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産前に知りたかった!産後の「まさか」な出来事

赤ちゃんを迎えるお部屋の環境を整え、お世話のシミュレーションを入念にし、マストバイアイテムも揃え、いよいよ育児が始まる――。

しかし、産前に見聞きしていなかった出来事や状況に、悩まされたことが本当にたくさんありました。いまも直面しているところです。

ここでは、特に「そりゃ聞いてないよ~!」な事柄トップ3を紹介します。

産後数ヶ月にわたる痛みラッシュ

産後の母体は、交通事故にあったくらいボロボロになるという話を聞いていました。私も会陰切開をした傷がズキズキと攻めてきて、数週間はお風呂やトイレが億劫でした。
でもそれだけじゃないんですね…。
傷が癒えてきたかな?と思ったらやってきた乳腺炎。
産後すぐは乳首が硬すぎで、咥えられると痛くていつも涙目でした。粉ミルクとの混合だったのですが、頑張って母乳を与え続けたらなんとか完母に!という喜びもそこそこに、もんのすごく出が良くて、毎回噴射&タイミング逃そうものならパンパンに張って痛くて痛くて。
ある晩、寒気がして「なんかこれはヤバい気がする…」と思い早めに就寝したものの、翌日見事に40度近くの高熱と激しい頭痛。新型コロナウイルスの流行真っただ中、病院探しは大変でした。

なんとか探し当てたものの、待合室で長らく待たされた挙げ句、乳腺炎の診断確定と授乳中もOKな鎮痛剤をもらい、対処は赤ちゃんによく吸ってもらうこと。以上。…えっ?笑
あの晩、生クリームたっぷりのドーナツをお土産でもらって食べたのがいけなかったかなあ。甘~い食べ物は詰まりやすいとか都市伝説だと思っていましたが、はてさて如何でしょうか。それ以来、念のため避けるようになりました。

そのほか、手首の痛み、かかとの痛み、ぎっくり腰、肩こり等々も大変でしたね…。

▼関連記事:
妊娠中から産後いま現在までの体の痛み遍歴

赤ちゃんの入眠癖と正しい誘導

これは正直、母子手帳にも書いてもらうべきです(切実)。別の記事(下記)でもボヤきましたが、赤ちゃんの正しい寝かしつけって、教えてもらう機会ってないんですよね。
実際に赤ちゃんのお世話が始まってから、赤ちゃんが泣くと「ミルクかな?オムツかな?室温かな?眠いのかな?」とか色々試してなだめているうちに、スッと寝ていた、みたいな状況が続けば、泣いてもほったらかしに出来る親もあまりいませんし、泣けばいろいろ試しての抱っこ=入眠してもらうための手順、といったルールがインプットされますよ、親も赤ちゃんも…。

  • 月齢ごとの活動時間・睡眠量がある(入眠タイミングは決まって訪れる!)

  • 睡眠環境が肝

  • 入眠ルーティンを決める

など、これらは生後半年を超えてから色んな書籍で知った情報です。抱っこしないと/授乳しないと寝てくれない、みたいなことは「入眠の癖」として赤ちゃんが認識してしまっていることなので、これを取り除く作業が大変でした。早く知っていれば、ゆらゆらスクワットの時間は無かったでしょうに…涙

▼関連記事:
夜泣き・グズグズの一因は昼寝不足?最適睡眠時間の通知アプリ
参考リンク:
グズグズは眠いせい?ねんねトラブル解決のため月齢別に活動時間をチェック

ガルガル期とひ弱メンタル

出産前から、「産後うつ」というキーワードはとても敏感になっていました。ふだんから気分の浮き沈みが激しいというか、感情移入してしまいやすい敏感気質というか。なので、産後も結構思いつめたりイライラしちゃうだろうなあと覚悟はしていたんです。
困ったのはふたつ。
ガルガル期というキーワードは友人に聞いたのですが、以下の通り。

ガルガル期とは、産後のホルモンバランスの乱れによって、お母さんの体調や精神状態が不安定になってしまう時期のことです。 必要以上にイライラして、攻撃的になったり警戒心が強くなったりするという症状があります。特にパートナーである夫に対してきつく当たってしまったり、他人に赤ちゃんを触らせたくないという思いが強くなって、態度に出してしまったりする人が多いです。

https://www.24028.jp/mimistage/birth/1871/

私の場合は、里帰りしていた実家でガルガルしていました。とくに男性に対して。なんでこんなに嫌に思うんだろうと不思議に思っていましたが、これも早く知っていれば、お互い心積もりができていたかもなあと思います。

もうひとつは、ひ弱メンタル。ニュースや子育て系のネット記事・マンガで目にする悲しい子どもの事故事件。胸にぐーーっと迫り、時に涙してずっとそのことばかり頭から離れないこともあります。
必要以上に同情して悲しくなって、しんどい状況になってしまうことが、いまもしばしば。
これも子どもを守るための母性本能なのでしょうか。こればっかりは、意図して気分転換しないと抜け出すのが難しいです。

いかがでしたでしょうか。
よくある地域の両親学級のほかに、先輩ママパパから直接話を聞ける機会があればいいなあと思います。とはいえ、出産前は何かと気持ちも環境も忙しいので、胸に刻むには少々難しいかなあ。

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