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オランダの2か月しか開園しない公園と風車は圧巻だった

2018年のゴールデンウィークにオランダとベルギーに行った時のことを振り返ってみようと思います。

オランダは初めて行く国で、ベルギーは2度目の旅行でした。ずっと前にフランス旅行した時にベルギーのブリュッセルにも足をのばしたので、2018年のオランダ旅行の時はベルギーのアントワープへ行ってみました。

飛行機


カタール航空
往路:羽田→ドーハ→アムステルダム
復路:アムステルダム→ドーハ→成田 
 *オーバーブッキングでKLM+ANAで帰国しました。

オーバーブッキングのお話はこっちのnoteに。


宿泊都市とホテル

4月25日~27日 2泊 アムステルダム ホリデイイン
4月27日~28日 1泊 ライデン イビス
4月28日~5月1日 3泊 ロッテルダム シチズンM
5月1日~4日 3泊 アメルスフォールト メルキュール

アプリで過去の宿泊履歴を確認したら、すべてBooking.comで予約していました。
この頃からZenHotelsでも検索してホテル直サイト、Booking.comと比較して一番お得に宿泊できるルートでホテルを予約するようになりました。
オランダではBooking.comがお得だったようです。Booking.comがオランダの会社ってことが影響しているのかな。
スイス、ドイツ、バルト三国、ニュージーランド等々ではZenHotelsで予約したホテルに宿泊したので、ZenHotelsのこともいつかnoteしたいと思います。
びっくりするくらい安いことがあるので、ホテルを決めたら予約する前にZenHotelsでも検索してみてください。


アムステルダム

中心部ではなくアムステルダム中央駅から一駅離れたAmsterdam Sloterdijk駅前のホテルを予約しました。
スキポール空港に到着してからホテルまでは電車で移動しました。アムステルダムは空港から中心部がとても近いので、観光しやすい街ですね。
王宮、エルミタージュ美術館別館、ゴッホ美術館、アムステルダム国立美術館に行ったり、運河で観光ボートに乗ったり、Dille & Kamilleで雑貨を買ったり、オランダ独特のペラペラのパンケーキを食べたりしました。
ベルギー発のオーガニックカフェ EXKi(エクスキ)が大好きなのですが、アムステルダムにもあったので、滞在中何度も食べに行きました。

ちょうどチーズ市が開催されていた日だったので、アムステルダムから電車でアルクマールにも行きました。

オランダのペラペラのパンケーキ スライスされたリンゴとシナモンです。
ガムシロップのような形状でストロープシロップがついてきましたが、食べ物の上に直接のかっていてびっくりしました。粉砂糖もたっぷりかけて食べるのがオランダ流。
アルクマールのチーズ市  チーズの取引の様子を無料で見学できます。
観光客もチーズを買うことができ、見学していると試食チーズをたくさんもらえました。

ライデン

アムステルダムからインターシティという電車でライデンへ移動し、レンブラント生家跡、レンブラント橋などを見たりしてぶらぶらと街歩きしました。
アムステルダムと違って、落ち着いた街で、ヨーロッパ最古の総合大学であるライデン大学があるせいか、何となくアカデミックな感じもしました。

ライデン駅前から路線バス854線に乗ってキューケンホフ公園にも行きました。毎年3月中旬から5月中旬の2か月間しか開園しない公園で、チューリップをはじめ様々な花が広い公園内に植えてあります。かなり広いので全部見て回るのに半日くらいかかります。
オランダは世界1位の切り花の輸出国で、キューケンホフ公園の周囲も広大な農地でチューリップなどが栽培されているので、ライデンから公園までの車窓からも花を見て楽しむことができました。

レンブラント生家跡の前にある銅像
キューケンホフ公園が開園する期間だけ運行するライデンからの直通バス。結構本数多いです。
キューケンホフ公園に隣接した広大なチューリプ畑
キューケンホフ公園ではみんなひたすら写真撮っていました。
例年4月中旬が見頃らしいですが、4月下旬でも十分キレイでした。


ロッテルダム

またインターシティに乗ってライデンからロッテルダムに移動しました。
ロッテルダムで泊まったシチズンMは台北でも利用したことがあって、iPadでお部屋のいろんな物を操作するのはロッテルダムも台北も同じでした。
ロッテルダムは新しい街で、マルクトハルに行ったり、ショッピングしたりしました。

滞在中に路線バスに乗って世界遺産のキンデルダイクの風車を見に行きました。風車は想像していたよりも大きくて、実際に回っているスピードが速くて驚きました。いくつかの風車は中に入ることもできるようになっています

ロッテルダムから電車でハーグにも行き、マウリッツハイス美術館で真珠の耳飾りの少女を見ることができました。

別の日にはタリスに乗ってロッテルダムからベルギーのアントワープにも日帰りで行きました。乗車時間はたったの30分で、あっと言う間に隣の国・ベルギーに到着します。アントワープはオランダ語が使われていて、地理的にも文化的にもオランダに近いのですが、隣の国に来たことが街の雰囲気や歩いている人の顔の違いで感じることができました。
デルレイでケーキ食べたり、聖ヤコブ教会でルーベンスの絵を見たり、街歩きしたりして、朝8時~夜8時まで約12時間アントワープを楽しみました。

キンデルダイクの風車
マウリッツハイスは展示だけでなく、建物も素敵でした
アントワープは駅舎も重厚で美しかったです

アメルスフォールト

またまたインターシティーに乗ってロッテルダムからアメルスフォールトへ移動しました。この街は特に観光スポットはありません。アメルスフォールトを拠点にして周辺の街へ行きました。

この時のオランダ旅行で一番楽しみだったのが、ゴッホのコレクションが素晴らしいクレラー・ミュラー美術館でした。アメルスフォールトから路線バスを乗り継いでかなりの時間をかけてデ・ホーヘ・フェルウェ国立公園にたどり着き、公園内は自転車をこいで美術館まで行きました。
クレラー・ミュラー美術館は建物が白く、天井が低く作られていて、自然に溶け込むようになっていました。天井が低いながらも窓が大きく、自然光も感じられて、建物自体も素敵でした。絵画の展示も無駄な装飾はなく、広い空間に展示してあるので、ゆっくり鑑賞できました。ゴッホ好きはもちろんですが、空間デザインに興味がある方も楽しめるのではないかと思いました。
アムステルダムのゴッホ美術館とクレラー・ミュラー美術館の両方に行けたので、この旅行でかなり多くのゴッホの作品を見れました。

ユトレヒトでは運河クルーズに乗って見たり、ミッフィーショップに行ったり、ドム塔に登りました。

パリ時代のゴッホの自画像
デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園内を自転車で移動中。公園広すぎ。
この先に目的のクレラー・ミュラー美術館があります。


ユトレヒトの運河クルーズ。緑がきれいでした。


行った街

アムステルダムから反時計回りにぐるっと周遊した旅行となりました。

アムステルダム
アルクマール
ライデン
リッセ(キューケンホフ公園)
ロッテルダム
ハーグ
キンデルダイク
ベルギー・アントワープ
アメルスフォールト
ユトレヒト
オッテルロー(クレラー・ミュラー美術館)

雨が降る可能性も考慮してゆったり目の旅行を計画したのですが、9泊でこれだけの街に行けたので満足でした。
それぞれの街でちょっとずつ雰囲気が違って面白かったです。
おしゃれなロッテルダムと重厚感のあるハーグが街歩きをしていて楽しかったので、好きな都市です。

GWのオランダ

オランダは王家が国民から愛されていることが有名で、在位中のウィレム=アレクサンダー国王のお誕生日の4月27日はキングズデーとして町中がお祭り騒ぎになります。
王家がオラニエ=ナッサウ家で、英語表記するとOrange=オレンジであることからみんなオレンジ色の物を身に着けます。街中のあちこちでオレンジ色のTシャツやキャップなどが売られているので、旅行者でも気軽にオレンジを身に着けてお祝いに参加できます。
スポーツでオランダ選手が国旗の色である赤でも青でも白でもなく、オレンジを着ているのも同じ理由です。
普段はピンクのトンプースもキングズデーはオレンジバージョンがスーパーに並んでいました。

キューケンホフ公園も開園している時期ですので、ゴールデンウィークにオランダへ行くのは楽しいと思います。

オランダの冬は雨が降り続き、日光を浴びる機会が少ないため、ビタミンDのサプリを摂るくらい雨が降るそうです。オランダ旅行の時期としては冬は避けた方がよさそうです。


チューリップ、風車、チーズ、ビール、自転車とオランダと聞いて連想するものを、そっくりそのまま全部見ることができたオランダ旅行でした。
乳製品や野菜も美味しかったし、見どころもたくさんあるので、オランダ旅行は幅広い世代の方におススメです。

英語が第一言語ではない国での英語話者率が世界一高いと言われているオランダは、言葉の面でも旅行しやすい国と思います。


2018年のオランダ旅行前にとっても参考になったYouTubeはこちらです。
オランダのあちこちにあるスーパーアルバートハイン で食べ物を紹介している動画です。
お土産の参考になるだけでなく、オランダの食文化の紹介もあります。


またオランダに行きたくなりました。

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