山種美術館 Seed2024_202402
2024/2/17~2023/3/3まで開催中の「Seed 山種美術館 日本画アワード 2024」に伺いました。コロナの影響で2年延期して、今回が3回目とのこと。ちなみにこちらも学生は無料です!
Seedは2019年に大賞を受賞した安原成美《雨後のほほ》を観て感激したので、2024年も観に行こうと思っていました。(過去受賞者一覧)
今回は心に残ったものをあげときます。
早川実希《頁》
展示会は絵画と画家のプロフィールしか載っていないので、どういう思いで描かれたかわからないのがちょっと物足りなさを感じたのですが(日本画をあまり知らないので、もっと判断軸がほしかった)、帰って検索してみたら作品について書いてあったので、貼っときます。(ギャラリートーク原稿)
私が普段勉強している中世宗教絵画は、画家が絵画に込めた思いを想像するのはあまり良くないことだと思っていて、より社会的、政治的な要請を理解することが重要だったりします。なので今画家が生きていること、その人が完成された作品について語ること、そしてその人の内面が反映されていることは新鮮で面白いなぁと思いました。
あとアイディアとか描き方もそうですが、日本画独特の素材感が素敵でした。これは最近日本画も見始めてから感じてることですが、西洋絵画以上に実物がもつ力が強い気がしています。
前田茜《山に桜》
こちらも素材感いいですよね、きれい。一瞬秋の風景かなと思ったんですが、桜のようです。
仲村うてな《朱》
こちらは実際に撮った写真が展示会場に置いてあったんですが、なぜそれを絵画にすると惹きつけられるのか、不思議でした。ホキ美術館で超写実絵画を観た時もそうですが、やはり写真とは違う魅力が絵画にはあるんでしょうね(詳しくは理解できてないですが)。
清水航《飛沫》
純粋にかわいかった。
おしまい
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