たまには旅行に参考になりそうなこと・空港ホテルの話

日本・フィンランド間の飛行機、一応飛んでいます。以前は10時間だったのが13時間にはなってしまいましたが、飛んでいます!
フィンランドの飛行機の玄関はVantaa、ヘルシンキ・ヴァンター空港です。今回は空港のホテルについて、書いてみようと思います。
話があちこち飛びながらになると思いますが、お付き合いください。
少し前にこの空港内の改装が終わり、以前の情報と様変わりしているかもしれません。
ホテルの予約にはBooking.comが便利でしょう。

Scandic スカンディック ヘルシンキ エアポート

Scandic スカンディック・ヘルシンキ・エアポートを今回は一押しにしておきましょう。空港のホテルの案内を見つつ外に出て、上の方を見て、一瞬冷静に行き先を確かめる必要があります。少しわかりにくいのですが、二回横断歩道を渡るのが早道です。ホテルロビーは建物の3階にあり、パッと見ても、ホテルがあるとは全く想像しにくいのです。空港警察、移民センター等も同じ建物にあるようです。
堂々と、3つあるエレベーターの一つで3階へどうぞ。

Bookig.comでの予約には、朝食が別料金のホテルもいくつもありますが、このScandicでは、すべて朝食込みのようです。早朝出発の場合でも、空港ホテルは朝4時から朝食をお願いできるようです。フィンランドの多くのホテルは優しくて、ホテルのレストランで食べることができない旨を伝えておくと、サンドイッチセットを持たせてくれるところもありました。今はなきCumulusホテルでの経験ですが、フィンランド中のCumulusはほとんどScandicに進化しました。あるいはKuopioのように高級ホテルになったところもあります。
サンドイッチといえばVaasaと言う街では、朝食でサンドイッチ作っていたら、とりあげられました。アジア人タイプのそういう行動が多かったのかしら?Scandicはオープンだと思います。いろんなホテルがあるということで。

Scandicの多くの部屋はシャワーです。これはフィンランドでは珍しくありません。空港ホテルもシャワーですが、同じ部屋にぶ厚いナイトガウンと、スリッパと、湯沸かしに粉コーヒーとティーバッグがあることに、私は毎度感激しております。(普通はありません)一度バスタブ付きの部屋を選んでみたら、お風呂あがえりのお着物ととスリッパと湯沸かしが含まれていませんでした。水代の分でしょうか。バスタブはそんなに大きくはありませんでしたが、普段は入れないのでありがたいです。

Scandicは受け付けの隣にコーヒーマシンがあります。コーヒーなどの飲み物は有料ですが、お湯は無料です。どのScandicも、サービスはおそらく同じでしょう。お湯が欲しい時は、私は初回に顔を見せ、一言声をかけてから利用しています。

なお、このScandicの名前がついたホテルがBooking.comに他にいくつか出てきますので、後で付け加えたいと思います。

先日利用した時は、友人が真夜中近くに到着すると伝えておきました。レセプションは2か所。ここでは夜中に到着する飛行機もあります。多少列はできますが、受付の方がとておゆったり対応されていて、フィンランドの余裕を見せつけられたかも!英語はもちろん皆ばっちりです。ヘイ!と言ってみるのもいいかもしれません。

受付と同じ階が朝食会場です。コロナの間はシンプルでしたが、今はチーズや菓子パンなんかもあったりして、ますます充実しているようです。お勧めは、カレリアン・ピーラッカに、たまごバターをつけて。あるいはおかゆに挑戦するのもいいかも・・・トーストもできますし、クロワッサンもあります。おにぎりはカレーはありませんが、慣れた食事もできるかもしれません。また食べる話は今度にしましょう。

普通に行き来できる空港内には、お店がいくつかあります。バーガー店、サンドイッチ、スーパー、チェーンのカフェ等々。しかし、ずいぶんと値段が張るようになりました。お昼ごろにいるのであれば、Scandicのバイキング昼ご飯が比較的お値打ちかもしれません。12ユーロは決して安くありませんが、これで健康的に好きなだけ食べられそうな店は少ないのでチャンスかもしれません。ただし、13時で終了です。

ちなみにあまりに早朝についた場合は、Scandicの受付でコーヒーを頼んでもよいのではないかと思います。数ユーロですし、座る場所もあります。

Scandicにはサウナがあり、23時まで使えます。これがわけありみたいな感じで、いったんホテル3階から一階へ。さらにてくてく地下を歩きます。ドアはホテルのカードキーで開閉。なかなかいいサウナでした。ボタンで「釜」の蓋を開け、そこへ水をかけます。23時になったらこの蓋が閉まってしまいました。( ;∀;) ジムも同じ階にあります。
他の施設と供用の地下室という感じですので、ホテル感は少な目です。

Hilton

同じく空港から近いのがHiltonです。朝食は31ユーロですが、朝食なしの予約が可能です。時間があるとき、ゆったりしたいときはなかなか良いと思います。
空港の改装前に泊ったことがあります。おそらくは全室に湯沸かしあり。二人以上の部屋はバスタブとシャワー両方があります。浴室の電気が部屋に丸見えというのが、特徴的です。(部屋の人がトイレに行くたび、真夜中もまぶしい)
朝食サービスの担当者はもしかしたら英語しか話さないかもしれません。

GLO Hotel Airport

とにかく空港直結と言う話。改装前はたしかにいちばん近かったのですが、出口が移動した今はどうなのでしょう。以前の直結度は一番でした。なにせ地下にあり、階段上れば空港と言った感じ。地下ですので、もちろん「窓なし」です。泊まった時は、狭い廊下をおしゃべりしながら歩いていくおば様とか、ハイヒールのかつかつ音がやけに気になりました。飛行機のスタッフも利用しそうだとしたら、周囲を気にしない旅行客でしょうか。朝食サービスはありません。

空港全体のメインの入り口は以前に比べると全然違うところになりました。
またヘルシンキへ出る郊外鉄道の駅も、ついに移動。以前はながーいトンネルを歩く必要があったのが、なかなか快適な距離に。これを見越して計画された通路だったのなら、大成功。フィンランドの気の長い計画を想像します。

というわけで、Gloから鉄道駅までは、もしかしたら以前より距離ができたのではないかと推察します。

上記のホテルよりもう少し値段が懐に優しそうなホテルについて書きます。Scandic系がさらにふたつ、ホリデイ・イン他があります。サウナも充実しているはず。歩くのは大変そうな距離ですが、無料送迎バスがあります。個人的には、荷物を載せやすいわけではありませんでした。本数も多くはない印象で、朝出発の場合は緊張していました。万が一の際タクシーを呼んだら、安いからと予約した差額がタクシー代になってしまいそうです。もちろん荷物が少ない場合はよいと思うのですが。空港からさらに街っぽい所、モールにも近くはなりますが、自分の足がないとあまり便利ではないと思います。そういうときはさくっとタクシーです。

ところで、宿泊は空港もしくはヘルシンキ、となりそうですが、空港に通じる市民の足、♡の形で示されるラインの電車で行ける駅にも、比較的お値打ちなホテルがあります。

以前、部屋だけホテル「20ルームズ」を試してみました。宿泊所はそれなりの、いい感じでした。シャワー等は共通、朝ごはんは、共有の台所においてあるオートミールやコーヒーを好きに利用してよい、というタイプです。

しかし、当時携帯をもっていなかった私には場所がわかりにくかったです。鉄道からの出口もどっちに出てよいのやら?荷物が多かったので苦労しました。空港へ行く時も、慣れない電車に乗るのでドキドキしました(ドキドキしすぎ)空港へ向かうときは当然ですが、交通費が新たにかかります。移動の苦労と交通費を思うと、空港でゆったりしたほうがよかったかもしれない、と思わないでもありません。

最近のBooking.comには個人営業のアパート貸しも増えているようです。値段は懐には優しいのですが、空港からのアクセスが良いとは限りませんので想像力を働かせて下調べをしっかりすると良いと思います。時間に余裕がある時に遊びに覗いてみる・・・くらいでいいかもしれません。


再度空港での食事について。
一階に簡単なフードコート風のレストランなどがありますが、むっちゃ高く、15ユーロが普通に見えます。ソーセージ5ユーロ食べてみました。なんとか10ユーロ以下のセットがあるバーガーキングが普通に見えてきます。日本にある選択式サンドイッチ屋もあります。珈琲やさんは、フィンランドでよく見かけるコーヒーハウスです。

荷物検査を終えて搭乗ゲートがある箇所にも、キングバーガーとコーヒーハウスがあります。(コーヒーハウス早く閉まりすぎ・・・)ビールも飲める、がっつりしたバーガーレストランもあります。安くはありませんが、一階で紙皿の食事に15ユーロ使うのと、ちゃんとした椅子に座って24ユーロは迷うところ。おいしいと思います。

どこであっても英語を話す必要がありますのは、ちょっと苦手です。店員さん全員がフィンランド人ではない店もあるみたいです。

最後に日本とフィンランド間の移動の場合、パスポート検査を終えると、もっといろんなレストランがありますが・・・入ったことがないのでそれは他の方にお任せします!

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