話で
人助けメインの救世主じゃあるめえし
人のケツ拭くのはやっぱり関係が近ければ近い程きつい

いや
そもそも論拭いてくださいって
手が届かないんですって
チャンとお願いして頭下げて
他者にお尻を見せることが
自分にできてるだろうかと

羞恥心とか
見栄とか
自尊心とか
プライドっていうのかな
そういうので包んだケツじゃあ
どこがケツかも見えないし拭こうにも拭くことだってできやしない

覆うなら
そう
レースのパンティ位の
恥ずかしさと透け具合で笑

そしたら、い、いいよ、って
ぼ、ぼくのもお願いって

お互いに恥ずかしさの向こうで
向き合うことが出来るかもしれない

あれ、なんか最初に書こうと思ったことと
違くなってる気がするけど

まあ朝の一筆書きだから
お許しください

今日も1日がんばりまっしょい