よ！

先日は本科時代に書いていた隠れ課題の読み直しをしました。覚えている限りでは僕はもう一本書いたような気がするのですが、脚本が見つかりませんでした。この話はもう忘れましょう。

なので今日から研修課編に突入！🤩

とその前に今一度改めてシナリオセンターのクラスの説明をすると

8週間講座：脚本には柱、ト書き、セリフ、しかないんですよーといった基礎中の基礎を学ぶ。この時は最大ペラ（半紙200字）8ページぐらいしか書かなかったかな。1週目は1枚、2週目は2枚。といったノリで。書いた脚本を発表するといったことはないが、最低限の添削はしてもらえる。

本科：8週間講座を生き残った者たちが上がれるクラス。シナリオセンター名物であるペラ20という課題をひたすらこなす場所。「おもしろくねぇよ！」「おもしろいね」「こんなの書くんじゃねぇよ！」などとガチの声が響き渡るステージ。課題は全部で20。お前にこなせるか？ここを抜けることができた時、お前は本当の愛を知る男になるのだろう。課題は毎月最大4本提出可能なので、最短5ヶ月で次のクラスへ上がれる。私は講師歴20数余年の原田講師のクラスに入りました。原田先生大好きです、そしてありがとう。

研修科：課題の難易度もグンと上がり、本科と比べてより「脚本でメシを食いたい」人たちが集まっている。担当講師によってクラスの特色がずいぶんと違うので、事前にクラスの見学をしておくべきだと思います。私は温和で的確なアドバイスを下さる松本講師のクラスに入りました。課題は全部で30。

作家集団：最強が集いし場所。（僕は研修科で修了したので詳しくは知らない）

そんなわけで、研修科編でもどうぞ30本よろしくお付き合いください。

前期の課題に関して研修科カリキュラムには次のように書かれてます。

研修科の目標：「ドラマとは人間を描くこと」。登場人物に魅力をつけることによってドラマの面白さを創りだします。
研究対象　　：人間を二面性と欲望から描く
魅力ある男　：主人公に感情移入できるように創る。視聴者にとって、どういう主人公が魅力を感じるかを考えてみましょう。

読む

講師の評価

・口は悪いが友人思いの相原。キャラクターがいきいきとして魅力がありますね。二面性もよく描けています。
・はたして相原は恋のキューピットになったのでしょうか？この先が楽しみです。
・p3のスマホを操作する、p14の山本のスマホを操作する。深雪へのメールはどっちから？少し分かりづらいので深雪のリアクション、又はスマホ画面などで分からせるといいですね。伏線としては面白い使い方です。
・セリフにテンポがありリズムがあります。この描き方忘れないでください。上手い！

相原を魅力ある男として描くことには描けたのですが、より深みを出すためにも実は相原も深雪のことが好きだということにすれば葛藤が生まれますよね。なんてことをしれっとアドバイスするんですよね松本先生は。たしかしそれそれ！と思うようなことなのですが、そういうことって書いている本人が気がつけてなかったりすることなので、本当に嬉しいです。

スマホを触っているシーンの書き方がこのときは分からなかったんです。操作する。操作。とかでよいのでした。シンプルに分かりやすく。

この双眼鏡覗き込んでるシーンで、二人がどんなキャラクターなのかを分かるようにしています。

読んでみて

本科の頃からお読みの方はお気づきかもしれませんが、こちらの課題は本科で書いたよろこびと題材が全く一緒です。僕ってばこの山本君と相原くんと深雪ちゃん大好きなんです。あと作中ではアフレコでしか喋っていませんが瀬川達也くんも好きです（金髪だから）

研修科ではいくつか（結構あるかも）本科で書いたものをちょつぴり直して研修科にて再チャレンジしたりしています。

よろこびと違うのは

・主人公が相原
・相原は母親ビビリというキャラ
・山本はデブナード

こんなとこかな。魅力を引き立たせるコツとしては、その人物の弱みを描けると良いようです。そうすることで二面性ってやつを描き出すことが可能になります。

今回のこれ、悪くはないのですが「母親が怖い」だけだとなんとなく弱いような気がしませんか？シンプルに実は童貞とかでも良いような気がするが、松本先生にとっても褒められているので別のいいや。と思ったけどもやっぱり引っかかる。友達思いと母親ビビリっていうのが近くないからなのだと思います。友達思いだけど嘘つきとかのほうがリアリティあるよね。ターゲットは〜20代なので、母親ビビリよりはその方が親近感も湧くのではないかと思いました。

やっぱりこの課題好きですね。本科で書いたものよりより続きが気になる終わらせ方をしているところに私の成長が感じられます。いよいよ撮影したい欲が強まったので現在演技をしてくれる方に声がけをしております。嬉しい報告が出来るように頑張りたいと思います。

ではまた次回。