やさしい言葉がたくさん詰まっている本です。

自分で読むのも、大切な誰かに贈るのにも。

☆本の内容☆  に書いた言葉は抜粋したものですが、これ以外にも素敵な言葉たちがたくさんです。

抜粋していませんが、『怒ってるメール』や『美しい喧嘩』は、個人的に今一番響いた言葉でした。
（前に読んだときの印象にはなかったので、そのときは響いてこなかったんだろうなぁ）

読む時の気持ちでまた、ピンとくるものが違うのも、こういった本の醍醐味ですね。

☆本の内容☆

今現在の幸せを感じることができるかどうかは、幸せを『ひろう力』を身につけられるかどうか。

『だいじょうぶ』
だいじょうぶ
上手く言えなくても
上手くできていないと思っていても
あなたをわかってくれてる人は
思ってるよりもたくさんいる

『ひとりぼっち、じゃないからね』
みんなひとりひとり
それぞれ大変なことや、
みんなひとりひとり
背負っていることがあって

問題はそれぞれ違うんだけど
同じように傷つけたり、
傷つけられたりしてるんだ

時期もそれぞれ違うから
そんな風にちっともみえないかもしれないけれど
誰もがみんなそれぞれ同じように
何かしら辛いことを抱えてる

あなただけが
ひとりぼっちじゃないからね

『どう生きるか』
どう生きるかは
誰と仕事するか
誰と遊ぶか
誰を愛するかの
集大成だよ

『縁起担ぎ』
大事にしていたものが壊れたら
反射的に
「あ、いいことが起きる」って思う
大事にしていたものは
寂しくならないようにって
すてきな運をつれてきてくれる

『open  mind』
自分は間違っているかもしれない、って

自信のあることでさえ
自分はもしかしたら
間違っているかも知れないって
目を閉じて
心を開けるの

『言葉』
意地悪な言葉を投げつけられた時に

あの人がこう言った、あぁ言ったって
何度も何度も思い返して涙ぐんでいたら

言葉の糸にからまって
いつのまにか自分の方が
消耗して動けなくなってしまう

言葉はね
好きな言葉だけ
自分にからめて
いつくしむの

そのほかの
いらない言葉の糸たちは
するりと外して
決して自分にからませない

優雅にね

好きでもないものを
身につけなくていいのよ
着るものを選ぶように
醜い言葉を着なくていいの