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ツキステ。第13幕「月野百鬼夜行綺譚 依依恋恋」 感想

11/25初日(黒の章)
11/27ソワレ(白の章)
11/30マチネ(白の章)
12/3マチネ(白の章)
12/4前楽、千穐楽(黒の章&白の章)
を観劇してきました。

スケステでもイブステでも「名作」といわれている(多分)月野百鬼夜行。
ツキプロ名物の「やや重め」(=メインであるアイドルたちの誰かの死、死に近い描写がある)のシナリオ。
推しの1人(いっくん)がお当番の中でもメインと明言。
新しいダンスライブ衣装でデュエソン。
正直、めっっっちゃくちゃ楽しみにして行ってきました。
基本的にツキステ。に対して甘やかし気味な人間ですが、期待通りの、素敵な作品だったと思います。
12人全員語ると大変なことになるので、推し(いっくん)と推しコンビ(年長周り)中心に感想。読めばわかるレベルで白年長コンビ推しです。

以下はネタバレあり。
引くほど長いです。

全体

自分たちの気持ちを大切に、まっすぐに力強く進む年少のお当番回らしい物語でした。
内容がシンプルによかったです。
日替わり(恒例のおふざけ)
各コンビやユニット愛を示すシナリオ
バチバチのダンス
そして客席降りのファンサ
ツキプロ関連のステ御用達のヒューリック
……12幕というひとつの区切りを迎えたツキステ。が、「ツキステ。はこういう作品なんです」というのを改めて示そうとしている感じが伝わってきました。
そして、今回の目玉のひとつ、新ダンスライブ衣装が……原作イラスト通りの、とても綺麗な衣装でした。
グラビもプロセラも美しい。
膨張色のはずの白を着ているプロセラが、みんなめちゃくちゃスラっとして見えるのが偉い……!個人的に前回のプロセラ衣装はブーツに少し不満があったのですが、今回はスラっとしている感じでとても綺麗です。
そしてこの綺麗な衣装で、またガッシガシに踊る踊る!
個人的にツキプロほどダンスが激しい2.5はないよねと思っているので(歌ってないから、どこまでも激しくしてええやろと思ってるんだと思う)期待通りのバチバチのダンスが見れて大満足でした。
ターンや移動のときの「ひらみ」が本当に綺麗で、気づくとメンバーの顔じゃなくて衣装じっと見つめているときが多々……笑

神無月郁

智広くんの演じる郁としては初めてのお当番。
登場の瞬間から、めちゃくちゃ「神無月郁」でした。声帯小野賢章を召喚してきたのかと思ったぐらい。
ずっと姿勢低いのを維持しつつの芝居、しかもガチの山犬なので、ウタ。メンバーとの会話までは会話らしい会話もできない。
考えただけでも難しそうって感じですけど、大滝の人たちや土地を愛して、愛されて、一生懸命生きていることがバシバシ伝わってきました……素敵にいっくんを演じてくださった、智広くんに感謝です。
本当に、ステのいっくんは歴代見渡しても全員優勝してます。

さて、今回のメインである一葉姫とのお話ですが。
・アイドル時空のいっくんのお姉さんの名前は一葉
・いっくんがお姉さん(一葉)との話をお仕事でするよ、という恋と駆の会話がある
などもあって、山犬の郁が一葉姫に向けている感情は、あらすじにある通り「恋」なのか?ってところは色んな意見が出るだろうな〜と思います。
個人的には、
命を救ってもらった恩がある。
がんばっている彼女のことを守りたい。
彼女の大切なもの(大滝の国)を自分も守りたい。
そのためになら命を賭けることも厭わない。
これを「家族愛」とするのはちょっと重すぎると思います。むしろ「主従愛」の方がまだ近い気がします。
……が。
そもそもこれだけの感情を、推しが別のキャラに対して抱いてたら、秒でカップリングするのがオタクだよなぁとも思うので、やっぱり、いっくんが一葉ちゃんに抱いてたのは「恋愛」でいいのかもな、とも。
このあたりは色んな解釈ができて、全方位(いっくんのガチ恋オタクや、腐思考etc.)に優しくて◎と思います。
それはそれとして、一葉ちゃんとのやりとりは、とにかくめちゃくちゃかわいかったです。
最初に姫が「お山様」を紹介してくれるとこで、鳥居に顔を突っ込もうとしている郁を姫がつまんで止めるとことか(このあたりの智広くんの動き、反応の仕方とかがめちゃくちゃ犬でびびります。犬でしかなかった)
あとは、そもそも大滝家も最高でしたね。
個人的には恋くんの一発芸のところが大好きでした。千穐楽に、大滝家全員(含むいっくん)で準備してたのもかわいかったですし、恋くんの一発芸にはまあまあかな、みたいな反応しかしないのに、その恋くんが「じゃあ見本見せてくださいよ」とか言って、姫やいっくんが(私が見た回はその2人だったはず)一発芸すると「かわいい」とか「賢い犬だ!」とか言って、べた褒めしていたところです……。
恋くんのこと放置して、3人と1匹でめっちゃ盛り上がってるんですけど、そんなところも4人は「家族」で、これまで過ごしてきた時間と絆があるんだな〜って思わされました。姫が中指と人差し指を合わせてぱっと出してピースにして「割けるピース」って言ったのはかわいすぎて悶えました。絶対に円盤に収録してください……。


やや重め、の言葉のお陰で覚悟はしていましたが、山犬としての死を迎えて、黒白天狐様に会う一連の流れは胸がいっぱいでした。
隼さんが出てきて、おいでってしてくれて、そこに飛び込んでいって泣くシーンは素晴らしかった……。
やっぱり受け止めるのは隼さんなんだなぁ、と。
そして狗神となってからの強さときたら……!
かっこよすぎました。姿勢が低いままで戦っているので、山犬時代を彷彿とさせるのも堪らないです。芸が細かい。
ようやく一葉とお話ができたのに、もう、妖怪と人間になってしまったから、領分があるから、ただ幸せを願うだけ、というのも切なくてよかったです。
ここでできた縁が、ふたりを「姉弟」にしたのかなぁなんて思うと感無量です。
アイドル時空のいっくんが女の子と結ばれるのは難しそうだし、そう考えると1番近い存在の女の子ってことじゃないですか。
縁が深い。
一葉姫のために、彼女の愛するもののために命を賭ける姿、本当に本当にかっこよかったです。
こんな素敵なお話を、いっくんにありがとうございます……感謝。

黒年長

百鬼夜行の世界線は、始さんが「世界」として完全に覚醒し、隼さんとともに安定した「世界」であろうとしています。
世界を愛しているからこそ、関わりすぎないようにし、それ故に、異世界から来た恋くんだけにしか手を差し伸べられないのもまた、なんていうか切ないですね。
その後の黒の章での黒年長のシーン、そしてその後の春さんの言動は、これが見たかった関係性だ……!という感じがバシバシでした。
まず、世界として立っている始さんが、めちゃくちゃ強くてかっこいい。
「これ以上、別の世界に関わるな!」
って恋くんに言うときとか、めちゃくちゃ強い。
縣さんの始さんはとても柔らかくて優しくて、かわいいところがたくさんあるのですが、このシーンの黒天狐様はめっちゃくちゃ強かった。
でも、それに負けなかった恋くんが「そんなに冷たい人だなんて思わなかった」と拒絶し(本人、後でめちゃくちゃ後悔してるのですが)そこにそっと春さんが寄り添う……というのは、もう控えめに言っても尊いの塊。
余談ですが、30日の昼はラストシーンで
「月と時が満ちるまで、この世界をゆっくり見て回るといい」
という台詞が始さんに追加されていて、恋くんがこれからちゃんと帰れることが明言されてました(隼さんも、白天狐様とアイドル隼さんが連絡とってる台詞が追加されてた)
大滝の国を救いたい陽さんたちを止める春さんの、
「朝廷側の兵士たちにも命があって、家族がいる」
という言葉が、もうなによりも春さんが始さんの気持ちを理解している証で、溜息モノでした。
太田春さんは縣始さんと同じく優しくて柔らかい雰囲気がとっても魅力的だなぁって思います。少し控えめなところもありつつ、いくときはすぱっといくので、縣始さんにはとても合っていますよね。
2人のTwitterでの「今日の始」「今日の春」もたまらんでした。最高のおすそ分けありがとうございます。

そして、ここからのダンスライブでのデュエソンはずるいですね……。
太田春さんにとって初めてのデュエソン披露。
恋忘れ草の押せ押せな春さんが最高で、始さんの色気とあいまって、魅入ってしまいました。

始さんと隼さん

最高かわいかった、この一言に尽きます。
隼さんの膝で眠る始さんと、その始さんの髪を撫でている隼さんの姿を生で見ただけで、もうなんか満足感がすごい。拝みたくなるような気持ちにさせられます。いやむしろ拝んだ。
「愛おしい対よ」と呼びかけ、なにがあっても君の大切なものを守ると、眠る始さんに語りかける隼さんの愛が本当に深くて、思い出すだけで嘆息。
でももちろん、隼さんからの愛情だけじゃありません。
黒年長のところでも書きましたけど、始さんが世界として完全に覚醒し、対として隼さんの隣にいて、安定している世界って、たぶん、ここだけだと思うのですが(現代も覚醒はしてないし……安定はしてますが)対だからこそ、始さんも隼さんを大切に想っているのはちゃんと伝わってくるのが素晴らしい。
隼さんが、いっくんのことを助けたいのは「僕のわがまま」だと言ったのに対し、始さんが「俺のわがまま」だと返すところや、確かにアイドル時空の始さんみたいに生きたい気持ちはあるけど、隼さんを置いていくことはしないと言い切るところとか。
身長がほぼ一緒で「対」感の強い縣始とTAKA隼さんの黒白天狐が並んでいるところがたくさん見られて、本当に大満足でした。

白年長

海さんの「隼を支える」という姿勢が、ずっと出ていたなぁと思います。
舞った後に手を差し出すとこも、毎回の序盤の無茶ブリにニコニコで応じるところも、天気雨で「隼になにかあったかな」と心配そうに言うのも、眠り続けている始さんを置いて出てきた隼さんを見て、ぱっと駆け寄る姿も、全部2人の関係性への姿勢が現れていたなぁと思います。
特に白の章での2人のシーンはもう……溜息ものでした。
命が尽きたときには始と僕が迎えてあげると言い、実際、このシーンの後で隼さん自信が言っている特別な「12の月」のうちの1つであるいっくんの、山犬としての死を受け止めて
「もう眠るかい?」
と尋ねられる隼さんが、海さんに
「俺もいつか迎えてもらえるのかぁ、なんか楽しみだな」
と言われて、返す言葉が
「嫌だよ!」
「妖怪なんだから寿命なんてあってないようなものでしょ!」
という強い拒絶だったのはもう……胸がぎゅっとなりました。
いっくんを救ったときも、始さんの感情を慮っていて、もちろんいっくん自身の感情も大事にしていて、世界丸ごと全部愛して、他人の感情第一で動くことしかこの舞台中ずっとしていなかった白天狐様が、自分の感情だけで「嫌だ」って言っちゃうのすごいなって思いました。
そしてそれに対する海さんの返しが天才。
「俺だけ受取拒否はやめろ!」
これ、すごくないですか。
単にツッコミっぽくも見えるし、隼さんにわがまま言うな、自然の流れを受け入れろ、って言ってる……だけに見せかけて、隼さんが拒否するのが「俺だけ」っていう自覚があるんですよ、この大天狗。
自分が白天狐にとって特別な存在である自覚があるんです。
これは、月野百鬼夜行の世界も太極の世界と同じような未来を迎えそうですね……って思いました。

ところで、この物語の最大の謎に触れたいんですが。それが、
雲外鏡である春の目を塞げるのは始と隼だけ

春には「いきすぎた悪さをしている」人たちは見えなかった

隼がそれを見せないようにしている

それは春たちが参戦する大義名分を、隼が作ったことになる(ただし、隼はそんなことはしてないと言うし、海もそれに乗って「だよな〜、お前はなにも知らないなよな〜」と言う)
の流れです。
その直前の葵の「同族がいました」「絶対いました」は嘘だと仮定し、さらに隼の「いきすぎた悪さをしている」のも嘘なんじゃないか?と何度か見るうちに思い始めました。
そもそも前半で葵くんが潰した呪詛のことを、夜は「それって人を害する呪詛だよね」と言っていて、もしかしてクロガネ衆の呪詛って人間にしか効かないのでは……?なんて思ったわけです。
それが春にはもちろんわかってしまう。呪詛がどこに置かれたかも、春は知ってましたしね。
だから、隼はそれを見えなくして、ただ「いきすぎた悪さをしている」「困るのは人間だけじゃない」と言って、大義名分をみんなに与えた。
と思って、その後の海と隼の会話を聞くと、隼のことを理解している海が、
お前が大義名分を与えても、みんなは暴走して人を害するような妖怪じゃないから安心しろ。
人間たちも、お前がその程度なら関わっても問題は起きないから安心しろ。
って、ともするとみんなに大義名分を与えたことに迷いを生じさせていそうな隼さんを安心させてるように思えました。
その後の海の台詞で
「山や川が汚れちまうと困る奴らがいる」
的な、クロガネ衆向けの言葉があるんですけど、ここ、めちゃくちゃそれを強調しているというか、わざとらしい言い方してるっぽいかな?なんて。
なんとなくそんな解釈をしてるんですが、正解を知りたい笑

ライブパートのデュエソン。
ついに「君花星」はここまで来たんやな、みたいな気持ちでした。
基本的な振付は10幕と同じですが、決定的に違うのは、
「君に、幾千の花を」
「君に、幾千の星を」
のところ。
お互いにしっかり見つめあって、手を差し伸べて「君」が誰のことなのか明白な演出に変更。
歌っている側が後ろに立っている相方に手を差し伸べるので、客席が目に入ってない。
客席側を向いている方も相方しか見てないので、完全にふたりの世界。
黒年長のデュエソンに比べて控えめな印象だった白年長のデュエソンなので、これぐらい許されてもいいんじゃないかなと思います笑
そしてラストの「ただ、抱きしめた」も背中合わせだったのが向かい合う形に変更。勢い余って抱きしめにいっちゃいそうな感じでしたけど、そこまでしちゃうと曲の解釈が壊れちゃうかな~とも思うので、このもどかしさがいいのかなと思います。

あとはもう……中の人たちの
「とにかく平井さんのやることなすこと全部ツボなTAKAくん」
という関係性が、やっぱりすっごくいい感じに白年長の関係にあてはまっているのが、見ていてニコニコしちゃいました。
基本的にライブパートの挨拶も、カテコの挨拶もふわふわふわふわしているんですけど、割と原作もそうですよね。
全てを愛する隼さんと、世界の全てを受け入れている海さんは、俯瞰でものごとを見ている大人な面もありますし、1番無邪気な子どものような面もあります。
Celestiteの冒頭で隼さんが海さんに語りかける
「さあ海、遊ぼうか」
の言葉の通り、1番遊んでいたのは白年長でした。これが楽屋でも続いてて、怒られてるっていうんだから、ほんと……笑(修斗さん、いつもツッコミありがとうございます!)
願わくば、これからも2人の白年長が見れますように。
祈りを込めて。


レポ

間違いだらけの白年長中心レポ
■11/25(初日)
<日替わり>
ツッコミ選手権の選手が「平井」(呼び捨て)
呼び捨てを大手を振ってするTAKA隼さんがニコニコ。
<ライブパート自己紹介>
海さんが会場名叫ぶ自己紹介(今回はヒューリック!!)をやらずに終えようとして、隼さんが「やらないの? やりなよ」とおねだり。
やってくれたのを聞いてニッコニコの隼さん。

■11/27ソワレ
<ライブパート自己紹介>
「ヒューリック!!」の後に夜のところへ行く海さん。夜がめちゃくちゃ戸惑っていて、超ツボった隼さん。
「落ち着け!」って陽さんに言われている隼さんのことを見もせず、俺は関係ないっていう顔をする海さん。
「いやいや、お前のせいだから!」と陽にツッコミされた後、なんとか隼さん挨拶

郁と涙だけ残ってライブスタートの前、マイクが切られてなくて隼さんの笑い声が会場に流れる
涙「隼だね……」
<カテコ(白年長)>
平井さんがとても素敵な真面目な挨拶
TAKAくん「ずるいよね、真面目にやるの。ずるいって思ってる」
平井さん「真面目にやんなよ」
TAKAくん「真面目にやりまーす」

■11/30マチネ
<ライブパート自己紹介>
春さんの「鶴」が名前のもとになっている車は?という質問に「つるはし!」と答える海さん(車じゃない笑)&葵くんもおかしな回答

「ヒューリック!!」の後に、葵くんのところに行き
海「俺たち、つるつる(鶴鶴)だな。滑ってる!」
隼さんめっちゃツボ

隼さん挨拶
隼「心を重ね……っ」(思い出して吹き出す)
隼「かぁい~! 海のせいだからね!!!」
海「悪かった」
<ファンサタイム>
ステージに残るのは海と郁。
隼「いっくん、本当にがんばって」
陽「がんばれ」
郁「不安になってきました」
海「大丈夫、俺も不安だ」←!?みたいな顔するメンバー

始と隼のあっち向いてホイ(恒例になってましたね)
始さん勝利で、始さんをガン見する隼さん

ずっと見てる隼さんのほっぺに指ぷにってする始さん

終わりかけのころのステージ上の海「11月も終わるし、隼にご褒美をやらないと」
下手の上の方にいる隼さんに向かって投げキス

隼さんが避ける
海「避けるな!」
<カテコ(白年長+一元&一葉)>
姫(松田さん)「面白い人たちがいっぱいいるので」

姫の挨拶終わり
平井さん「俺のこと?」
TAKAくん「俺のこと?じゃないんだよ!」
+
TAKAって客席みんなに団扇に書いてもらっている間
笑い続けているTAKAくんを平井さんがぺしっ!(ツッコミ)
はっとした後、やったな!?みたいな顔をするTAKAくん。
TAKAくん「あのねぇ、最近、平井さんツッコミを覚えたんですよ!」
平井さん「自分で投げて拾うことを覚えました」
オタク(それで初日にツッコミ選手権の選手になったのか……)

「依依恋恋、いいれんライブ、平井さん面白かっ」
(TAKA〜!)
オタク(ついに平井さんが面白かったか聞いちゃってる……笑)

■12/3マチネ
<面白いこと>
隼「海と陽」
陽「どうも〜……なんか1人足りなくないか?」
海「そんな気がするな」
後ろを振り向く2人
隼「いやいや、僕は世界だよ?」
海「やるぞ、隼」(すごいノリノリ)
隼「僕はほら、始と一緒にいないと。始もやろう?」
どうしても始さんも巻き込みたいので始さんをひっぱる隼さんと、全く動かずに返事もしない始さん
そんな隼さんをひっぱる陽と海
隼「始、助けて」
始さん、無視

引っ張られて降りてくる白天狐。
陽「俺たちも初めてだから、どうなるかわからないけど」

花見
海さんがプシュッと言いながら缶を開けるパントマイム。隼さんに渡す。
陽「俺には?」
海「あるよ」
また缶をプシュッと言いながら今度は陽に渡す海さん。
海「ときたら、俺もだよな」
プシュッと言いつつ海さんも缶を持つ。
3人「乾杯〜」
陽「あ、これ美味しい」
隼「美味しいね、これなに?」
海「ダンボール!」
隼「いや缶ビールな!」
3人「ダンボーーール!」(ハンバーーーグ!のノリ)

隼「本当に世界がどうなっても知らないからね!終わらせるよ!?」
<ファンサタイム>
始と隼のあっち向いてホイ
あっち向いてホイしたくて始さんに駆け寄る隼さん
帰りは
陽&海「隼早く(帰ってこい)!」
陽「あ、始さんはゆっくりで」
隼「ねえ、僕にだけ当たりきつくない?」
陽「怪我しちゃうと危ないんで」
隼「それは本当に気をつけて」
陽「春さん、手、とってあげてください」
春さんが始さんの手をとってエスコート
海「今度やってやるから」(隼さんに耳打ち)
隼「あ、ありがとう」(苦笑)
<カテコ(ダンサー&白年少)>
ダンサーさんが華麗にバク転

平井さんにやらせようとするTAKAくんと修斗さん

平井さん(ステージの真ん中でやる振りをして)「できるかっ!」

智広くん「……あの、僕たちも挨拶していいですか」TAKAくん「ごめん、俺忘れたよね」
縣さん「やったな〜!」
TAKAちゃん「本当に、すみませんでした!」(ダンサーさんがバク転してた真似してバク転するふり→土下座)
修斗さん「やったな〜じゃないのよ、あなた(縣さん)は」※黒年長の日に忘れたという噂
<規制退場>
リダズのうちたまが担当(順不同です)
TAKAくん「これ、言おうか迷うんだけど……言うか考えてるから、その間に(規制退場を)進めて」
縣さん「(進めた後)さっきの、みんな気になってると思うけど」
TAKAくん「だよね。あのね、着替えのときなんだけど。この衣装って結構ハイウェストで。天狐からダンスライブ衣装になるとき、順番的に下からなの。だから、上は耳つけたまま、下だけハイウェストの衣装ってなってるときに、メイドさんにしか見えない、って話」

TAKAくん「お気に入りのシーンとかあります?」
縣さん「今回、恋と郁とのシーンがあるけど、あそこの2人の目がすっごい綺麗」
TAKAくん「わかる。キラキラしてんだよね」
TAKAくん「俺はね、海の挨拶で(ステージの真ん中で)文月海です、のあとにみんなが海さーんとか言ってるときの、海の"あ〜いよ"がお気に入りかな。なんかいいよね」

ゆーじくんの覚醒(カテコで聞いたことない声が「ヒューーリック!いぃれぇんらぁいぶ!」と言う)を気に入ってる2人
TAKAくん「見た人いる? あ、いるね、チラホラだけど。まだ広まってないか」
縣さん「でもやっぱもっと見てもらいたいから……あと3公演か……」(やらせる気満々)

TAKAくん「今回寝てばっかで、起きてきたと思ったら無茶振りして……今日は巻き込まれちゃったけど。マジで聞いてなくて。いきなりやってくるからほんとツキステ。って怖いなって」
縣さん「平井さんは楽しそうだったね」
TAKAくん「平井さんは楽しそうだった。だから、ごうきくんのことも巻き込もうとしたのに、めちゃくちゃ重くて!全然動かなくて、俺は絶対、下には降りないぞって意志を感じた」

縣さん「そうだ、俺ずっとTAKAに聞きたかったんだけど」
TAKAくん「なに?」
縣くん「歌ってどうしたらうまくなんの?」
TAKAくん「今日日替わりで歌ってたでしょ?(日替わりはグラビによるバドミントンミュージカル)あれ、ずっと、ようたくんがボイトレしてくれてたんだよ」
縣さん「半音ずれてるとか言われて、半音?ってなって」
TAKAくん「がんばった成果だったね」
縣さん「始さんは歌上手いんだけど、縣は歌は音痴ってことでね」
TAKAくん「よかったね、ダンスライブが口パクで」(身も蓋もない)

縣さん「次、TAKA読んで」
TAKAくん「どこ?5番?Q列……え、ほんと?あってる?」
縣さん「たぶん?みんなうなずいてくれてるよ」

■12/4マチネ(前楽)
全員での妖怪大運動会リレー
司会は姫。全員グラサン。
選手入場のとき、ロボットの動きで出てくる海。とても動きが遅い様子を見て、爆笑している隼

組分けくじで黒と白に分かれる10人(始は黒、隼は白で確定)
ロボットなので動きが遅く、なかなかくじを引かない海。その様子を見て爆笑している隼

白組になり、こまり顔のおもしろ眼鏡に変更する海。
爆笑して高い段に顔を伏せたり、舞台に倒れ込んだりしている隼。

先攻後攻を決めるじゃんけんはリダズ。
「じゃんけんぽい」と唐突に言ってパーを出す始さん(ふいうち)

先攻は白。席降りアリでメンバーが配置に着く
ラストは海→隼(天狐は客席には行けないのでステージ上)
おもしろ眼鏡のままの海に見られて「こっち見んな!」と爆笑しながらキレているTAKA隼

なお、白組は春さんがペンライトの色をずっと変えられない(メンカラにしないといけない)不器用を発揮し、30秒ロスして負け

はける際、サングラスに戻ってロボットで退場するので遅い海
それをじっと見て爆笑している隼
<カテコ(グラビ)>
太田さんの挨拶で、みんなが覚醒を期待する。
修斗さんの「一緒にやれば?」の声で、一緒にやることになる参謀ズのうちたま。

打ち合わせ前向いてしている参謀ズ
修斗さん「打ち合わせはさ、普通、後ろ向いてするんだよ!」

ゆーじくん&平井さん「ここ!ヒューーリック!いぃれぇんらぁいぶ!!」
爆笑する一同

縣さん「(普通に挨拶をしている中で)このヒューリックホールで」
真面目な挨拶だったんだけど、さすがに観客もキャストも笑ってしまう
縣さん「いや、待って、違う」
修斗さん「やんなよ、これはやるしかない」
縣さん「マジかよ」
膝から崩れ落ちて笑ってるTAKAくん
縣さんと巻き込まれた参謀ズ(平井さんはノリノリ)が一緒に打ち合わせを始める。今度は後ろ向き。
修斗さん「あの、3人じゃ寂しかったら」
ステージの真ん中に連れていかれるTAKAくん
TAKAくん「待って、それは(修斗さん)悪い!俺、めっちゃ見たかったのに!」

打ち合わせをした年長による「ここ!ヒューーリック!いぃれぇんらぁいぶ!」が披露。

修斗さん「なんかもう大千穐楽の雰囲気だけど、もう1公演あんだよ!」
縣さん「あー、もう!この勢いで!最後まで!いきます!」

修斗さん「いつから(年長は)こうなっちゃったんだろうね?」

ラインナップするとき
修斗さん「今、小さい声で(平井さんが)仲間ができたって」
それを聞いてステージに崩れ落ちるTAKAくん

■12/5ソワレ(大千穐楽)
<影ナレ(リダズ)>
15分前→めちゃくちゃ綺麗なリーダーズの影ナレ。ただし、途中で始さんが噛む→隼さんも噛む→危うくゲラが出ちゃいそうになる隼さん、耐えて無事に終了
5分前→
隼「始?あれ、始がいない……」
プロセラが来て、始さん選手権みたいなことをしようと言い出す
隼「いいね!楽しそう!」

影ナレ原稿を読んで、最後に「俺が睦月始だ」と言うプロセラ

本物の始さん登場、逃げるプロセラ
始「俺が、睦月始だ。隼、なにをしてた?」
隼「僕はやめた方がいいんじゃないかな〜って」
始「本当か?」
隼「えーっと、どうだったかな、忘れちゃった」

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