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トラブル、理不尽、不安の襲来…わるいことが続く「流れ」を断ち切るには?

わるいことはだいたい立て続けに起こる。

今回は、クライアントからの理不尽な指摘や納得できない一方的な値下げ、そして未入金など仕事のトラブルが続いたかと思えば、8年間毎週欠かさず聴いている「オードリーのオールナイトニッポン」のライブチケットが落選して号泣する始末。楽しみなプライベートの予定もなくなり、三連休の中日だというのに丸一日誰とも話さず、ひとりスーパー銭湯でダラダラしていて、脱衣所の扉に指をはさんで怪我もしている。ラインを送った相手からは返事が来ない。

「もーーーどうなってるの!?」

こういう状態のことを私はしばしば「流れがわるい」と言っているのだけど、よくないことやトラブルはだいたい続くものだ。いや、間にはきっと良いこともあっただろうけど、きっとわるいことにかき消されている。

「流れがわるい」ときは、ものすごくネガティブになる。今回は、先に述べた「よくないこと」以外にも、先月30歳になったことで唐突に押し寄せてきた将来の不安や、10月1日から始まったインボイス制度、そして数々の商品・サービスの値上げによる生活への心配もあり、世の中全体からそっぽを向かれているような孤独と絶望感に襲われた。一つひとつの出来事だけならそこまでネガティブにはならないが、続くことで相乗効果がすごいのだ。

そんな「わるい流れ」は断ち切らないといけない。暴飲暴食をしたり、うまく眠れなくなったりと、日常に支障をきたすから。時間が過ぎるのを待っていてもトラブルはどんどん続くだけなのは経験上わかっている。自分自身で断ち切らないといけない。

じゃあどうするか。

思うにそれは2つあって、ひとつは、とにかく何かに熱中すること。もうひとつは自分の気分をガンガン上げることだ。

ひとつめの「何かに熱中する」ことは、押し寄せるネガティブにあらがうのが目的。ネガティブになるのは、頭の中にそう考える余裕があるということであって、ネガティブを押しのけるには、余裕をなくせばいい。その材料が熱中だ。仕事でも掃除でも、読書でも映画でもなんでもいいから、頭の中をびっしり埋める。するといつの間にか、ネガティブを思い浮かべなくなっている自分に気がつく。

熱中ではなくポジティブでも有効かと思われがちだけど、経験上、頭で急ごしらえしたポジティブでは到底力が及ばない。怪物・ネガティブは強靭だから。

だから今日は、熱いサウナに入ったり読書をしたり、会計処理をしたり、このnoteを書いたりして、一日中ひたすら手や体を動かしている。

もうひとつの「自分の気分をガンガン上げる」ことは、自分が気づかずに醸し出している「どんよりムード」を消し去るのが目的。ちょっとスピリチュアルに聞こえるかもしれないけど、流れがわるいとき、私は、なんだかよくない「気」みたいなものが体にまとわりついていると思っている。

「どんよりムード」も、時間はあまり解決してくれないから、自分で晴らすしかない。そこで試したいのが、気分を上げること。好きなことをして意識的に気分をグイッと上げれば、まるで太陽に照らされて霧が晴れていくように、どんよりムードは去っていく、ように思う。

私の場合は、新しいマニキュアや下着を買ったり、髪を染めたり、新しい観葉植物を買ったりした。普段行かないようないいお店でランチをしたり、新しい香りのボディクリームを全身に塗るのもいいかもね。

気分が上がると自然と頭の中がそれでいっぱいになって、ネガティブが入り込む隙間がなくなるのも、わるい流れを断ち切れる理由かもしれない。

起こってしまったトラブルや、自分で変えられないことを嘆いていても仕方ない。わるいことが続くとき、ネガティブが折り重なるとき、自分次第で変えられる可能性は大いにある。

この投稿が、お布団の中でひとり涙を流している人や、ゾンビのような顔で夜道を歩いている人に、少しでも届きますように。難しい世の中だけど、お互い工夫して、できるだけ健やかに、ご機嫌に生きていこーぜ。


P.S. ここしばらく、歩く幽霊のようにどんより気分で生活していたけれど、このnoteを書いているうちに気力がグングンと戻ってきた感覚がある。熱中の力ってすごい!明日からも頑張るぞ〜。

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