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台風がスパイラルバンドを含んで巨大化。これから来る台風は主流になりやすいと推定。

こんにちは、翼祈(たすき)です。
異常気象で、統計史上最も暑かった、2023年の夏。熱中症の疑いでの救急搬送も、総務省消防庁によれば、9月は日本各地で9193人と、2022年9月の1.9倍で、9月としては統計を開始した2008年以降、2番目に多くなりました。

気温が高かったとしても、例年以上に少なかったのが、台風ではないでしょうか?

2023年は、8月に6個の台風が発生し、9月上旬には日本の南の海上を台風13号が北上していって、伊豆諸島や関東では線状降水帯などでの豪雨で川の氾濫や土砂災害などによる被害が相次ぎました。

2023年9月30日、台風14号がフィリピンの東で発生しましたが、9月に台風が発生したのは2個だけで、9月の台風の総数では気象庁が統計を取り始めてから1951年以降、1973年、1983年と並んで最も少なくなかったといいます。

そんな台風が今後は、「スパイラルバンド」というタイプが主流になりそうだといいます。

今回は「スパイラルバンド」とは何?をベースに追求していきます。

台風の「スパイラルバンド」ってどんなもの?

台風7号は広範囲に記録的な豪雨をもたらしました。気象庁は、台風の中心から数100kmまで拡がった「降雨帯」で雨雲が発達したと取りまとめました。2023年8月16日も降雨帯が発達する恐れがある日本海側などでは河川氾濫や土砂災害に注意する様に訴えました。

台風の中心には、「スパイラルバンド」と言われている線状の降雨帯が拡大しています。海面水温が高い海域を遅いスピードで進んでいった台風7号では大量の水蒸気が供給され続けたと推定され、奈良県天川村や和歌山県那智勝浦町などで、2023年8月11~8月15日の総雨量が平年の8月の1ヵ月分を上回る大雨が降りました。

2023年8月15日朝に線状降水帯が発生した岡山、鳥取両県でも、「スパイラルバンド」が中国山地にぶつかって次から次へと積乱雲へと発達しました。鳥取では断続的に雨が降り続き、大雨特別警報の発表に至りました。

参考:台風7号の記録的大雨、「スパイラルバンド」で雨雲発達か…通過後も警戒必要 読売新聞(2023年)

横浜国立大台風科学技術研究センター副センター長の名古屋大学教授の男性は「台風の勢力が衰えづらく、台風の北側にも沢山の水蒸気が入り込んだことで、日本海側に豪雨が降り注ぎました」と指摘し、「台風が通過した後も湿った空気が南西から入って来ることで、引き続き豪雨への警戒が必要となります」と説明しました。

今年は、


とにかく暑かったですね。ずっと暑くて、バテていました。熱中症気味なのも数回起きました。

後、私の額の病気が悪化しやすくて、本当に地球沸騰化に悩まされた夏でした。

台風が来ると激甚災害をもたらすので厄介ですが、台風が来ることで気温が下がりますし、少なかったことも気温が高かった要因なんでしょうね。

10月から気温が下がると天気予報で聞いた時、「こんなに暑いのに、絶対嘘だと思う」と信じていなかったのですが、今月に実際に入ると気温がグッと下がって、寒い日も多く、先月まで半袖だった私が、何枚も着る様になるなんて、あの時は思いもしませんでした。

2023年には台風が少なかったとはいえ、来年も少ないということもないかもしれないですし、今後も「スパイラルバンド」などに気を付けていきたいですね。


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