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アカツキゲームスのエンジニア採用の話

はじめに

こんにちは。こさだです。
アカツキゲームスのEngineering Officeという組織で、エンジニアの採用を担当しています。Engineering Officeという組織の役割や説明は、13日目で北林さんがしていますので、そちらの記事もぜひご覧ください。

彼はEngineering Officeの中で新卒に関わる全ての領域、主に採用・育成などの役割を持っていますが、わたしは採用に関わる全て、新卒も中途も担当しています。
Engineering Officeは6名のメンバーがいろんな領域をそれぞれが役割を持って担当していますが、少しずつ領域を重ねながら、属人化しないよう、負担が偏らないよう、でも専門性を発揮しながら活動しています。

元エンジニアのリーダー、元エンジニアの組織開発担当、元エンジニアのオンボーディング・広報担当、元エンジニアの新卒担当、ママでパワフルな制度・労務担当、そしてとにかく明るい採用担当のこさだです。

元エンジニア多いな?!

そうなんです。Engineering Officeはエンジニア組織にある専任人事なのですが、人事メンバーも元エンジニアが過半数。
そんなエンジニア組織の中で、非エンジニアのわたしが、エンジニア採用、特に中途採用に関して、この1年間で頑張ったお話ができればと思います。

結果からお伝えすると、めちゃくちゃ入社していただきました。とっても素晴らしいエンジニアの方々にたくさん仲間になっていただきました。詳しい数字は記載しませんが、昨年度の数倍の採用を実現することができました。
偶然に素晴らしい方から応募があったから、会社のフェーズがハマった、運が良かった、まあそんなところだとは思っています。でも具体的に何したの?何を1年頑張ったの?を自分なりに書き連ねるので、お付き合いいただければと思います。

\(^-^ )エンジニア採用に悪戦苦闘している同志に響きますように〜〜〜〜

人材エージェントから2020年9月にアカツキに入社、企画職の新卒・中途採用を経験しました。少しだけ職種横断の課題解決チームにもいました。そして今年の2月にEngineering Officeに異動。中途採用を任せていただきました。

これまでは元エンジニアがやっていた中途採用。引き継ぎを受けて、実際やってみて感じたこと。

技術的な解像度の低さ・・・

そもそも現場での開発経験がないので、エージェントに解像度高く話すことができないし、書類選考の基準もあいまい。エンジニア採用、エンジニアがやった方がいいのでは?!と思ってしまいました。

でも、やるしかないのでね。

非エンジニアのわたしができることってなんだろう?
Engineering Officeの元エンジニアたちの力を借りながら、自分の強みを活かすこと、それってどんなことだろう、何ができるかを考え、行動しました。

わたしが認識している自分の強み、ユニークだと思う部分

  • 相手を知りたいと思うこと

  • 臆せず関係性を作りにいくこと

  • 相手にワクワクするように伝えること

まずやったこと

##社内のメンバーを知ろう

エンジニア組織に来たばかりで、名前と顔、やっていること、雰囲気など何も知りませんでした。社内のエンジニア社員リストから、顔と名前が一致している人、相手から認知されている人、されていない人、その人の一言紹介の独自リストを作成し、少しずつ更新していくことにしました。
どこかの雑談チャンネルで見つけた興味のあること、プロフィールに書かれた好きなアニメ、好きなゲーム、ちょっとした情報を拾って蓄積、社内で話す機会があれば少し話題に出してみて、ちょっとずつちょっとずつ、エンジニア組織の一員になれるようにやってみました。

これは余談なのですが、
エンジニアと話すようになって、エンジニアの特性がなんとなくわかってきました。決めつけるわけではないのですが、エンジニアの方は相手と自分の情報の粒度や量が揃っているか、前提がズレていないか、お互いが正しく理解できているか、を気にされる方が多いな、と感覚的に感じることが多く、なぜこの依頼をしているかということや、前提や背景を先に伝えることでコミュニケーションがとても円滑になったような気がしています。

##選考プロセス増やしちゃおう

次に効果があったように感じるのは、選考の中でわたしが直接候補者の方と面談する機会を設けるように選考プロセスを変更しました。

そこで候補者の方が何を考えているのか、相手を知り、相手に合わせた情報を提供することをやってみました。
書いてみると当たり前のことなのですが、一人一人、本当に転職したい理由って違うし、何が魅力に映るのか、どんなことを想像しているのか、人生を豊かにする場所として、アカツキゲームスが良い場所なのか、一緒に探したいという気持ちでお話しました。

そしてここで活きたのが、最後にあげた強みの「伝えること」だったと思います。

アカツキゲームスが目指していることと候補者の方が描く未来の結節点を作ること、アカツキゲームスのエンジニアの魅力を語ること、元エンジニアがいる職能人事組織があること、福利厚生ひとつひとつの狙い、導入の想い。相手に伝わるように丁寧に共通点を探しながらお話ししました。

結果

今年の内定辞退者は1名。オファーをさせていただいた方のほとんどがアカツキゲームスを選んでくださいました。

もちろんこれ以外にも、求人の記載方法や、アカツキゲームスのために動いてくださるエージェントさんとのコミュニケーションを工夫したり、Slack連携ができるATSに変更し社内のコミュニケーションコストを減らしたこと、オファー面談では50ページを超えるスライドを用意して想いを伝えたり、やったことはたくさんあります。何がよくて、良い結果が生まれたのかは、もう少し深く分析、検証が必要かもしれません。さらにもしかしたら偶然だったのかもしれません。

ただ、自分の強みを活かしたいと思いながら、自ら考えて行動したこと、工夫したことが(直接的かはわからないけど)結果に繋がったこと。それは間違いなく、2023年に得られたわたしの財産になりました。

来年も、楽しく、元気に、明るく、仲間探しを頑張ろうと思います!

少しでもアカツキゲームスに興味を持ってくださったエンジニアの方。ぜひカジュアル面談でお話ししましょう!ご連絡、お待ちしています!

この記事は、『アカツキグループ人事アドベントカレンダー』 の 19日目の記事です。 前回は赤坂さん の「「楽しい」を増やす〜アカツキインターンを始めて変わったこと〜」でした。

アカツキグループ人事アドベントカレンダー
【 クリスマス限定 】12月1日〜12月25日にかけて、毎日更新、アカツキグループでヒト・組織にまつわる業務に従事する人事たちが、リレー形式で投稿します。
記事を読んでアカツキが気になった方は、ぜひこちらのHPへ遊びにきてください。▶︎ https://aktsk.jp/recruit/