あきこさんの子育て

発達に凸凹があり、繊細で、集団が苦手なタイプの子供を育てています。この2年ほどで共働き…

あきこさんの子育て

発達に凸凹があり、繊細で、集団が苦手なタイプの子供を育てています。この2年ほどで共働きの生活から、仕事を離れて、子供中心の生活へと大きな変化を経験しました。大変なこともある一方で、日々の喜びや気づきも多く、忘れたくないと思った事などを記録していきたいと思います。

最近の記事

就学前の景色と「準備性」

年度末、お疲れさまです。長い間noteの更新が出来ませんでしたが、就学を目前に控え、色々あるけれど、比較的落ち着いて日々を過ごせているあきこさんです。 背景には子供の成長があります。勿論、特性による生きづらさは色んな場面で顔を見せるし、調子の波もありますが、娘なりの成長が目覚ましく、頼もしいなぁと感じながら日々の生活を送れており、この状況を幸せだと感じています。この気持ちを忘れないように記録しておこう_φ(・_・ とnoteに向かっている次第です。 年少の夏頃に突然の激し

    • 運動会 過ぎ越し記

      前回「秋が来て嬉しい!」と書いたのに、今年(年長)の秋は子供の行事ごとが多く、対処しているうちに、冬になってしまいました(・ω・) 皆さま、お元気ですか? 数ヶ月前にnote上で、少数派の子育てを行う方々のタイムリーな運動会の振り返りを拝見し、無事の過ぎ越しを共に労い合いたい気持ちだけを持て余しながら、数ヶ月間投稿できずにいました。 本当に、お疲れ様でした。・゜・(ノД`)・゜・。 今更感が満載ですが、子供の運動会(保育園年長)を振り返ります。 一般的には子供達と家

      • 大丈夫、秋も来ます。

        今年の夏は暑かったですね。本当にお疲れ様でした。 ここ最近のカラッとした秋の涼しさに、いちいち感動してしまうあきこさんです。昨日は午後、娘と一緒に、大きな公園でどんぐりを沢山拾ったのですが、クヌギ系の大きなどんぐりも、カシの木の小さなどんぐりもちゃんと去年と同じ様に、同じ場所で育っていて、夕方日が落ちるのも随分早くなり、毎日毎日暑かったけどその間も地球はちゃんと公転もしていたのだなぁ、としみじみ感じました。 その位、今年の夏は我が家にとって中々大変で、「ちゃんと秋も来ます

        • 暑中お見舞申し上げます☀ (゚Д゚)ノ

          暑いですね。。。お元気ですか? 私は4月に引越しをした後、色々とバタバタしてしまい、中々noteを書くに至りませんでした。 例年なら、5月の連休後位には進級ザワザワも落ち着き。。。という期待を持っていたところ、今年は中々思ったようには運びませんでした。 連休明けから娘のアデノウイルス感染で2週間登園停止→時差で自分も感染(私の方が重症化してしまい、現在も角膜炎治療中( ´Д`))を経験し、少し落ち着いたかな?と思った頃には就学相談も始まり、関連して学校見学や就学後の居場所

        就学前の景色と「準備性」

          引越し物語 ① きっかけ

          新年度、落ち着きませんね(´・ω・`) 我が家はそんな中、7年ぶりの引越しをしました。結婚してから同じ住まいだったので、娘(年長)にとっては初めての引越し。次年度に入学を控え、就学相談に間に合う+お家の外の学校以外の居場所を整えるための時間を考慮して転居のタイミングを決めました。 実際の転居のプロセスは我が家らしい面白可笑しさに溢れたものでしたが、そちらを共有する前に、ちょっと重めの、転居のきっかけについて言及したいと思います。 発達に特徴のある子供にとって、小学校の6

          引越し物語 ① きっかけ

          少し風変わりだけど

          先日、家族で高尾山へハイキングに行きました。 楽しくリフトに乗って、そして、そのままリフトで降りてきました ^^; やっぱり、我が家が目指すのは「少し風変わりだけど、楽しい家族」だなと思った、というお話しです(*・ω・)ノ 始まりは、「高尾山行きたい!」という夫の思いつき。あきこさんはこれまでの経験から、こういうのは(娘の)心の準備が肝心!と思い、数日前から、「おやつは何を持っていく?」「お弁当は何入れよっか?」など出来るだけ娘を巻き込む形で、一緒に準備をして、家を出発し

          少し風変わりだけど

          「スモールステップ」とは言うけれど

          今回はまじめなお話しです٩( 'ω' )و 長いぞ! 数週間前のEテレ「でこぼこポン!」のテーマが「スモールステップ」でした。(その日のうちに、記事を書き始めたけれど、投稿できぬまま数週間。。。) 発達障害の支援の場ではよく使われる概念で、いきなり高い目標設定を行うのでは無く、本人が受け入れられる高さにハードルを調整しながら、少しずつ段階を踏んで「できた!」を積み上げていく方法です。 子供の発達の特徴と向き合い始めて約1年半、あきこさんは、いまだに他所の芝生が「全方

          「スモールステップ」とは言うけれど

          年度末、あれこれ

          毎日、暖かくなったり、寒くなったり、花粉も飛び始めて、体調管理が難しい時期ですね(*´◒`*) 大人はもちろん、小さい人達の世界も、進級に向けた様々なプレッシャーや変化が大きく、身体も心も周囲の変化に追い付かない時期なのかな、と思います。 私は仕事を離れ、5歳・0年生の不登校児のお母さんとして2度目の春を迎えつつあります。あきこさん、娘が保育園に通えなくなる前は、大学で教務事務を中心に10年ほど働いていました。まだ保育園に毎日通えていた、娘が2歳クラスの年度末までは、4月1

          年度末、あれこれ

          山姥<妖怪骨拾いババア(あきこさん親子の暇つぶし)

          「不安」との付き合い方を意識した日々を送っていたら、娘と遊んでいる時に、上記の金言に出会ってしまいました。本当はじっくりと考えながら書きたいテーマが複数あるのですが、引き続き調子が万全ではない子供と(私はできるだけ山姥に変身しないように気を付けながら)お相撲を取っているだけで精一杯で、中々文章にしたためられる状況に無い状態です。でも「何かを投稿したい」気持ちはおさまらないので、今回はあきこさん親子のお薦め暇つぶし方法をご紹介しようと思います。 あきこさん親子は、長過ぎる母子

          山姥<妖怪骨拾いババア(あきこさん親子の暇つぶし)

          不安とつきあう

          実はここ2週間ほど、娘が保育園に中々登園できない日々が続き、いつもより自由時間が少なめでした。根本的には、娘自身に「集団で過ごす場に合わせづらい」様々な性質があり、それに加えて寒さからの体調不良や色んな出来事が重なって「不安」が強い状態だったと思います。 元気な時ならば、外出時に私のお支度に掛かる時間が待ちきれず、「ママー、おにわでまちあわせね〜!」と言い、アパートの中庭で一人で遊びながら待っている娘が、家の中でも私の後追いをする。外出先では、いつもならハイペースで独自の探

          不安とつきあう

          一緒に楽しめることを見つける

          上記は、自閉スペクトラム症の弁護士の女性が主人公の韓国ドラマの中で、主人公の父親が自閉傾向のある人と一緒に暮らす孤独や、自閉傾向のある人と繋がりを持つ方法について当事者の主人公(娘)が子供の頃を回顧しながら話す中で語るセリフです。 このセリフを聞いた時、私の中で、「ああ、もしかしたら、そういうことなのかもしれない」と胸がすっきりする気持ちになりました。(上記のセリフが出てくる、閉店後ののり巻き屋さんでのお父さんと娘のやりとりのシーンはこのドラマの中で一番好きな場面です^^)

          一緒に楽しめることを見つける

          お獅子に頭を噛まれたくないから!

          今週、娘の保育園で「新年こども会」という行事がありました。年少さんから参加する行事のようで、年少だった前年は、まだ行き渋りと母子分離不安が激しく欠席しており、今年の行事前日はお休みしていたため、娘も私も事前情報が無く、何のことか良く分かりませんでした。 でも、お便りの行事予定に書かれた楽しそうな行事名を見て、娘は「ホールでやるのかな? "げき" とかあるかしら? たのしみだわ♡」と張り切って、前日から翌日着るお洋服やお着替えを自分で準備し、やる気満々でいつもより早めに登園し

          お獅子に頭を噛まれたくないから!

          あきこさん、子育てにのめり込みすぎない方法を考える

          明けましておめでとうございます。 みなさまはどんなお正月を過ごされましたか? 我が家のお正月は、5歳の娘が年末に自転車に乗れるようになったので、近所の色々な公園に自転車でお出掛けしているだけであっという間に終わりました。私の心象的にも今年は、気持ち良く晴れ渡る、楽しいお正月でした。 一年前は母子分離不安の真っ只中で、文字通り「どこにも行けない」お正月だったので、今年は近所のスーパーに出掛けたり、公園に行ったりするだけでも少し大袈裟に「ありがたや〜」と感じていたように思いま

          あきこさん、子育てにのめり込みすぎない方法を考える

          あきこさん、クリスマスを振り返る

          今年は仕事を離れてから、専業お母さんとして2度目のクリスマス。11月のうちからアドベントカレンダーを用意して、子供と一緒に毎朝楽しみに開けたり、保育園で制作したリースや我が家初の小さなクリスマスツリーを飾ったり、チキンをお家で焼いてみたり、24日の夜の就寝前にサンタさんへのおやつを準備したりと、「準備をして楽しみに待つ」体験を子供と一緒に色々出来たかなと思います^^ ちなみに、サンタさんへのおやつについて、去年は私主導で行いましたが、今年は5歳の娘がクッキーを選んでお皿に盛

          あきこさん、クリスマスを振り返る

          こころの成長期、それぞれ。(弟の結婚式に寄せて)

           週末に末の弟の結婚式に参加しました。  5歳の娘も一緒に参加したので、ハラハラしたり成長を感じる場面もありましたが、今回は結婚式を通して感じた自分自身と兄弟のこころの育ちについて振り返りたいと思います。  私は北陸地方の農村部出身で三人兄弟の長女として育ちました。今回結婚した末の弟は年が7つも離れているので、子供の頃から私自身"小さいお母さん"感覚で、喧嘩の記憶はあまり無く、可愛い存在です。 本人も「末っ子サイコー!」と日頃から口にするほど、末っ子らしい愛嬌と「ち

          こころの成長期、それぞれ。(弟の結婚式に寄せて)

          「困ってます」を伝える難しさ

           ここしばらく娘の調子が良く、子供の成長の喜びを感じながら、なんとなく「ぽわん」とした気持ちで過ごせていたのですが、今週は久しぶりに「ずーん」とした気持ちになるしんどい場面もありました。    私は家族や心理士など発達の専門家以外の人(多くは定型発達の子供を育てる同世代の人々)に自分の育児における困り感を上手く伝えることができないな、と感じることが多くあります。子供都合でせっかくのお誘いを断らなければならない時など、口頭15秒もしくはLineのチャット2-3行くらいで説明がで

          「困ってます」を伝える難しさ