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息子一歳歩き出し、娘三歳6月転園。

息子が、あっという間に一歳になった。ということを感慨深く振り返る間も無く一ヶ月経ってしまいそうになっている。これが2人目…いや、そうやって蔑ろにしないでいる心つもりだったのだが…転園が…復職が…などとモゴモゴ言い訳を並べる。三男(4人男兄弟)の夫は「ま!俺なんて三男だからもっと雑だっただろうね!」と、なぜか先輩風を吹かす。長女の私、もごもごと気にしつつも日々を生き抜くので精一杯という感じで気がついたら6月。ずっと風邪をひいている。


三歳の娘は、6月で弟のいる保育園(家から近い)へと転園した。とてものびのびと育ててくれる大好きな前の保育園は、自転車で15分ほどかかる距離。産前産後からファミサポさんの協力を得てなんとか送迎をしていたが、2園送迎生活は、夫が忙しくなってきたらいよいよまわらなくなってしまうという不安感があった。

0歳で入った息子の保育園は家から本当に徒歩3分。最初は2園頑張るつもりでいたが息子の入園後、園長先生から「3歳児の空きが出たのでお姉ちゃんどうですか?」とお声かけ頂き、悩んだけれど転園を進めることにした。当初の予定は5月目標だったがずれ込んで6月に。桜の木の下で娘に聞いてみたら「うん、いいよ」と快諾で、逆にずっと気を揉んでいた私はその言葉を聞いて泣いたりしたのが遠い昔のよう。

そんなこんなで5月。
自身も5月より復帰。転職しようと試みたが、いろいろと検討して残ることを決意したのがやっと5月末で、そこまで気持ちがそちらでもふわふわとしていた。


大好きな保育園のお友達と、軽くお別れ会。一緒に保育園終わりにご飯を食べに行く。私も、やっとできた人生初の「ママ友」と別れるのはちょっと寂しい。娘達の笑顔をみて胸がきゅうっとなる。

あまり本当のことは、タイミングが合わないと口に出さないところがある娘。友達とたくさん遊んだ夜の帰り道「みんなと離れたくないの…」と転園が決まったのちにつぶやいて俯いたのをみて、また胸がきゅうっとなる。

せっかくできた初めてのお友達、繋いでいきたい(ここは親の努力だな)と、思うなどして。


6月、転園。
さっそく2日目からまさかの遠足。
まだお友達が探り探りで、先生たちも前の園に比べると若く(前の園は公立なのもありベテランの先生がとても多かった)親も探り探りなので、不安。とても不安。

同じく6月に転園してきた女の子がいて救われる。娘は、積極的にお友達の名前を呼んで、手を取ってまわろうとしていた。たくましい。すごく頑張って、ちゃんと、自分の場所を作ろうとしている。その姿がみることができてよかった。

と、思う反面。
前の保育園だと登園しても帰りの時も、お友達に囲まれていた娘が、まだ3日目だけれど、おずおずとまわりに溶け込もうとしているのをみると、心がすこし痛む。大切なお友達との場所を奪ってしまっただろうか、など、気に揉んで(体調も悪いのもあいまって)娘のいないところで私が泣く。私よりよっぽど娘のが頑張ってるのだから、泣いてる場合じゃない、気丈に振る舞わなくては、と思うけれど。見守っている私ですらかなり大きな心理的な負担を感じるのだから、彼女が向き合っている時間は相当なのだろうと思う。

信じて、見守るしかない。
人生は出会いと別れの連続だから!と、うじうじしていたら先輩ママでもある社長にアドバイスをもらって、そうだな、きっとその通り、と、私は私のことを頑張って、なるべくはやくお迎え行けるようにしようと思うなどして。



そんなこんなしているうちに
一歳になった息子は歩き出した。着実に歩数を重ねて、だいぶ長い距離をトテトテと歩くようになった。なんとも言えない、おじさんのようなフォルムで、思い切りズボンにインしたパジャマスタイルでお気に入りのボトルを握りしめてトテトテ歩く。たくましい。
息子、ものすごくよく食べる。すでに娘より食べているのでは?という日があるくらい。止めないといくらでも食べてしまうし、なくなると暴れる。食べ過ぎにならないようにコントロールしていかなくてはと既に心配している。(今の所大丈夫そうだけれど)


そんな、こんなで、生きている。
生きて、生かして、それだけで毎日いっぱいいっぱいになるけれど、息子のように少しずつ歩数をのばして。私も、遠くまでいけるように。


成長していかなくてはな。
なんて、お風呂の中で振り返ってみようと思ったら汗がだらだらなのでこのあたりで。

#育児 #コラム #エッセイ #ちあきろく #転園

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