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【7年ぶり!?】入社して半年で人事になった22年新卒の実録

みなさん、こんにちは!
アカツキゲームスで企画職の採用担当をしてます、堀越雅行(ほりこしまさゆき)です。
2022年4月に新卒で入社し、3ヶ月の新卒研修と3ヶ月のプランナー経験を経て、10月から採用担当に異動してきました。

今回はゲームプランナーと人事の両方を経験して感じた、”両者の魅力”をテーマに記事を書いていこうと思います。

以下のことが気になる人には特におすすめです!

・人事に移動した経緯や、堀越がどんな想いをもって決断したか気になる方
・働き手目線で、プランナーと人事それぞれにどんな魅力があるか知りたい方

ちなみに、新卒入社して1年目で人事に異動したのはアカツキでも珍しく、噂によると6〜7年ぶりみたいです。

人事に異動した経緯

時は2022年9月初旬。
プランナーとして2ヶ月が経過し、ほんの少しですが業務に慣れてきた頃でした。

その瞬間は今でも忘れません。
「スポポポポポ(Slackの通知音)」
「誰からだろう…QAさんから不具合の連絡かな?」

Slackのダイレクトメッセージ欄を見ると、なんと事業部長の名前が。
「!?!?!?、俺何かやらかしたかな…」

恐る恐るメッセージを開くと…
「(前略)企画職能で採用やってほしい、やってみない?」

そのメッセージを見た私の感想は以下でした。
「おおおお人事か、おもしろそう。ん、今???」

元々人事領域には興味があったし、就活では人材業界を受けたりもしました。
そして、プランナーとして一人前になったらいつか人事をやってみたいとも思ってましたし、人事の方にも軽く伝えてはいました。

ですが、まさかこのタイミングだとは思ってもみません(笑)。
自分の担当する企画も終盤に差し掛かり、もうひと山越えればリリースに漕ぎ着けるというところまで来ていました。
また、プランナーとしてもまだまだ無限の伸びしろを感じていたし、ありがたいことに周りから少しは評価していただいていたので、環境を変える論理的な理由はあまり見つかりません。

では、なぜそれでも異動を決めたのか。
それはひとえに、採用担当をやってほしいと言われた時に心がワクワクしてしまったからです。
人や組織の可能性に向き合う仕事に挑戦してみたいと思ったからです。

その原体験には、大学時代に所属していたよさこいサークルでのリーダー経験があります。
そこでは「人や組織の心が動く瞬間」を何度も経験しました。

目の前の人に向き合って、心の奥にある想いを聞いた瞬間。
一歩踏み出すことはとても怖いけど、弱さを受け入れ勇気を出して踏み出した瞬間。
その1人の想いに共鳴して本気の組織が生まれ、想像をはるかに超えた演舞をする瞬間。

そして、小さくてもそのきっかけになれた時、私の心が動いていました。
今振り返るとアカツキでいう「感情報酬」や「ハートドリブン」を、その時に感じていたのだと思います。

もちろん、人や組織に向き合うというのはいいことばかりではなく、心を抉られるような経験も何度もあります。
それでも、人や組織に向き合うことを仕事にしたいという想いを信じてみることにしました。

(写真は高知県で行われたよさこい祭りの様子)


新卒1年目で人事に異動してみて

実際人事に移動してみてどうだったのか。

結論、プランナーから人事に異動してみて純粋によかったなと思います。

ただ大前提、プランナー経験もかなり魅力的でしたし、学んだことはたくさんあります。
ここからは、プランナーの魅力と人事の採用担当としての魅力の2パートに分けて書いていこうと思います。
※一般論ではなく、あくまで私の主観ですのでご了承ください。


1) プランナーの魅力

①自分の作った仕様が様々な人の手によって形になっていくこと

私は新規機能を開発するチームに所属していたので、主に5ヶ月くらい先のバーションアップで改修する機能を、設計から考える業務をしていました。
やはり自分が作成した仕様書が、デザイナーさんやエンジニアさん、QAさんなど色んな方のお力で、実際のゲーム画面に落とし込まれた時の達成感がものすごかったです。
色んな専門性を持った方とチームで1つのものを作り上げていくことができるのは、プランナーの醍醐味だと思います。

②とても仕事ができる上司の元で働けたことで、高い仕事の基準をインストールできたこと

これはプランナー経験というよりは上司からの学びになりますね。
「新卒でどの上司の下に配属されるかが大事」と巷で言われていますが、その大切さが少しは分かったと思います。

私の最初の上司はプロジェクトでも目立って活躍されている方で、とにかく仕事ができる人でした。
私が特にすごいなと思っている点が以下です。

・自分の担当する業務は、たとえ槍が降ろうとも絶対に終わらせるやり切る力
・チーム内で担当者が決まらず落ちている業務を、とにかく拾いまくる積極性
・分からない事があった時に、プロジェクト内の誰に聞けば解決するかが分かり、かつ聞ける関係性もあること

その他にもたくさんあるのですが、こんなすごい人の近くで仕事のスタンスやスキルを学べたのは幸運でしかありません。
自分の中の基準値を高い位置で設定できたのはよかったです。

③「おもしろいものを作る」という、企画者として1番大事にしたい気持ちを阻害する要因がなかったこと。

プランナーとしての3ヶ月間は、目の前の開発項目をいかに最善の形で進めるかを、プレイヤー目線、開発工数目線、自分達チームがワクワクするか目線の3つで、考え続けていました。
これって本当に恵まれたありがたい環境だと思います。

大学の同期に仕事の話を聞くと、70%くらいが職場の人間関係で苦労しています。
「取引先が高圧的で、毎回気を遣って疲れる」とか「仕事を進めるにはたくさんの関係者の合意を取らないといけなくて、時間を取られすぎる」などなど。

その点私は、「おもしろいものを作る」というプランナーとして1番向き合いたい気持ちにとことん時間を使えたので、恵まれていたなと。
人間関係のストレスが他社と比べて少ないのは、アカツキの良さだなと改めて感じました。


2) 採用担当者の魅力

①アカツキに応募してくださった候補者さんの人生の岐路に関われる

やはりこれが1番大きいですね。
仕事は人生の3分の1を占める大事な要素で、仕事選びは充実した人生に大きく関わってきます。
そして、アカツキゲームスは万人に合う環境ではないですが(そんな会社はそもそも存在しない)、楽しく働ける環境です。

マッチする方にはアカツキゲームスでより良い人生を送ってほしい。
そうでない人にも採用活動を通して何か1つ気づきを得てほしい。

選考を通して相手の人生に関われるのは、もちろん責任も強く感じますが、その分やりがいも感じています。

②自分より数百段視座が高く、経験を積まれている方々と仕事ができる

採用業務は会社の未来を作る仕事なので、より役職が高く経営に携わっている方々と仕事をすることになります。
さらにアカツキゲームスでは職種ごとに専属の人事がいて、事業と採用担当の距離が他社と比べてかなり近いです。

なので、経営陣や事業部で活躍している人と密接に関わってきます。
自分より数百段視座が高い方の考えていることや考え方、仕事の進め方などを学べるのは、本当にありがたいです。

③カオスと秩序が入り混じる環境で仕事ができること

アカツキは急成長して今の規模になり、これからも状況に応じて自ら変化していきます。
採用領域も分社化に応じて、職種ごとに分かれたりと常に変化し続けています。

そんな環境では整っていないことがたくさんあり、分からないけどとりあえず進めていくことが必要になります。
けど、全てが整っていないわけでもありません。

このカオスと秩序のバランスが私にはちょうどいいなと感じています。
分からないことは一定のサポートを受けつつも、基本的には自分主導で物事を進めていける。
カオスな環境でも自走する力を養いつつも、要点を聞きに行って時間のショートカットができるので、いいとこ取りで成長できている気がします。


終わりに

今回は入社してからの8ヶ月を振り返って、ポジティブな面にフォーカスして記事を書いてみました。
ですが、もちろんポジティブな面以上に課題もたくさん見つかっています。

対自分でいうと、「自分の頭で考えて判断し、実行する割合をもっと増やすこと」「コンフォートゾーンから一歩外に踏み出す仕組みをどう作るか」…
などあげればキリがないので、今回は省略します。

こうして年の終わりに1年間を振り返ってみることって大事ですね!
学びを棚卸して抽象化し、違う事象に応用できるようにすることこそが成長なので、とても有意義な時間でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました!!


この記事は、『アカツキグループ人事アドベントカレンダー』 の 14日目の記事です。 前回は佐竹さん の「【よくある質問】御社ではどのような方が活躍していますか?」でした。

アカツキグループ人事アドベントカレンダー
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