シナリオセンター 本科課題「親子」:私は父が
よ🐧
脚本、書いてますか?シナリオセンター、真面目に通っていますか?風邪、引いてませんか?
今日の読み直す課題は「親子」です。僕は複雑な家庭環境で育ってしまったがゆえにこんな「親子」とか書けるわけがねーだろ、やめやめ!ストップストップ!と思ったんだろうなーと、勘違いされがちです。そういったことは全く関係なくこの課題は楽しく書けて、なおかつ狙い通りの反応などももらえた記憶が強いですね。
こんな風に表紙にクラスの意見などを書き散らかしています。
・N(ナレーションの使い方)◎
・今までにない感じ
・そこに行き着いちゃうのかという残念な気持ち
・母のNも欲しかった。
・まだ「子ども」ギリギリのところ
どんな脚本になってるんでしょうね。読み直してみましょう。
読む
6ページ1行目のト書き「楓の前には」は「しおりの前には」でーす。typo。
講師の添削
・12才のしおりが感じる父の欠点の分析。思春期の娘らしい抵抗と思っていたら本当は大好きな父への展開はおもしろい!
・(p17~)のガラリと変わる親子の素直な気持ちのセリフ(上手、会話)、胸が熱くなります。
・手紙を自宅のポストに入れる
・(p18)強烈なバレンタインにするための策略。なかなか複雑な心理(行動)が12才の面倒くさい心が見えて、うまく描いています。
・母はしおりの策(p18)を知っていますか?
先生に強く「セリフ」のセンスがありすぎると褒められ殺された日です。
セリフというのは磨くことが出来ない力で、生まれ持ったセンスのみでしか戦うことが許されないのだそうです。セリフ力が無いがゆえに脚本を書くのを辞めてしまう方も少なくないみたいです。そんなことをシナセンで聞きました。そういうお話が聞けるのもシナセンの魅力の一つですね。
その話を聞いてここまでセリフ力を褒められた僕は、脚本を辞めるということはこの先ない!ない!なぁい!と月に向かって誓いました🌛
一部の心無い生徒(いい意味でね)からは「小城くん、こんなのも書けちゃうわけ!いやらしい!」と言われたりしました。書けますよ、だっていやらしいからね。
人物の動きに対して、考えていることが違うというのは時計の頃にやってありました(確か)。個人的に好きな手法(?)なのでもっと面白くできないかなと考えていまして、この親子の課題ではそれがうまく表現できたのかなと思ってますねぇ。
とても好評で、先生の大好きマークもたくさんつけられています。
結局そう終わるのかー。という意見は僕も覚悟済みだったんですよね。もっとみんなが期待しているようなハチャメチャな感じに終わらせることも考えていたのですが、あえてそのままハッピーに向かっちゃう。そんなことのほうが現実世界には少ないだろうからこんな風な10枚にしたんですね。そういう結局普通に終わる話でも、セリフが面白いとか、他とちょっと違うだけで読める作品、映像化すべき脚本となるようです。脚本って脚本の状態だけじゃ価値ないんですけどね。悲しいかな。
しおりちゃんですが、どっかの課題にも出てきます。こいつとこいつ絡ませたらどうなるんだろうなーと思って。
ちなみにこの親子の脚本、当時たまたま聞いていたラジオの番組に嘘エピソードとして送ったところ採用されませんでした。この話にはクラスも爆笑していました。
なんとなく落とせたので本日はこんなとこですかね。
脚本を書きたいと思った方などの参考になりましたらこれ幸い!
では、チャオ。
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