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かっこ良すぎる!!発達障害の世界に希望をもたらす中高生たち

20201101関東inochi学生フォーラム
テーマ「発達障害と、 ともに歩める 社会をつくる。」

今日、仕事関係者からすごいプログラムを紹介していただきました。
それは「中高生がヘルスケア課題解決プランを競うプログラム」。
そしてなんと、今年のテーマが『発達障害』
発達障害を手がかりとしたUDの活動をしている私ですが、恥ずかしながらこのプログラムのことは存じ上げていませんでした。

発達障害とともに歩める社会をつくるために、中高生がどんなことを考えたのか興味津々で、でも半世紀近くを生きている私は、嫌な大人によくありがちな「子どもたちがどんなことを考えたのか見てあげよう」的な上から目線も少々含んで、YouTubeを見はじめたような気がします。

でも、そんな大人の上から目線な自分は恥ずかしくて、一瞬でいなくなりました。

どのチームも、当事者や関係者に話を聴き、中高生らしいわかりやすい言葉で発達障害の困りごとを理解し、そしてその困りごとを社会課題として、どうやったら解決できるのかを、中高生らしい視点で考えている。中高生らしいと言っても、大人を納得・説得できるためのエビデンスや理論もしっかり盛り込まれている。

そして私がとても印象的だったのは、彼らが「自分の学校にも困っている人がいる」「友達が困っていたら悲しい」「地域に困っている子どもがいる」などと、発達障害をごく身近な存在として捉え、だからこそクラスメートや友人、地域のために課題を解決したいと考える姿勢、スタンスです。どんな専門家よりもわかりやすくて身近に感じられる、素敵な発達障害の伝達師。

どうか、発達障害のある方、そして発達障害のあるお子さんを育てる親の方、ぜひ、このプログラムをご覧になってください!

発達障害の世界に希望をもたらす彼らの存在が「世の中捨てたもんじゃない」と、明日の社会を生きる勇気になると私は信じています。

*画像:このカバーのデザインはFreepik.comのリソースを使用しました。


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