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本当は楽しいPTA活動!

参加してみると意外に楽しいPTA活動。

なのに、現実は

「我が家は共稼ぎなのでお受けできません」
「介護の必要がある家族がいるので」

と、

PTA学級委員などの世話係を
推薦されても辞退される方が大変多く、
学校は、頭を悩ませています。

PTA活動は、
子どもたちの充実した学校生活を支えるために
保護者と教職員が連携して活動する組織です。

小学校では毎朝、
保護者の皆さんが交代で
通学路の交通量が多い場所などで
安全指導をしていただいています。

毎朝の保護者の皆さんの見守り活動おかげで
子どもたちの安心・安全が守られており、
こうしたPTA活動なくしては、
学校教育は成り立ちません。

多くの学校では、
PTAの委員になると、
PTA新聞、校外パトロール、
家庭教育セミナー、
のうちの一つを担当することになります。

PTA新聞の係になれば、
学校行事の写真撮影をしたり、
教職員や保護者の方々に
執筆依頼をしたりして、
新聞を編集・発行する喜びを
味わうことができます。

校外パトロールの係となれば、
子どもたちが立ち寄りそうな
危険箇所が分かり、その実態を
目の当たりにすることができます。

家庭教育セミナーの係となれば、
講演会の企画・運営をする中で、
子育てをはじめ、様々な分野の講師から
興味深いお話を聴くことができます。

学校によっては、校長や教頭が
講師を務めることがあります。

私は特に、小規模校を統合した学校では、
毎年講演会を行い、
ケーキと紅茶でおもてなしをしました。
統合にともなう子どもたちや保護者の
疑問や要望に一つ一つていねいに
回答して、ご理解いただくことにより、
親しみのある学校づくりに努めました。

また、こうした講演会の参加者は
ほとんどが母親でしたので、
父親の意見は、おやじの会で
集約して回答するようにしました。
おやじの会につきましては、
下の私の拙稿をお読みください。
https://note.com/akaruiojisan/n/n05a265b42c51

PTAの委員さんになると
学校へ足を運んでいただく回数が増えますが、 
学校に対する新たな気付きがたくさん生まれます。

校長先生や教頭先生、他の保護者と
情報交換ができる機会が増え、
質問もしやすくなり、
さらに最新情報が得られるようになります。

学校行事の日程変更や
通学路沿いの建設工事計画などの情報を
いち早く知ることもできます。

学校は敷居が高いと思われがちですが、
PTA活動を通して、
学校をより身近に感じていただき、
「あーそーなんだ!」
と、ご理解いただけることが
多々あるかと思います。


PATの委員になっても、
欠席ばかりで申し訳ない、
とおっしゃる方が多くおみえになりますが、
そんなことは、気になさらずに
他の保護者と交代してもらうか、
学校へ連絡して欠席していただければ、
全く問題はありません。


学校のために献身的に活動する
お父さんやお母さんの背中を見て
育ったお子さんは、将来きっと
そのボランティア精神を引き継いで、
素敵な保護者へと
成長してくれることと思います。

PTAの活動が盛んで、
保護者の皆さんが、
気軽に足を運んでくださる
風通しの良い学校は、
子どもたちにとっては、
間違いなく、
明るく楽しい学校なのです。


最後までお読みいただきありがとうございます。

明日も絶好調!