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無農薬のお米を食べるなら、発芽玄米にしよう❗️【その2】

開いていただき、ありがとうございます。
どうも、あきひさです。

ついに霜が降りる季節になりました。アルバイト先の茶畑が白くなっている光景を見て、冬がもうすぐそこまで来ていることを実感しました。
あと2週間もすれば12月なんですよ。稲刈りが終わって落ち着いてから、毎日が駆け足で過ぎていくのを感じます。

さて、今回は前回お話しした発芽玄米についてのお話しの続きをしていきましょう!

皆さんは、白米と玄米。どちらが健康に良いか、ご存知ですか?

「食べにくい」や「美味しくない」などの感情は無視すれば、当然、玄米の方が健康に良い食べ物だと言えます。

白米には、炭水化物が殆どですが、
玄米には、ビタミンB群、ビタミンE、マグネシウム、カリウム、カルシウムなど、様々なミネラル分も含まれています。

そして何よりも玄米には、食物繊維が豊富に含まれていることも有名です❗️

つまり、玄米は便通改善に役立つ優れものですね。

これなら玄米こそが最強。玄米さえ食べていれば健康でいられる。そうなるはずだったのですが……

玄米には致命的な弱点があります。

それは「消化しにくいこと」です。

玄米はよく噛んで食べなさい。そう言われる通り、玄米は消化しにくく、玄米ご飯にしても、玄米の粒のまま便として排出されることが殆どです。

一時期流行ったマクロビ料理。
今は下火になっていますが、その原因の多くは、消化吸収が難しく、かえって身体を悪くさせてしまった玄米食にあったと聞きます。

なぜ、玄米食が消化に悪いのかといえば、咀嚼回数が足りないことも一つの要因ですが、それ以上に大きな要因があります。それは、なんと……

消化酵素の働きを妨げる成分が、玄米にはあるからです❗️

これがあるせいで、玄米をそのまま白米と同じように炊いて食べても、白米みたいに全部が消化吸収されて身体のエネルギーになってくれる訳にはいかず、一部あるいは殆どが、未消化の状態で体外に排出されてしまいます。

なぜ、そんなものがあるのでしょう?

それは、植物である稲の生育に関係することです。玄米という種(タネ)のお話し。
少しスピリチュアルな話になるかもしれませんが、お付き合いください。

そもそも、植物の種子は、ある一定の条件に合うことで、初めて目覚めて芽を伸ばしていきます。

タネが芽を出すには、その芽の細胞を分裂、形成させるための酵素が働きます。酵素が働き、タネの中に含まれている成分を分解し、植物に必要な栄養を作っていきます。

これが、タネから芽が出て、この先に大きく育つための第一歩目のメカニズムです。

以上を踏まえて、玄米について考えていきましょう。

玄米は、お米のタネです。とある動画サイトでも、【玄米からお米を育てる動画】はいくつかありまして、玄米を水に浸して芽を出させる様子が動画で見ることができます。

そんなお米のタネである玄米は、自身が成長できる環境(充分な水と温度)が揃うまでは、どうやっても芽を出すことができません。

つまり、芽を出すために働くはずの酵素の働きを、環境が揃うまで止めている。ということであり、

これが、酵素の働きを妨げる成分の正体なのです❗️

植物が生きるため、生き残るために、じぃーっと待つための成分が、植物のタネである玄米に含まれているんです。

果物のタネなども同様です。彼らは生きるために大切な仕組みを持って生まれてきます。

けれども、それは、人が食べる上では都合が悪いものになります。

よく咀嚼して、玄米の一粒一粒を砕いて、玄米の中の白米の部分を全て出して、ようやくお米の栄養を摂取できるのでしょうが、

噛む回数が足らず、粒のまま胃の中へと進んだ玄米は、持ち前の酵素を妨げる成分によって、玄米の形を保ったまま消化を免れ、便として外へ排出されてしまいます。

玄米食とはつまり、お米のタネを食べていることになり、消化(酵素の働き)をされまいと必死に耐えているものを、無理やり食べようとしていることになります。

そりゃ、かえって身体に悪い結果になる方も多いはずです。

しかし、玄米には、白米では欠けてしまっている豊富な栄養素が含まれているので、それらを摂取できないのは勿体無い。

ならばどうすればいいか?
その答えは簡単。

タネが生きれる環境を整えて、タネの酵素を働かせればいい。玄米から芽を出させればいい。

つまり、発芽玄米が良い❗️

ということです。

胚芽がぷっくりと膨らんだ発芽玄米❗️

今回はここまで。続きは、また来週。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。次回もよろしくお願いします。

以上、あきひさでした!

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