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「自分なんてゴミのような存在だ」と思った夜に試したい、「いい匂いに包まれる」という処方箋

「自分なんて底辺の存在だ」「生きている価値なんてない」
そんなふうに思うことが少なくない。

渾身の原稿が赤まみれで戻ってきた日。これだ!と思った企画が却下されたMTG。余計なことを言ってしまったなあと一人反省会をする夜。友人の結婚や出産、育児報告の幸せに溢れたSNSを目にした一人飯中。食欲に負けて爆食いしてしまった深夜。

とくに私はドがつくほどのHSP気質なので、かなり頻繁に落ち込むし、大体翌日に引きずって、仕事にまで影響する。

そんな夜は、いい匂いのボディクリームを塗ろう。自分が好きな香りであればなんだっていい。お風呂上がりの綺麗になった全身に、たっぷりと塗るのだ。

ゴミのようだと思っていた自分でも、身体からいい匂いがしてくると「ああ私、まんざらでもない存在なのかも」と感じるものだ。表現が正しいかはわからないけれど、なんの匂いもしなかったゴミの自分より、上級の存在になった気分。さっきまでの自分より、はるかに人に好かれそうな自分をいい匂いによって演出する。すると、気持ちが落ち着いて、ネガティブな思考がほんの少し、カットできるように思う。

好みにもよるけれど、おすすめなのはこってり濃い香りのクリーム。お布団に入って眠りにつくその時まで、ずっといい匂いがそばにいてくれるからだ。クリームじゃなくてもいい。ハンドクリームでも、香水でも、化粧水でも、なんだっていいけれど、とにかく自分の好きな匂いで身体を包もう。

自己肯定感が地に落ちたときは、ポジティブになることまで目指さなくていい。そんなの無理だから。挑戦してもまた落ち込むから。頑張ろうとしなくていい。プラマイゼロくらいのテンションで眠りについて、同じくらいの気分で起きられればひとまず仕事はできるし、上出来だ。

今スマホを片手に頭を抱えている人がいたら伝えたい。さっさとお風呂に入って、いい匂いのボディクリームを全身にたっぷり塗っておやすみなさい。

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