いいんだよ

久しぶりに
想いを書いてみたくなりました。

もうしばらくかかるかと思ったのが
案外すんなりと
素直にココに戻りたいと思えて良かった。

2年前に心筋梗塞一歩手前で
病院にゴー。

おかげさまで
ご臨終一歩手前、で助かりましたが
その後2か月入院しました。

ご経験のある方も多いでしょうが
入院すると
これでもか、というほど
毎日、毎日、検査検査です。

上から下まで身体中
調べつくされます。

結果、大腸にはポリープ3個ほど
腎臓には肺との間に腎臓癌
しかも私の左腎臓は
生まれつきセミの抜け殻のような
みじめったらしい
干からびた小さな小さな干物の皮
の様になって壊死していたのです。

知らなかったあ
かわいそうな私の腎臓
死んでいるのに尚
みじめに体にしがみついていたのね

あなたのお母さんは
そんなこととはつゆ知らず

(なんで私は他の人の様に
かっこよく
ビールの大チョッキを飲み干せず)

「昨日はちょっと飲みすぎて」
「ワインを2本あけてしまったわ」
などと
うそぶいてみたりできずに
 
小さなコップに
半分ほどのビールを頂いて
まるでひとりで
あれもこれもと飲み漁っている
のん兵衛のような
真っ赤な顔をして
悪い女の代名詞のような言われ方を
されていたのね

知らなかったから
眠れないと言っては
飲めないお酒を
無理やり飲んで
馬鹿な日常を
忘れるために眠剤を
無理やり
ぶっこんで
明日もまた無事に
馬鹿な一日を
迎えるために
馬鹿になって夜を過ごしたの

ごめんね、
だから頑張って働いてくれた
片方の腎臓ちゃんが
悲鳴をあげて
お友達の高血圧ちゃんを
心臓へおくってしまった。

十分大きくなった心臓は
不整脈という友達と
寝ていて呼吸が
突然止まってしまう
無呼吸という
お友達もつれてきたね

まあそれでにぎやかなことに
なりましたわ

えらい大きな声で
寝言も叫ぶらしいです

もう生まれも
お育ちもよくないので
静かに
優雅にくらせないのでしょうかね?

どう考えても
生まれ来るべきでは
なかったのに
こうしてまだ息をしている
ちゅうことは
神様の何かおぼしめしがあるのでは?

そう考えた時期もありましたが

今は違います

とりあえず
生きていればいいのです

それが私のこの世の役目


世の中には
華々しく輝ける
白亜の城の人たちもいます。

でも
その城を取り巻く
お堀の生垣のような
私だって必要なんです

いんだよ、このままで、
いいんだよ、
生きてるだけで、、、
私の中の神様が
そうささやいています。



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