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カーボンフットプリントのスニーカーを販売する「Allbirds」。CO2を可視化しエコへ。 

こんにちは、翼祈(たすき)です。

地球沸騰化の中で、様々なCO2削減の取り組みが行われています。

その中でこの記事で紹介したいのが、カーボンフットプリントです。

「2.85」「9.92」。そんな数値が表示されたスニーカーが東京都心にある店舗に陳列されています。アイテムごとの温室効果ガスの総排出量CO2換算で表示したもので、カーボンフットプリントと呼ばれているアイテムとなります。

食品の熱量(カロリー)表示の様に浸透すれば、環境負荷の低さが買い物の基準の目安になるかもしれないといいます。

今回はカーボンフットプリントを取り入れている、「Allbirds(オールバーズ)」をご紹介致します。

カーボンフットプリントを販売する「Allbirds」とは?

ここはアメリカの新興企業「Allbirds」の丸の内店になります。日本のマーケティング本部長の男性は「食べ過ぎるとヒトは摂取カロリーを控える様に、環境負荷を少なくできたら」と述べます。

ファッション界は加工しやすい石油系の素材が多く用いられ、大量生産・大量廃棄も社会問題とされています。同「Allbirds」は「ビジネスのパワーで気候変動を逆転させたい」と、サッカー元ニュージーランド代表のティム・ブラウン氏などが2016年に創業しました。普通にスニーカー1足を作ると平均値で14kgのCO2が排出されますが、「Allbirds」製のスニーカーは平均値で7.12kgです。同「Allbirds」はCO2排出削減のためにユーカリやサトウキビなど天然素材を多用して取り入れています。

ニュージーランドの羊毛を用いた看板商品のスニーカー【ウールランナー】は羊のゲップにメタンガスが含まれることを配慮し、牧羊地として使う場所を輪作の様に定期的に変更し、土壌がやせない様にする「再生型農業」の元でスニーカーが作られています。牧草などの植物がCO2を取り込み、固定化して量を増やすことが目的となっています。

物流は、CO2排出量が多い飛行機ではなく海上輸送を導入し、包装も最小限に留めました。2030年までに全アイテムのCO2排出量ほぼ0を掲げながら、履き心地や耐久性、デザインも追求していく方針です。

参考:ファッションにも「見える化」 製品ごとにCO2排出量を数値表示 環境負荷減らす工夫を 東京新聞(2023年)

カーボンフットプリントは専門家のアドバイスを頂きながら算出し、第三者機関の検証を受けています。世界の技術革新や脱炭素化を加速させたいと、「Allbirds」はCO2算出の知識は他社にも共有し、自社のカーボンフットプリントのスニーカーに用いる開発素材の情報も公開しています。

スニーカーでエコできるなんて、

私は所属する会社の記事で書いたCO2削減を1つ挙げると、牛が出すメタンを減らすために、エサを替えたりとかしていますね。代替肉が作り始められたのは、このことが関係しているみたいです。

CO2削減は世界中で叫ばれている社会問題ですが、個人で削減するには限度があって、なかなか大きな削減とはいかないと思います。

今回は紹介させて頂きました「Allbirds」のカーボンフットプリントのスニーカーは、オシャレとか格好良いだけではなく、この靴を選ぶことで、個人でもCO2削減ができる、素晴らしいアイテムだと思います。

ファッションアイテムもただ好きなものを着るだけではなく、環境保護にも繋がる様になりました。本当にここでしかないオンリーワンなアイテムなんだろうなぁと思います。


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