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人が怒られていると自分ごとのように受け止めてしまう

HSPあるあるだと思うのだけど、私は人の「怒り」という感情がとても苦手だ。
いつも怒っている人や機嫌の悪い人(自分の機嫌を自分でコントロールできない人)を見たり、接したりすると、途端に具合が悪くなるレベルで落ち込む。
誰かが怒られている場面に遭遇したりすると冷や汗が出る。

「そんなの全然気にならないよ。他人のことなんて気にする必要ないよ。」という人もいると思うのだけど、HSPの人は相手から発せられる不穏なオーラもダイレクトに受け止めてしまうし、嫌なのに目が離せなくなるし、気になるし、集中できなくなるし、まるで自分ごとのように感じてしまって勝手にエネルギーを消耗してしまう。

子供の頃からそうだったから、それが普通だと思っていて、世の中の人みんなそうだと思っていたら、自分が少数派で、HSPの特徴の一つだと知って、びっくりと安心を両方得た。
そういう風に感じない人、平気な人の方が多数派なんだという事実から、過去、自分のことをわかってもらえない、共感してもらえない場合があったことに納得がいったし、少数派であったとしても自分と同じ感覚を持っている人が世の中に存在するんだということを知れて安心した。

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何れにしても、不穏なオーラを出している人・自分の怒りの感情を撒き散らしている人とは極力付き合いたくないし、一目散に逃げるようにしている。

でもいくら逃げても一旦身体にこべりついてしまった不穏なオーラはなかなか払拭できないし、時間が経っても何度も何度も繰り返し思い出し自分の心の傷をえぐってしまう。

これ、どうにかならないかなーと思って、先日お友達に話したら、その人も時間が経っても何度も思い出してしまうと言っていた。
しかも最初に受けた傷を繰り返しえぐってしまうことで、より深く大きな傷となり刻み付けられてしまうと。

ショックだったことや強烈なインパクトを伴う事象は、自分ごとであれ、他人事であれ(時にはテレビとか映画とか小説とかフィクションの世界であっても)HSPにとっては長期間にわたって心の傷になる要因となる場合があるので要注意である。

なるべく刺激になることを日常から排除するようにして生活しているのだけど、不可抗力だったり、災難て突然降りかかってきたりするじゃないですか。
そういう時に相談に乗ってもらえたり、傷を深くしなくて済むようにするためのHSPに詳しい信頼できるカウンセラーさんとか探そうかな、と思い始めたり。

辛いことを何度も思い出し、その度に落ち込むという行為自体も、自然なものとして受け止めて生きてきたのだけど、うまく回避したり、なるべく忘れていく方向に持っていくことができるのであれば、その方が幸せだし。

#コラム #エッセイ #内向型 #HSP #生き方 #カウンセラー #感情 #価値観

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