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計画的に生きようとするのを辞めたら楽になった


過去の手帳を見返したら

todoリスト、やりたいこと・行きたいことリスト、読みたい本、貯蓄計画、体調で不安なことや検査したいこと、転職のために用意した企業分析や自己分析、自分の見た目コンプレックスとその解消法、副業のこと...

...などなど、たくさん書き込まれていて驚いた。

今振り返ると、達成したこともあるし、できなかったこともたくさんあるという感じだ。

そもそもそんなこと忘れてたわ、っていうこともいくつかあった。

未来のことを考えて、準備して、充実してたんだろうなって感じだけど、

当時の私はそんなこともなく、どちらかというと不安いっぱい、そして焦っていた。

未来のことを考えたら不安が爆発

「老後お金に困ることがあったらどうしよう」
「たとえば出産したとして...仕事は?お金はどうする?」

資産形成うんたらかんたら、副業してお小遣い貯めて...と未来の不安を潰すように、いろんな本を買っては読んでいた時期があった。

で、これは私だけなのかもしれないのですが、
不安って1個見つけると他のことも気になってしまう。

不安なことがどんどん増えて、それに対処しようと勉強して...を極めていった結果、当たり前だけどキャパオーバーになった。

自分の不足が気になって仕方なかった

自分の見た目がずっとコンプレックスだったのだけど、それを解消する様々な手を探していた。

近所でパーソナルカラー診断ができる場所を調べたり、面長な顔に似合う髪型を調べたり、脱毛サロンを検索したり...。

能力的にも不安で、webデザイン?事務スキル?とにかく仕事でできることを増やさなきゃと躍起になったのもこの時期。

とにかく自分の持ち物に自信がなかった

こういう自分の嫌いなところも、キリがないもんで、考えれば考えるほど、あれもやんなきゃこれもやんなきゃ、探さなきゃでいっぱいになった。

未来のことに目を向けるのを辞めた

「最近、笑顔が減った気がする」

身近な人にそう言われた。

そのときは、こんなに困ってて改善しなきゃいけないことがあるんだから!という怒りがつのったが

確かにそのときわたしは、
今この瞬間を楽しむということができなくなっていた。

美味しいご飯を食べていても、ゲームをしていても、友達と話をしていても、常につきまとう未来への不安と、自分を改善したいという気持ち。

もちろん、より良くしたいという気持ちは大切だし、持ってたほうがいいものだ。

そして、様々なことを学んだり、補充することを楽しめればなんの問題もなかった。実際、パワフルに活動されている方はいっぱいいらっしゃる。

問題だったのは、私の不安がすべて自分のなさからきていたこと。

そう、未来の自分への信頼が0だったのである。

それに気づいたのは、もういろいろとダメになってしまってから、いったんお休みする機会をもらってからになるのだが。

そうなってはじめて、とりあえずその日を乗り越えることに集中して、遊んだり食べたり...

未来の計画を放棄してみたら、少しずつ楽になったり、楽しめることも増えてきた。

コンプレックス、不安をここまで抱えつつも、ここまでちゃんと生きてきた自分に、ちゃんと休息をとってもらう、

そんなことを考えながら最近は過ごしている。

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