見出し画像

2023年3月末まで、市民がリユース出来る『ジモティースポット川崎』を運営。譲り受けは県外の人も可能。

こんにちは、翼祈(たすき)です。
神奈川県川崎市に、市民限定でもう使わない製品をリユースに出して、譲ることが出来る『ジモティースポット川崎』が開設されました。運営は2023年3月末までということです。

譲ることは市民限定ということですが、譲り受けることは市外の人でも可能だと言います。今回はリユース拠点『ジモティースポット川崎』を特集します。

神奈川県川崎市にリユース拠点『ジモティースポット川崎』が開設。2023年3月末まで。


もう使わない製品のリユースを促進させ、ごみの量を少なくしていこうと、神奈川県川崎市では2022年11月16日、地域情報サイト運営会社「ジモティー」と提携したリユース拠点『ジモティースポット川崎』を、多摩区宿河原にオープンしました。川崎市に住む市民らが使わなくなった製品を無料で持ち込んで、欲しい人に無料で譲り渡すシステムで、環境省が公募を出した実証事業となります。神奈川県内での初のリユース拠点だといい、2023年3月末まで運営します。

『ジモティースポット川崎』には初日の11月16日から椅子やスーツケース、テレビ台が続々と持ち込まれました。同川崎市多摩区生田に住む女性は来年の子どもが小学校に上がるのを前に、使わなくなったベビーカーや補助便座を持ち込んでいました。「持って来たものは、子どもが成長して必要ではなくなったもの。捨てずによくなって助かった」と笑顔を弾けました。

同川崎市宮前区に住む女性会社員は多目的ワゴンなど、引っ越しした時に出て来た使わなくなった製品を持ち込み、「ごみに出すのは気持ち的に出来なかった」としています。電気掃除機などを持ち込んだ、同川崎市高津区に住む男性会社員は「粗大ごみとして処分すれば、その分お金も時間もかかります。無料で持ち込めて、これで新しい電気掃除機が買える」と声が弾みました。

持ち込みは川崎市在住の市民限定となっており、持ち込む前にWEBサイトからの事前予約が必要となります。『ジモティースポット川崎』で待機していたスタッフはこの日、電気製品がちゃんと動くかなどを確認を行った後、写真を撮影し、続々とWEBサイト上に製品の写真をアップしていきました。

中古品相場に照合し、大半の製品は「0円」となりますが、製品の中には500円や1000円などの値がつくものもあるということです。売り上げは『ジモティースポット川崎』の運営費に充てられます。同川崎市の広報を観て、『ジモティースポット川崎』を知ったという近くに住んでいる男性は、ステレオCDラジカセを無料で譲り受け、「このステレオCDラジカセで、家にあるカセットテープが沢山聴けます」と笑顔を見せました。

その反面で、持ち込みや譲り受けには市民の労力も必要となります。同川崎市幸区に住む電車で『ジモティースポット川崎』まで来た女性からは「住んでいる場所から遠くて、製品を持ち込むのは大変でした。川崎市内にもっとリユース拠点を拡げて欲しい」と希望もありました。同川崎市と提携している運営会社「ジモティー」取締役で責任者の男性は「ごみを減らすこと、リユースを川崎市に住む皆さんと共に推し進めたい」と発信しました。

参考:リユースでごみ減量 ジモティースポット 多摩区に開設 不要品を持ち込み 必要な人に譲り渡す 東京新聞(2022年)

無料での譲り受けに関しては市外に住む人でも可能で、製品の閲覧など詳細は、「ジモティー」のWEBサイトから『ジモティースポット川崎』で検索して下さい。開設時間は8時〜17時で、5、6人のスタッフが対応します。火曜定休。

地元にもこういうところがあったらなぁ…


私の住んでいるところにはこういう施設はありません。中古のものを買いに行くなら、そういうものを取り扱っているお店に行くしかありません。

今は円安で物価高なので、こういう拠点はとても重宝されると思います。私の自宅にある家電とかインテリアも古いものしか、壊れた時に型が合わない場合もあり、時々そういう時に困るんですよね。こういう拠点がもっと全国に広がればいいなと思いました。


AKARIというサイトでも記事を書いているので、良ければこちらも読んで下さい。

https://akari-media.com/author/tasuki/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?