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メンタリストDaigoも論証済み!?15分のタスクフォーカスで英語学習を習慣化する方法

こんにちは、今回は英語学習についてのお話です。継続は力なり。という言葉があるように英語の上達に大きな影響をもたらすのは継続する習慣作りです。
学習方法の改善や英語上達のメカニズムを理解することで学習の質をあげることも大事ですが、それを継続することこそ最も大事です。

英語とは意思伝達のツールのひとつです。使い続けること、使い込むことで洗練されていきます。
つまり使い続けることと、学習し続ける習慣を作ること。この2つの柱がしっかりと安定させる事が長い目で見たときに英語力を保つ事に繋がっていきます。

本稿では私自身がオーストラリアで実績していた英語学習を習慣化するひとつの方法論を紹介してきます。
またこの方法論はあのメンタリズムで有名なDaigoさんが2018年に出版している著書の中でも触れられており、論理的に続く根拠が立証されています。



1. 必ず30分以上のまとまった時間を確保する


30分というのは正直言うと少し短いのですが、どれだけ忙しくても最低これだけの時間は確保しましょう。

特にオーストラリアに来て間もなく、英語に慣れていない方などは友達付き合いに時間を割くことよりも毎日勉強する時間を3時間以上は確保しようという気持ちで行動する事をお勧めします。

理由としては頭の中で考えている理想の計画と言うのは大抵は破綻するからです。
例えば勉強を意欲的に頑張ろうと意気込んんでいても語学学校が終わった後、毎日直帰できるとは限りません。不意に起こる様々なハプニングは日常につきものです。友達が増えるとその付き合いもありますし、交通機関も日本のように正確に時間を守ってはくれません。

またオーストラリアに来て間もない頃は全ての所作が予想しているより時間がかかります。
毎日の準備、移動、買い物など、日常的なことも日本にいる頃より時間を要します。
確保しようとしてた時間が3時間だとしたら、実際に使える時間は2時間以下になることを想定のうちに入れておきましょう。

ここで大事なのは予想より時間を確保できなかった自分を責めないことです。自己嫌悪に陥ると学習へのモチベーション低下に繋がりかねません。

ひとまずこのように時間配分を考えて行動して入れば、1日あたり1時間半くらいは自室や図書館で勉強する時間を確保できると思います。

最低30分から1時間半くらいは英語学習の為に時間を作りましょう



2. 最初は週4日くらいの学習から始めること

ブログ更新、YouTube更新など。これらが毎日更新が推奨されるのは見ている人達がいるからです。
再生視聴数、閲覧数、登録者や読者を増やすことこそが成果と呼べるものなので、毎日続ける事に大きな意味があるのですが、
あなたの英語学習を毎日見ているのはあなただけです。

なのでそこまでストイックになる必要はないのです。
毎日ひとつのことを続けると言うのは相当の忍耐力が必要です。

始める前の意気込みがどれだけあっても、時間と共にその気持ちは静まって来ます。
なので最初は週に3日、4日くらい30分以上集中して学習に取り組む時間を作ることから初めてください。

1ヶ月続いたら徐々に学習しない日を減らしていきましょう。



3. タスクフォーカスで課題を分割する

ここからは学習の際の具体的な方法論を説明していきます。

まず結論から言うと、習慣化の確立に最も大切なのは継続と共に付いてくる確かな成果です。

この成果を実感できないとモチベーションも上がらないので、確保した時間の中でどれだけ有意義な学習ができるか。これがすごく大切なわけです。

まず、限られた時間で集中力を引き出すには単一作業が最も有効です。
逆に複数の事を同時に行う学習というのは最も集中力が切れやすいです。

しかしながら、大抵の人は英語の勉強をする際
、無意識に複数の学習を同時に行っています。

例えば英語の長文読解をしている最中にわからない単語が出て来たとします。
その単語をひとつひとつ辞書で調べて暗記を試みようとしてしまうと、文章読解と単語学習を同時並行で行ってる事になります。

辞書をみて、また文章に戻ってを繰り返すとその度に集中力が途切れています。
実際このような学習法は脳みそが疲れます。
なので勉強をガッツリやった。という満足感は得られるのですが、具体的に何を身につけたのかわからなくなることが多いのです。

単語の暗記なら単語の暗記のみ。文章読解なら文法の理解や文構造の理解に徹したほうが効率は上がります。

なので英語を勉強する際は必ず目的を分割化してください。

例えば文章読解でできることは 「単語学習」、「文法学習」、「文の構造と構成の理解」、「音読」、「発音チェック」、「シャドウイング」など、

ざっとあげてもこのくらいのことができるわけです。

それぞれ個別にタスクフォーカスをして、ひとつずつ順番に潰していく方が集中力が持続しやすい為、理解も深まります。



4. 人間が無理なく集中し続けられる時間は15分程度

タスクフォーカスしてやるべきことが見えたなら次はそこにどれくらい時間をかけるかです。

人間が無理なくひとつのことに集中し続けられる時間というのは約15分と言われています。

ですのでこの15分。という間隔で区切りをつけます。

1日に1時間、学習する時間を作るとしたら15分のセットが4つ作れます。なので4つの事をタスクフォーカスして行うという事です。
その時間はストップウォッチで正確に計り、15分おきに3分程度の休憩を挟んでください。

例えば音声付きの英文の読解をする場合は

知らない単語の学習(15分
休憩(3分
使われいる文法や慣用句の学習(15分
休憩(3分
文構造と文構成の理解(15分
休憩(3分
音声を聞きながら音読(15分

このように1時間使って学習してみてください。

漠然と1時間かけて読解しようとするより、効果は得られます。

この15分フォーカスの良い点はもう一つあります。

15分で分割するので1日にまとめて時間が取れない場合や、時間が予定通り確保できなかった場合にも柔軟にアレンジできる点です。

例えば、1時間半の一日の学習時間を
朝に30分とって15分学習2セット
夜に1時間とって15分学習4セット

とできたりもするわけです。

とりあえず2時間英語がんばる!と意気込んで机に向かうよりも、とりあえず15分だけ単一作業をやってみよう。

こちらの方が学習へ向かう気持ちはずいぶん軽くなると思います。



おわりに

いかがだったでしょうか?

実際に私が英語学習に取り入れてた勉強方法です。この方法論の利点は気持ちに負荷をあまりかけずに継続的な習慣を作ることだと思っています。

今回紹介した方法は英語の学習以外にも取り入れることができるので本当にお勧めです。
冒頭でも述べましたが、メンタリストDaigoさん本人も実際に取り入れている理論のようで15分のシングルタスクフォーカスと彼は提唱しています。

どんな複雑な勉強も大きな目的も、タスクを細分化して単一作業に落とし込む。それを15分の中でこなしていく。

ひとつひとつは小さな成果にしか繋がりませんが、この15分を積み重ねが大きな結果を生み出します。

現在私は本ブログを毎日更新しているのですが、このブログ更新にも今回の15分フォーカスを取り入れることで継続が出来ています。

もしみなさんがなかなか英語の勉強が毎日続けられないのであれば、今回の方法論は大変有効だと思いますので、ぜひ今日からでも試してみてください。

では また別の記事で

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