1４年ぶりのアルバム「祝祭」が完成しました！

この特装アートCD、ぜひ見て欲しいので写真でご紹介します。

なかなかに素敵でしょう？なぜこのような仕様にしたかと言いますと、

１）私自身が、普通のサイズのCDパッケージを買いたいと思うことがほぼなくなった。とはいえ配信だけでは伝え切れない思いもある。
２）しばらくすると「邪魔だな」と思われるものにしたくなかった。
３）歌詞をスマホやPC画面でなく絵本を読むように楽しんでもらいたい。
４）音楽と一緒に、アートを持ち帰ってくれたら。
５）初めて手に取って開けたときに、わあ、と驚いてくれたら。

といったところでしょうか。特に４）の「音楽と一緒にアートを持ち帰ってくれたら」という気持ちが今回は強かったです。じゃあいま流行ってるアナログLP盤作ればいいじゃん、というとそれもちょっと違って。そもそも自分の音楽を聴きにライブに来てくださるお客さんでアナログプレイヤーを持っている人はまだまだ少ないですし、（まあCDプレイヤーも少なくなって来てますが、、）楽曲の雰囲気やアレンジ、使っている音色やミックスの方向性もアナログで聴く必要を感じないアプローチだったりもするので。ならば、アナログLP盤のアートワークをまとったCDを作ろう！ということになったわけです。

ちなみに、この素敵な絵を描いてくれたのは、私の友人で仕事仲間でもある佐藤 拓さん。（彼のお仕事はこちらでご覧になれます↓。）

今回のデザインにあたっては、「LPサイズで中を開くとCD」のパッケージを作りたい、ということ以外、私から佐藤さんに特にお願いしたことはありませんでした。こんな絵を描いて欲しい、こんなデザインにして欲しいといったこともあえてお伝えせず、歌入れが終わったばかりの出来立てほやほや！ラフミックス音源をお渡ししました。その楽曲を聴いた佐藤さんの中に浮かんだイメージをいくつか提案してもらう形をとったわけです。これが楽しかった！佐藤さんから出てくるアイデアがとても面白く、この曲たちを聴いてそんな風に感じてくれたのか！といった発見がありました。

中でも佐藤さんが何度か口にされて印象に残ったのが「自分はこのアルバムを聴くと不思議と生命力みたいなものを感じる」という言葉でした。そうして彼が描いてくれたのが、一輪の花、タンポポだったのです。これはアルバム最後に収録されている「祝祭」という曲に出てくる、大切な役割を担った花なんですね。その小さな一輪のタンポポをぐぐっとクローズアップして、大輪に見せてくれたのです。最初に絵を見たときにすごい！これだ！と感激しました。

完成したCDは、まずライブに来てくださったお客さんに手に取ってほしかったのでツアー先に毎回持って行って終演後に販売したのですが、どの会場でもみなさんとても喜んでくれました。部屋に飾った写真を送ってくださったり、「持って帰るのが楽しかった」というメッセージをくださる方がいたり。何よりです。

そんな中、東京での弾き語りライブを配信した際に、MCでこのアルバムのことに触れまして「もし興味持ってくれた人がいたらメールください。少し時間はかかりますが梱包してお送りします。」とお話ししたら思った以上にたくさんの方からメールをいただきまして。自分でちまちま梱包しながらゆうパックで発送を始めたのですが。これが、ちょっと手間だけど楽しいんですよね。「無事届きました！」と連絡されるついでにライブの感想やご自分の近況などを添えてくださる人もいたり。私もそこにお返事したり、梱包の中にちょっとその時の気分で選んだ絵葉書を入れてみたりしています。
1日に何十枚も発送するわけでもないし、このやり方で十分だなと思いまして
、今のところはネットショップも開設せず、シンプルにメールで注文を受けさせてもらう形にしております。（今後の状況によってはネットショップへと移行する可能性もあります。）

ということで、現在のご注文方法は、

１）メールアドレス ryuakmt@gmail.com までご連絡をお願いします。
２）メールのタイトルに「祝祭CD希望」と書いて頂き、あとはご自由に。
３）私からお返事いたします。（できるだけ２４時間以内に頑張ります。）
４）いただいた住所とご希望時間帯にゆうパックで発送します。
５）無事届きましたら、お伝えする銀行口座にお振り込みください。

アルバム１枚 2,000円 ＋ 梱包・ゆうパック送料 1,000円 でお届けします。
（お届け先は今のところ国内のみとさせてもらっております。）
（振込み手数料はご負担をお願いしています。）

とってもいいものが出来きましたので、
ぜひお手に取っていただければと思います。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
じゃあまた！