大学の目的は何か?ダイバーシティ時代の大学を語る

東大の新課程「カレッジ・オブ・デザイン」について、賛否の声があがっている。賛成派は、海外のエリートを集められる、ダイバーシティが進む、文理両方わかるエリートを育成できる、というところか。反対派は、税金を使って海外のエリートを集めることに反対らしい。

大学の目的は何なのだろうか。東大は、今までは「日本人にとっての一番の大学」だった。しかし、今はダイバーシティの時代だ。ダイバーシティに反対の人はいないだろう。GoogleやIBMの社長はいまやインド人だ。この論点だけ反対するのは、総論賛成各論反対ではないのか?「日本を強国にするための大学」としてとらえると、東大の取り組みは悪くない。

東大は今までは、開成灘筑駒などの寡占であり、男子比率も高かった。ダイバーシティを達成できない、東大の焦りも感じられる。東工大も女子枠をつくった。

ダイバーシティ、これが一丁目一番地なのだろう。その答えが、東大の新課程だ。

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