1127/こっちむいてよベイベー
両親が孫をあやしている姿をみていると、あゝきっと私もこうやって育てられたんだなぁとしみじみしてしまう。沐浴担当の父と、寝かしつけの上手な母と、ちょっとクセの強い子守唄。
帰省していると、母親の私と娘の私が共存して、なんだか不思議な感覚である。
完全にじじばばと化した両親、孫娘が不機嫌モードになるとあやすのをかって出てくれるので、お任せしてのんびりしたりする。
昨晩、ぐずぐずのところ寝かしつけをお願いしてしまった。おそらくおっぱいの出が足りない日だったので娘はお腹がすこし空いていたのだろう。おっぱいである私がするりと姿を消したことに憤りを感じていたようだ。(寝室を出る瞬間目があった気がする)そんなこともつゆ知らず、ちょっと夜更かしして寝付いた娘の横にて眠った。
そうして本日、昼過ぎまで娘が私の目を見てくれないような気がした。顔を覗き込んでも「ぷいっ」と横を向いてしまう。気のせいな部分もあるかもしれないが、昨晩のことをどうやら怒っているような、そんな様子であった。(ばあばの方は向くし笑うのに、私の方はみないのである)
新米おかあさん、ショックである。
そこから無視されるもベタベタにあやし続け、2回分の授乳(6時間)後、やっとこっちをむいてにこにこしてくれるようになった。ちょっと泣きそうだった。
赤ちゃんだけど、赤ちゃんだからってなめていると、痛い目にあうようだ。実家に帰省しているからって手を抜いているとバレるらしい。そんな露骨なことあるだろうか…と思ったけれど、今日はなるべく、私が前に出るようにしていた。(ご機嫌とりにはしるおかあさんである)
こっちむいてよベイベー
今夜は隣をべったりマークしている。
さて、夜間授乳まであと1時間。
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