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また生物部がやらかした!A-Levelを学ぶ編¦生命をつくる分子(生体分子#1)

A-Levelは、世界で最も一般的な高校~大学1年レベルの知識を問う国際資格で、海外大学の入学要件としても広く用いられています(詳しくはこちら)。
このマガジンでは、A-Level Biology(生物学)の内容を、ポイントを押さえながら分かりやすく日本語で説明しています。
英語でA-Levelを学ぶお供、社会人の学び直しなど、いろいろな用途で使うことができます。
途中からでも、最初からでも、ぜひ読んでくださいね!目次はこちら
もちろん、日本の高校生物・生物基礎の内容にも対応させています!

こんにちは!
生物部へようこそ!!

皆さんとA-Levelの生物学の内容を共有できるのを楽しみにしていました!
私はもちろん生き物が大好きですが、同じく生き物が好きな人にもそうでない人にも、生き物の素敵なところをもっともっと知って貰って、楽しみながら学んでいって欲しいなと思ってます。
そして、皆さんが自分の目標に近付いたり、新しい視点や興味を持つためのサポートが出来たらいいなと思ってます。
これからどうぞよろしくお願いします!!

今日の内容は、からだを作る分子「生体分子」についてです!

すべての細胞や生物を構成している生体分子には、炭水化物、アミノ酸、タンパク質、脂質など、さまざまな種類があります。
これからしばらく、そんな生体分子のお話をしていきますね!


体をつくる物質には進化の証拠が詰まってる!

いま地球上に生きる私たち生き物は、みんな同じ祖先から進化してきました。
生き物は時間をかけて形や生態を変化させ(これを進化といいます)、紆余曲折ありながらも、多様化してきたのです。
このことは、全ての生物が遺伝物質として同じ核酸(DNAとRNA)を使い、同じアミノ酸によってタンパク質が作られていることからも分かります。

面白いコラムを見つけたので貼っておきますね。



モノマー、ポリマーって?

炭水化物、タンパク質、核酸などのポリマーと呼ばれる物質は、小さな分子であるモノマーがいくつも連なっている長い鎖によってできている大きな分子です。
モノマーの例としては、単糖類、アミノ酸、ヌクレオチドなどがあります。

アミノ酸の例:左にアミノ基(NH2-)、右にカルボキシ基(-COOH)がありますね!R(側鎖)の部分はアミノ酸ごとに異なります。



ポリマーのつくりを具体的に知ろう!

ほとんどの生体高分子は、モノマー同士の縮合反応によって生成されます。
縮合反応では、モノマーとモノマーの間に化学結合ができ、1つの水分子を放出します(脱水縮合)。
ちなみに、逆に水分子を加えて分子を2つに分けることを加水分解といいます。

アミノ酸同士の結合:左上のアミノ酸からOHが、右上のアミノ酸からHが提供され、水H2Oができます。水が取れるとCとNが単結合して、2つのアミノ酸はつながります。アミノ酸同士のこの結合を特にペプチド結合と言います。
アミノ酸の鎖:青い部分がペプチド結合で、左右にどんどんアミノ酸(モノマー)が連結して、ポリペプチドができます。このポリペプチド同士もつながって大きなタンパク質(ポリマー)の分子ができています。


はい!今日はここまで!
とりあえず、今日は短めでいきます^^
初めて記事を投稿しましたが、意外にこだわってしまいます、、。
質問等々あれば、ぜひコメントで聞いてくださいね!


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